2026年8月21日金曜日

81日目:やらないべきリスト

皆さんはこの暑い夏をどうお過ごしでしょうか?

人狼ゲームではログ読みを過熱し眠れない夜をお過ごしかと思いますが

目の下にクマを作ってるみなさんに1週間戦い抜く方法『脳の防衛方法』について

今回はやらないべきリストについて考えてみたいと思います。


1.なぜやるべきではなくやらないべきリストなのか

 副題「考えすぎることは『資源の消費』である」

やるべきリストは狼を見つけたり色んなことに挑戦したいと思います。

一方で思考過多社会では、眠る前にSNSをやると毒とか、今までの時代にない情報量が飛び交う時代に突入してます。

人狼ゲームでも体調を崩す人の中には、「考えすぎ」であったり「夜に寝不足になる」など

「人間は考える葦である」という言葉もありますが

考えることが必ずしも正しくはない。一見考えない事は「逃げ」であったり推理を間違える「要因」にも感じると思いますが。

多くの場合は自分を守る事が、一週間毎日数万文字と向き合う中で自分を保つことに繋がります。折れてしまっては意味がないということです。

 

2.他人の評価軸は完全にコントロールできない。

 副題「『どう思われた』ではなく『どう動いたか』である」

この記事は散々、第一印象など相手の評価を良くする方法を取り上げた来たが、それでも多くの人はその日の気分や、過去のトラウマ、先入観などによって左右される。

もし仮に完全にコントロールが可能ならば、狼陣営の勝利を苦労することはないだろう。

好かれる方法であっても20%から50%みたいに「自分軸での改善はできる」 だが他者の思考はどうしようもない事もある。

自分の発言はコントロールできても、相手の思考まで完全にコントロールできないのだ。 

本当に白評価なのか?疑われてないのか?透明性の錯覚もある ※(自分の内部視点を他人の視点に過剰に投影してしまう)

それを考えたところで仕方ないので、自分が行動が良かったかどうか?自分軸で考えるようにしよう。人の評価ばかり気にし過ぎると良くなくて、自分の行動を改善していけば自ずと結果はついてくるという考え方です。

 

3.自責と他責と無責という考え方

 副題「責任感が強い人ほど『無責』運やゲーム構造のせいなので自分と他人を許せ」

自責と他責は良く耳に聞くと思いますが無責という考え方を私はよく使います。

自責は自分で本来出来た事が出来なかった時の反省のために使います。

他責は何がなんでも人にせいにしてたら村の関係を含めて良くない事も多いですが、他責は自分の精神を守る時に使います。 いくらなんでも暴言は相手が悪いくらいのスタンスの方がバランスが良いです。

無責は自分も相手も許すために使います。 1週間の長期戦で全ての失敗や意に沿わない展開に「誰が悪いか」を探し続けると脳のメモリはあっという間に底をつきます。

確率や運の振れ幅、村との相性など自分や誰かの能力不足ではないことがよく発生します。喉が足りなかったり、時間の都合があわなかったり、他の人の発言に気を取られてたり人狼ゲームの構造上仕方がないことばかりです。

運が今回は良くなかった。続けてれば良い結果は必ず起こる。割り切る事も時には重要で全てに責任を感じる必要はありません。程よく無責任で良いのです。特に責任感が強い人は特にね。無責任である事は必ずしも悪ではなく、戦略的なセルフケアでもある。

4. 過去は変えられない。

 副題「後悔は未来への学びである。時には手放して新しい目標へ」

起こってしまった事は変えられません。もし後悔を感じてるならそれは良い兆候です。

怒りや不安や嫉妬などネガティブな感情は沢山ありますが、後悔した感情は「過去の経験を理解する」「未来のために行動を変える」「同じ失敗をしない」「自己洞察」「他人との関係を良好に保つ」など非常に役に立つ感情です。

この感情を前向きに捉えることができれば、「挑戦意欲」や「慎重さ」さが高まると言われてます。

後悔は学びに変わるのです。ただあまりにも精神が参ってる場合は良い思い出を思い出して自分の力として取り入れる方向に進むと良いでしょう。

取返しがつかないのであれば、「手放す」のも手段の1つです。その場合は「新しい目標」に切り替えると良いでしょう。  

このゲームは色んな貢献の仕方があります。1つの事に拘らなくても自分に合った方法を模索しましょう。

どんなに失敗してもゲームの敗北以上の事は起こらないんですから。

5. 薩摩の教え・男の順序

 副題「失敗するゲーム。負けれる事もできない人がいる」 

男の順序は古い表現かも知れませんが、推理や投票など

このゲームは失敗はつきものです。

しかし薩摩の教えは失敗した人は成功した人の次に偉いとされてます。

 一、何かに挑戦し、成功した者

 二、何かに挑戦し、失敗した者

 三、自ら挑戦はしなかったが、挑戦した者の手助けをした者

 四、何らの挑戦もしなかった者

 五、何もしなかったが、他人の批判・邪魔をした者

 初心者が何に挑戦すれば良かったのかわからなかったのはしょうがないとしても、推理を間違えた、手順を間違えた人のせいで負けたと仰られる方々も居ますが、多くのケースでは何も影響力もない人が、吊られる事が敗因であること多く、エピローグで反省は自由にすれば良いと思いますが、誰にも発言が届かないのは問題だが、自分のせいで村を滅ぼせたのなら、勝ちに近い場所に居ると思います。

世の中には敗北すらできない人たちがいるのです。それを傍観者という 

6.防衛的悲観。心配事は実際には起こらない。

 副題「ボーコヴェックの研究によれば、心配事の97%は起こらない」
 
心配する事が予防になることは科学的に根拠がありません。それでも心配をするのは「迷信的強化」があるからです。心配した事で不安な未来を防いだと過学習が積み重なってます。
 
明日の議論で吊られたらどうしよう。自分のせいで負けたらどうしようと思うかも知れません。実際そんな事はなかったり、そもそも自分のせいで負けれる程、あなたの村の影響力は高くない事が殆どです。 
 
そんな心配は放っておくほうが、現実への対処力も高いです。
心配は実際には心を疲弊させ、ストレスを抱え、柔軟な思考力を奪うだけです。
 
ポーカーや麻雀の経験ですが、私はこんなにもツイてない。今日は人生で最悪の不運だ、こんなの勝てる訳がない。何をするにしても愚痴ばっかり、「どうせ負けだ負け」と言いながらプレイをする。しかし運というのは直前までの不運は未来の運を左右する訳ではありません。ここから奇跡の連続で大逆転。
散々愚痴を聞かされてプレイしてきた人からしたらたまったもんじゃありません。卓でも経験はないでしょうか?
悲観しても先の事が確定する訳ではないのです。 
 
負けた時のショックを和らげたくても、これでは多くの同卓者に迷惑をかけるだけです。悲観しても未来のダイス目は変わらないのだから今を集中すべきなのです。
 

7.選択肢過剰不安(仮説思考) 

 副題「あらゆる可能性を考慮するのが優秀なプレイヤーという考えは捨てて下さい」

 選択のパラドックスでは選択肢が多い場面では決断力が下がり、かえって選べなくなりどれを選べば良いのか後悔が増す、行動できなくなるバイアスがかかります。

 特に序盤は考察する村人の数も多くなり、疑う選択肢も過剰になります。(実は別名義で「頭の中の地図」を寄稿しました:頭の地図を描く)

この状態を「認知的負荷が高い」 と表現し、最終的に疲弊して判断の質が下がります。

何故後悔するのかと言うと、選択は正しかったと思いたく、これは「認知的不協和」という現象が発生します。心の中で「矛盾」や「不一致」があると不快に感じやすく、選んだ瞬間から自分の決断を守ろうと「心の調整」をはじめます。 

序盤で最善の選択は目指しません。自分の納得するベターな選択を目指します。(過去の記事の30点の考察の出来で良いなど)

「パターン数の少ない占い師を中心に考察する」「情報量の多い村人を中心に考察する」

全員を網羅しようとせず、狼の手掛かりがある人の検証を最優先します。(過去の記事の初日に狼を見つける方法など) 

情報量の少ないプレイヤーは後日に回す。最終日までに間に合えば良いですし、選択肢が減ってから本気出した方が正しい結論を導きやすくなります。 

8.危険なサイン。反芻思考

  副題「なぜ?の無限ループに入ったら、危険信号。脳のメモリを解放する」

うつ病患者に頻繁に見られる傾向ですが、頭の中で堂々巡りし認知資源を多く消費し、他の認知作業を大きく妨げると推測される。

脳が壊れてる訳ではなく、反芻思考がその能力を奪っているのです。

過去の失敗の村の記憶であったり、自分は何故こうなのか?今度もやっぱりダメなのかと思考がハマりはじめたら危険信号です。その時はログから離れての気晴らし軽い散歩から別の作業など負のループから抜け出すと思考の柔軟さが戻ってきます。

過去の失敗より今のログの要素に向き合う。次の日の一手を考える。寝れない時は一旦起きて温かい飲み物を飲むなど自分を静めるルールを持つと良いでしょう。

 

9.画面を閉じてぐっすり寝れるように

 副題「ログに張り付く癖はやめよう」

村の序盤は特に考える事が多すぎて、疲弊しきる人が多いようにこのブログでも度々改善へのアプローチについて語ってきました。

要素は拾うだけではなく取捨選択。思考の簡略化。 など

今回は取得難度の高い仮説思考の地図の書き方など、等ブログでは考え方の効率化と省エネ化について何度も触れてきました。

今回もリストとしては「他人評」「無責任」「過去」「失敗を恐れない」「心配」「選択肢を増やさない(網羅しない)」「負のループはNG」などのリストを作成することで

ログに過剰に張り付き、寝れないことを理由にログに戻り、やらなくても良い事を繰り返す癖があるのなら改善すべきでしょう。

途中で疑われたり、意見が合わなかったりと過酷な1週間を過ごすからこそ、せめて自分は明日以降の村でクリアな頭で最高の一手を指す姿勢を模索するのです。

 

執筆日:2026/08/21

参考文献:考えてはいけないことリスト 堀田慎吾著 フォレスト出版 25/12/18発行

2026年6月25日木曜日

80日目:難読なプレイヤーでも良い

 お久しぶりです。別の世界の活躍のため人狼の世界で活躍することはないのですが、ネタはいくらでも残ってるのでたまにはブログを書こうと思います(最近はノートもちょくちょく出してますが)

 

 今日はひねくれ者の視点で書きたいと思います。

 

■1.読みやすい考察は重要か

重要です。(終わり)

自分の考えを上手に伝えることは影響力を及ぼし、説得力を高めます。しかし読みやすい文章の書き方や、考察の書き方について触れるプレイヤーは人狼の世界にはいくらでもいるでしょう。なので彼らに任せます(まぁ私も軽く触れた事があるような気がするがね)

私のブログは初心者を置いてきぼりに、超上級者向けであり、かつ筆者がひねくれ者なので

逆張りをしても良いじゃないかという事で、改行もせず1度の発言でぴっちり文章を書き、何を目的として発言してるのか明確にせず、文章がちょっとまとまりきらない、一言で言ってしまえば、難読なプレイヤーについて語っていこうと思う。

※読みやすく文章を書きましょうと言ってる人を批判したい訳ではないのです。 

 

■2.難読なプレイヤーの末路

では、同村者の文章が読みにくいなと思ったことは過去には何度かあるでしょう。

もっと読みやすくお願いしたこともあるでしょう。

どうなったか振り返ってみましょう。

 

 

振り返りましたか?

意外と即吊りどころが、狼で吊り逃した経験はありませんか?

難読だからと言って即吊られる訳ではないのです。 

1つはそもそも難読で理解の及ばないプレイヤーを無理やり判断しているからでしょう。 

どちらかと言うと占い処理にかける傾向の方が強いと思います。

人狼ゲームは奥の深いゲームです。仮に占われる傾向になるのであれば、必ずしも難読な事がデメリットでない事がわかると思います。私と似てひねくれ者にとっては、難読なプレイヤーは潜伏C狂をやらせて見たら初手に占われるのでは?なんて思ったかも知れません。 

 

■3.傾向を考察してみる。

たとえ話になりますが、新入社員がいてあなたが上司の関係になります。

やる気はあるが結果の伴わない新入社員が居たとします。結果が伴わないからと言って即見切りをつけるでしょうか?今後に期待するのではないでしょうか?

少なくてもぴっちり書いた文章を無碍にするプレイヤーの方が少数派に感じます。この点で発言力は伴わないですが、印象的にはポジティブな要素があると言えるでしょう。

 

■4.そもそも両極端な結論を避ける傾向がある。

松竹梅の商品があれば竹を選びたくなるように、極端回避性(エクストリーム・アヴァージョン)という心理傾向があります。

難解という事は、 この人は村人だ!ともこの人は狼だ!という選択を選びにくくなります。即見切るのも、だからと言って村人だと言い切るのも難しい。

様子見や占いで判断する。などをの 妥協案や中庸な判断を選ぶ傾向になります。

極端な選択を避け、様子見しながら日数を積み重ね、相手を難読を無理やり理解しようと対話を続ける内にポジティブな印象から白を取ってしまう訳です。 

 難読を様子見した結果、思ったより処理を遅れるエアポケ現象が起こったことはないでしょうか?

 

■5.村人での対策方法

過去を見つめなおした結果、判断を妥協し甘くなる傾向を感じたなら対策方法としては、ミスを受け入れることが大事です。

縄余裕がないのであれば無理やり判断する他ないのですが、難読と感じてる以上、正しい判断を行うのは難しいでしょう。判断しやすい人を残し能力処理にかける方が無難な選択と言えるでしょう。

無理やり理解しようとして好意が出たりして狼を村と判断したら致命的になります。

縄余裕ある内に、村を狼と判断して吊ってしまうのは、 狼を村と判断するよりかはマシなのです。

実践的に考えるなら難読は警戒度を1つあげろ!です。 自分の判断を誤るリスクの1つと捉えてください。(まぁだから結局わかりやすい文章書けって話なんだけど)

 

■6.無能と判断することについて

 多くのプレイヤーは上手い人のプレイを参考にしようとしますが、本当の鉄強(最強みたいな意味)プレイヤーは全ての人から学習しようとします。

人狼ゲームは心理戦です。そもそも狼の利益の多くは村人の間違いから発生します。

ならば、一般的に弱いと思われてるプレイヤーからこそ、狼で勝つ秘訣が隠されてたり、どうやって利益を最大化するのか考えるべきなのに

「あいつは弱い」とか「無能」とかで片付けてたらやばいですよね。

どうしてそのミスは何故発生し、その心理状況はどうして?と考察し、解像度をあげようとしない限り、利益は伸びない。 

 もし自称強いと思い込んでるプレイヤーが伸び悩んでるなら、対戦相手に対するリスペクトが足りてない事が原因である事が多いでしょう。自分の良いと思ったプレイをしただけで完結してますが、これは相手のいるゲームでは致命傷です。

 

少なくても難読が、狼にとって武器になる事もありますし、村人が捕まえ損ねるケースも何度も発生してます。それをこいつは読みにくいな...弱いな...で片付けてはいけません。

難読というだけでもこれだけ学ぶ余地があるのだから。良い文章を書くと良い事が起こるという人は沢山いると思いますが、こうやってひねくれ者の見方で見ると、また別の味が楽しめるのですから

 

■7.まとめ

CO(カウングアウト)すると■6のためだけに書いた。

何が正しい。何が最善かという記事は私以外にも沢山書ける人はいるでしょうが、どういったエネルギーが村に作用するのか。間違いについて考察してくれる人はあんまり居ないのかなと思いました。

私達は相手が居て成り立つゲームなのです。相手に勝つとは相手の事を知らなければならない。それを弱いの一言で片付ける事は相手からの利益を取り逃す行為なのです。 

 別のNoteの狼の評価の記事にも書いたけども、これが狼による「搾取」の項目です。

人間がやるゲームなので感情的になる時も時にはあるでしょう。実際に貴方の方が強い部分があるのも事実と言えるでしょう。だからと言って利益を取り逃して良い理由にはならないのです。

例え思う事があってもリスペクトを忘れずに

私も良く他人を見下してると言われがちですが、それでもこうすればもっと才能を活かせるのにな...くらいの愛を持ってあげるべきです。

難読1つ取ってもこれだけ掘れるのですから、反面教師だとしても初心者から学べる事はいくらでもあるのです。

 

要約画像

 

2026年2月25日水曜日

79日目:初日に狼を見つける方法

 ■1.はじめに

 これまで推理について多くを語っては来ませんでした。それは、人狼というゲームの解像度をあがりこのゲームを壊すのではないか?と思ってるからです。特に長期人狼では狼役のハードルが高く、村人が勝ちやすいゲームです。(およそ村が55%~60%勝つゲームだと思われる)

それを村人勝率80%以上の世界に押し上げかねないからです。強くなりたい人以外が読む事をあまりオススメしません。

しかし、散々「初日の推理が大事だ 」「判定の価値を最大限に活かす」「狼の最大の武器が襲撃なのでそれを潰す」「白判定はフィードバックが貰えない」と言うだけ言って狼の探し方のヒントすら出さないのは、それは不義理だという事です。クリスマスは過ぎてしまいましたが、プレゼントという事で、もしこの世界の見え方が変わったのならば、幸いです。(といってて正月も過ぎて2月も終わろうとしている。多忙でごめんなさいね)

まぁそんな多くの人に読まれないでしょう(慢心) 

■2.推理の原理

 狼を見つける為には、原理。基本的な法則を定義する必要がある。特に探し方すらわからない人にはこの2つの基礎から教えてあげると良いだろう。一気に取り組みやすくなる筈だ。

其の壱「狼は誰が村人かわかっている(視点の違い)」

例外として赤ログを切ってたりするケースもあるが連携が取れず、デメリット もあり採用自体がレアケースなので、このゲームに必勝法が存在しない以上、一旦レアケースの存在は無視をして話を進めさせて頂く。

 其の弐「狼は生存が勝利条件である(勝利条件の違い)」

最終的には自分が生き残る必要がある。例え狼の不利になる提案をしようと、全ては自分の疑いを晴らすためであったり村人と狼は勝利条件が違うのである。

視点の違い、勝利条件の違いはどの村でも発生する人狼ゲームのルールであり、殆どの有用な推理はこの2つの法則を守っているのだ。 

そして人狼ゲームは最初は誰が何の役職なのか知らない状態でスタートする村人と、村が誰が知っている狼との視点の差が最もあるのが初日である。つまり狼を見つけるのが最も簡単なのが初日であり、質の高い初日の情報を処理することが、村人の勝率を一気にあげる切り札なのである。初日は視点を主に追い、中盤以降は勝利条件を追う。これが基本戦略になる。

 

■3.推理の誤解

狼の推理は当たらない。村の推理ばっかり当たる。という声をよく聞きます

これは正解率の認識がズレてることから発生します。(人は確率の問題では認知が歪みやすくなります)

G16の編成だと1人がダミーで4人前後が役職COするので11灰2人外です。単純に2/11ですから18%から20%(自分が灰目線なら10灰なので)ランダムに考えれば推理力がほぼゼロの人は20%前後に収束します。

「最終日になると情報が増える。」という言説をよく耳にすると思います。灰4の最終日の場合は灰目線1/3で正解します。正しく情報処理が行えていれば、日数が経つにつれて情報が有利に働く事は否定しませんが、そもそも当たりやすいくじ引きになっているので、錯覚しているのも否めません。また元々の村人の勝率が55%から60%と考えているため、1/3より多く引くだけでなく60%を超えて居なければ有利な盤面と言えません。

果たして情報が増える事が有利と言えるのでしょうか?

実際には狼陣営は邪魔な人を1人襲撃できるという強力な武器があります。情報量より襲撃の方が強いため、 日が経つにつれて狼有利への盤面を築く事になります。

ではどうやって村有利の盤面を目指すか?

それは初日の推理が20%前後から30%と少しでも精度をあげることです。3割当たれば優秀。村を有利にしていると考えれば、外れてばかりだと思ってた推理にも取り組みやすくなります。また白考察はあまり勧めません。狼を白くした時にリカバリーが難しいですし、何せフィードバック(判定を見て思考を進める)が行えません。

3日目の朝には灰狼を1匹捕捉できてれば、情報が共有しやすくなりLWへの手掛かりとなります。

真占い師が黒を引いてしまうと、襲撃を受けやすくなる。この説は理解はしますし、実際に占い師が襲撃される事は困りますが、では白を引けたとて襲撃されない保証はありません。

そもそも現実的に初日から黒を引く心配をするくらいのレベルの精度を持っているなら、占い師が抜かれたところでそのプレイヤーがラストウルフを吊り上げれば良いだけです。灰より占い師を優先して噛むだなんて!?と思っておけば良いくらいです。

 

■4.狼要素の定理

もし頭の上に狼の確率が表示されるとします。

村人Aさん(30)を黒いのかどうか?30%という事は村の確率は70%です。

ここまで熱心に私のブログを読んでくれた読者なら察することができるでしょう。これは真っ黒です。 今すぐ処理をすべきでしょう。

人狼ゲームの構造を理解するためには、元の黒を引ける確率が20%前後と理解する必要があります。推理のミスやバイアスによる誤解を減らし、ランダム村では20%前後の処理率より明らかに白の現象が多いものを村要素。黒の現象が多いものを黒要素。と考えます。

村人Bさん(20)さんの場合、多くの人は村の確率80%なので白いと考えるでしょうが、実際にはランダム村に近い確率なのでこれはほぼ無要素です。

なので、とりあえずそれっぽい事を言って信用を得てみたり、 反応を見たい場合は村人と推理してみましょう。適当に言っても当たる確率の方が高いです。

あくまで筆者のスタイルですが、確率の高い事象を探し確率のゲームとして人狼ゲームに向き合ってます。確率の高い心理を読み、期待値を積み上げ、許容された縄の数以内に狼を仕留めるゲームです。

必勝法などはなく、地道に20%より高いものを探し続けてランダム村より高い勝率を相手の発言を拾う事によって得るゲームです。 

■5.発言量について

優秀な狼は乗り越えてる人が多いので精度の高いの推理ではありませんが、この推理から語り始めないと行けません。発言ポイントが多い多喉村の方が村人が勝つ傾向があり、発言量の多さの何かが勝利に貢献している事は明白です。

狼にとって発言しなくて良い環境は過ごし易いですし、視点漏れをやらかす心配もありませんし、黙っていられるならそれに越した事はありません。

このゲームはランダム村から発言の中から利益を探し勝率をあげるゲームです。 時々発言しなくても勝てると豪語する人も稀に居ますが、それは周りが優秀なだけです。確かに1人くらいは窓際社員が居ても大きな会社は回ります。

先ほど20%より高いものを探し続けて利益を獲得するゲームと話したように、発言量が多ければそのチャンスを得られる可能性は僅かずつ上昇します。特に初日は視点の差が最もある質の高い推理を行える日ですから、初日をほぼ発言できなかった人は問答無用で処理しても構いません。難しい判断を迫られる訳ですから、より判断しやすい場所を判断すべきです。

そのせいで縄が足りない場合は仕方ないですが、ランダム村だと思ってギャンブルをしてください。体調不良で初日欠席したので吊るのは可哀想ではありますが、村側が甘く対応して良い結果になる事は基本的にありません。

そもそも疑われる存在である以上、体調不良であったりどうやって喋るのか困ったりなど、上級者はここで捕まる事は稀ですが、寡黙になることはどうやっても20%前後よりやや高くなるのです。素直に黒いので吊る。 

精度は低いですが、推理の基本と考えて下さい。

何故基本かと言うと、寡黙を許すと他の要素も拾えなくなり、ほぼ票と襲撃しか判断要素がなくなるからです。色んな勝てる手段を増やすために、ここの妥協はできません。 

 

■6.思考変遷

初日の推理の一般的な方法として筆者の「一般攻撃魔法(ゾルトラーク)」 と知られる考察方法です。まずは考察モデルを、多くの人が無意識に出してる思考の差です。

タイプA「村人Aさんは、朝から積極的に話しかけてるね。働き者だし様子を見てれば良いんじゃないかな?」

タイプB「村人Aさんは、朝から積極的に話しかけてるね。狼で信用を得ようとしてるのかもだけど、後々失速しそうだし、村なら役に立ちそうだし様子を見てれば良いんじゃないかな?」

考察者のモデルは同じ人で、本人は村と狼で同じ動きをしているつもりです。しかし片方が狼時の朝一の考察でもう片方が村時の朝一の考察です。もしよかったらここで読みとめて少し検討してみて下さい。

 

 

このモデルの答えはタイプAが狼でタイプBが村人です。

タイプAで村人Aの正体を知っているため、村人である事に疑いはありません。村人Aを村人である事を考察で書いて、自分の信用をあげるために考察を書きます。

タイプBでは村人Aの正体を知らないため、 村人である場合と思考の過程が複雑化しています。

正体を知っている者の考察と、正体を知らない者の考察には差が起こりやすいという事です。

誰が中身の正体を知っていそうで、誰が中身を知ってなさそうな考察を書いているか?最初の判断基準はこれで問題ないです。

 

もっと深く精度をあげたい人は、二重過程理論について調べてみると良いでしょう。 筆者あるいは筆者のマニアがよく使う単語です。

浅慮と熟慮と二つの思考があり、狼側の考察は正体を知っているが故に浅慮である傾向が特に多いのです。逆に村人は推理を楽しんでいる人ほど、その者の正体について熟考を重ねる傾向にあり、浅慮と熟慮の多さで村と狼を判定する考察方法は非常に強力です。

過去には思考変遷といった方法で村と狼を探している人も居ましたが、それに考察方法が近くなります。狼は狼を探し続ける事は難しいのです。(これについては過去にも記事に掲載しました)

この思考方法は、狼側が対策するのは困難な点である点も有用性が高いのです。対策方法は村人視点を完全に作り上げ、自信満々に浅慮で村人Aを白視して自分の能力を示せば一般攻撃魔法を知らない人からは簡単に信用を得られるのを無視して、村人と同じように沢山の過程を踏み村人Aが村人であるという考察を練り上げないと行けません。

熟慮をする仕様上とても疲れる作業ですし、考察を練り上げるので突然に起こるイベント毎などに毎回出遅れるのです。最もこれを防御できるようになるという事は、村人のような生々しい考察を書けるようになるという、狼の最終形態とも言えます。

とはいえ、3狼全員が狼の最終形態に辿り着く事はほぼあり得ない(恐らく現代の全人狼プレイヤー探しても3狼も作れない)ので、仲間の狼から捉えて行くと良いでしょう。

 

■7.均衡乖離

推理力ほぼゼロの人は正解率20%に収束すると言いましたね?

実はこれは村人だけの特権なのです。

ほぼ全ての狼は正論をだけ述べて殴り続けるか?嘘を吐いて間違いに誘導するか? 

この2択なのです。村人は自然にミスリードするものなのです。何故なら白考察ならともかく狼考察に関しては外れる方が自然だからです。もしくはあっけなく村終わってるか

多くの村人は、ミスリードした人を狼だと誤認し村人が村人を吊り。その村人を吊った村人を吊ってます。 これは正解率20%前後だという認識が抜けているからです。

おかしな事を言うのは、村人が正体を知らないからであり、どちらかと言うと狼は綺麗ごとを並べる傾向にあります。

狼にとって信用は大事ですからミスリードをして信用を失いたくないのです。ですから殆どの狼は正論を述べるだけで嘘を吐く事なく信用だけを得て逃げ切ろうと考えます。

時々、ミスリードしても疑われないベテランの狼が例外的に積極的に村人を吊っていくSW(セカンドウルフ)のような立ち回りをしますが、こちらも自然にミスリードを行っている訳ではないので、今度は間違え過ぎる。どちらにせよ極端に偏ります。 

筆者が観測する限り、この視点に辿り着いてるPLは観測していないので(今後はこのブログを読んでる熱心なマニアは知りません)※狼ならこんな事しないよね。という考察自体は出てきます。狼でわざわざ考察の正誤のバランスを取るPLなんて居ないって意味。

着目すべきは、推理を間違えた時です。 狼なら信用を失いかねない推理をして外した時。

狼行動からの乖離により村判定と推理を行う事ができるのです。 

これは初日に狼を見つける方法とは少し脱線してますが、中盤終盤にも幅広く使える判定方法です。

推理を行う事はミスリードを続ければ、村の敗北に近付く事は間違いないのですが、それと同時に推理者の思考が狼行動から乖離し、推理者が村人と考察できる要素を落としてくれるのです。 

私はこれが発言ポイントが多いと村人が勝ちやすい正体だと仮説を建ててます。例え稚拙で推理自体は外れても、それで村を拾ってくれる人がいるため村人は正体隠蔽ゲームではないため勝利に結果として近付いているということです。

特に初心者の人狼はじめたての考察なんてのは筆者の大好物で、簡単に狼の発想を飛び越えて来るのです。それをミスリードしたから処刑ではなく、村人と拾える人が、要素拾いの上手い人と言えるでしょう。

発言量が増えれば、このようなメリットがある事を理解していれば、発言しやすい村環境がどれだけ村に利益をもたらすかは言うまでもないでしょう。 

 

■8.心理的安全

勝利条件の違いが初日にどういう影響を与えるのかにも触れておきましょう。

多くの狼は疑われる事を嫌がります。となれば、早い段階で安全地帯へと目指す傾向があります。 

村人の場合「誰かの正体を早く知りたい」

狼の場合「早く自分が疑われないようになりたい」

この様に分岐する傾向にあります。

とにかく狼の場合は初日からセールスポイントを売り込んで村人に必要な存在だと認められようとします。 

逆に村人はどうにかして手掛かりを掴まないと、占い希望を出せないですし、最終的に自分が吊られる事を理解しています。

どうやって白黒を見分けられるかに心理が傾く訳です。※最初から諦めてて、判定や襲撃が増えてから考えようという人も居ます。

手掛かりを探す仕事より、自分の売り込みが多いプレイヤーは警戒をするべきでしょう。これは思考変遷の章でも紹介した事の混合で来る場合があります。

正体を探る必要のない役職のため、村人である前提で考察を書きあげて、自分の存在が村に有用である事を売り込み、初回の処理から逃れ、自分の精神を落ち着かせる傾向にあるのです。 

 

■9.さいごに

今回は初日に狼を見つける方法について書きました。最初は上手く行かないかも知れませんが、続ける事でいずれブレイクスルーをして最強の推理者に誰でもなれる筈です。

初日に狼を見つけるのが当たり前の世界は狼にとっては地獄絵図ですが、折角人狼ゲームを楽しんでる人の多くは推理に憧れて始めた人も多いでしょう。

そしてこれが、恐らく多くの人にとって望んだ長期人狼の在り方なのかなと思います。カジュアル化する事自体に否定はしませんが、推理を全力で楽しむという観点において現代の人狼ゲームは逆行してしまってるのかなとも思います。

逆に言えば、今から勉強すれば、筆者はともかく最強プレイヤーの1人になる事は簡単でしょう。ここに答えがあるのだからね

 今まで読んでくれた人たちのために、初日から推理をしろと言ってきたので、推理の仕方をここに書き記す。数学と経済学と心理学などをまとめた筆者らしい考察法だと思っています。

最終更新日:2026/02/25 

2025年8月21日木曜日

78日目:思考の簡略化

目次

1.はじめに

2.理論的な手抜きは強い

3.目的

4.ゲームの簡略化

5.白考察をしない理由

6.占い候補が2人以下になったら真決め打ち路線 

7.赤視点と白視点だけを見分ける。 

8.簡略化が許される状況

9.やらなくて良い事の一例

10.もっとやった方が良い事

11.余談まとめ

 

■1.はじめに

みなさんは長期人狼をプレイする時に何を考えてプレイしてますか?

800pt以上の村に疲れてしまってますか?体調と仕事の両立が難しくて村に入るのを躊躇ってますか?

皆の言ってる事が難しく感じてしまう方、そんな長期人狼から離れてしまう人向けに、「とにかく楽をする人狼」を提唱していきたいと思ってます。

 

■2.理論的な手抜きは強い

・自由統一論争 ・霊ロラ ・寡黙吊り

この手の戦術や議論は省くことが可能です。何故ならば「思考リソースを使っても使ってない人とほぼ同等の勝率を得られる」ことができるのです。 

理論派が突き詰めた末に辿り着いた結論に、感覚で雰囲気でプレイしている人が結論だけ真似するだけで、ほぼ同じ勝率を得られます。

自由派統一派→どうでもよい(勝率は微差なため喉を使う理由がない)

霊ロラ→実施(一生懸命に考察を書いても得られる勝率は少ない)

寡黙吊り→実施(利益を受ける事がない以上、考えるだけ無駄)

また理論派でも強い人は、理論武装をした上で、動きの最適化を行う事で、無駄な思考を省き「必要な議論にリソース」を注いでます。 


■3.目的

最適化し、勝率の影響度が低い事象を省くことよって

普段使用していた喉の温存により、他へリソースを注ぐことによって更に多くの情報を拾えるようになります。1000PTの消耗を200PTの消耗に抑える事で、残った800PTで新たな視点を詰め込む事ができます。

考える事が増えれば、ノイズも増え、疲弊により体調を崩し、最終的に判断能力を失った人の最終決定は感情論です。ただ嫌いな人、意見の合わない人を適当に理由を付けただけの感情論ゲームになります。 

見え透いた結論(好感度ゲーム)に辿り着くくらいなら、勘と感覚で雰囲気で推理できる方がまだマシなのです。

 

■4.ゲームの簡略化

①村の勝つ手段とは狼を吊るす事です。 

②占い師の判定が増えると村は勝利に近付く。

この2つを抑えておくと良いでしょう。この2つだけ抑えて帰ってくれれば、感覚派であっても少喉でも戦えるようになります。

一応失策もついでに置いておきます。

③自分が吊られる

④白考察をする

この2つを避けるとより勝ちやすくなるでしょう。簡略化すれば、白考察をやめて占い真贋に特化してれば勝てます。これら以外の議論は一部の要素取りが上手い人に任せておけば良いでしょう。

どうせ黙ってても、自分が吊られたくない人々が考察を書いてくれます。その中から良さそうなのだけ賛同しとけば、相手の文章の殆どを読み飛ばしても問題ありません。

 

■5.白考察をしない理由

勉強の優先度が低いからです。1人の村人を当てたところで、元々村人の多い村では当てずっぽうでも当たるので、当てたところの利益が少ない上に、相手が狼であったら致命傷を負うからです。

そもそも殆どの場合は、白い人は占いも霊判定も行われません。確認する方法がそもそもエピローグになるまでないので、当たってるどうかわかりません。

村人かあってるかどうか確認するために処刑はしないのですから、考えても当たってるか不安で寝れない要因になります。

放置枠も危険です。それなら疑いをかけてる人以外は放置した方が良いです。安易な判断での白放置は大失策に繋がります。よほど情報が落ちて村の自信がある人だけ村枠に置くだけで十分過ぎます。 

 

■6.占い候補が2人以下になったら真決め打ち路線

3-1での2日目の斑進行、または2-2進行になったら真占い師を決め打ちでの勝利を目指します。

何故なら適当に選んでも村の勝率は50%はあるからです。3-1盤面での統一黒白白の2日目で白打ちの候補の中から真狩ゲームを目指します。一番信用度の低い占い候補を吊ってしまっても構いません。追えない勝利は追いません。

初日は村人比の方が多いので、真占い師は白を出す確率の方が高い筈ですが、もし黒を出してるのが真だったら、噛まれてからは流石に頑張るか、信用度の高さと灰視の黒が繋がってる場合は真を追っても良いでしょう。 

2-2盤面はライン戦か霊ロラスタートをします。霊能は真決め打ちしても増える勝率が少なくロラしても構いません。先人のセオリーに従いましょう。例外は黒引きの確率が高い時は灰吊りを優先しても構いません。

その上でどちらかを真決め打つ方向に考察をしましょう。

余談ですが、狼は勝つためにプレイしてるので、勝つことを諦める襲撃しません(裏をかこうとする事はあるけどね)3-1盤面で初回に霊襲撃する狼は大抵狼陣営の占い師が信用勝ちしてます。手のひらを返しましょう。 

 

■7.赤視点と白視点を見分ける。

騙り狼に騙されなければ、 信用勝負で負ける事もありません。

狼と村の最大の違いは、誰が村と知ってるか知らないか?です。本来は実力をあげてもそれでもある程度間違えるのが村人です。

また狼側も疑われる事が嫌いなので、推理を間違えた事を露見することが嫌いな人が多いです。

村人は不規則に間違え、狼は考察量の積み重ね量に比例せず、突然良い事ばっか言います(重要)。これは最初に誰が村と知ってるか知らないか?の差で発生します。

ある程度議論が収束すると、発見しにくい事象なので、最初の内はこればっかり観察しとけば上級者の結論に近い結論に辿り着けるでしょう。

変に上手いと思い込んでる中級者より精確に少ない労力で勝てます。

狼は自分が白く見られないと苦しい生き物なので、理由を見つけて村人より安易に白考察を書き始める傾向が明確あります。白くなりたいんだろうなと思って読みます。

「赤視点判定法」とでも名付けておきます。狂人の見分けは付かないですが、これを解説するのは難しいので、ひたすら楽をする人狼では解説しません。狂人は勝手に破綻したり、占い以外を騙ってくれる場合もあるので、生存したところで勝てるとは限らない相手ですので優先度は下がります。

当然灰考察にも応用できます。狼を判定するだけで(普通の相手の思考なら狼陣営を追い詰める事に成功すれば白視してくれる。)自分の白証明にもなりますので実践的です。 

一応、赤視点を誤魔化せる上手い狼も居るという反論もお持ちだと思いますで、それに対する反論は3狼とも誤魔化せるとは限らない。です。1狼さえ発見すればそこを起点に推理ができる訳ですから、必ずしも3狼全員を見つける必要はないですし、全員が尻尾を出さない狼陣営なんて奇跡に近いですから、存在したら諦めましょう。

 

■8.簡略化が許される状況 

 思考の簡略化(システム1と言う人もいる)が許される条件としては

①深く考えた場合の結論が誤差の範囲(自由統一論争とか)

②再現性のあるシチュエーション(人狼ゲームで標準的な編成で理論が使えること)

③欠点が少ない

ここまで述べて来たように、思考の簡略化は「勝敗に影響度が少ない事象」でのリソースを削ることを念頭に置いて来た。

そしてこれらの理論は標準的な編成でのみ扱えるという事。「このルールなら考えずにプレイしても問題ない」ポイントがいくつか存在する。

「初心者が真似してもとりあえず問題ない」ことも重要だ、適当に真似したとこで敵陣営がこれを攻略するのは容易ではない。

これらの条件が当てはまる状況を探し、ひたすら楽に勝てるシステムを見つける事が大事だ。そして簡略化が許されない状況で(純灰勝負でのLW探しとか)本来の能力を温存して置くことが重要だ。

注意点としては、喉を残せと言ってる訳ではない。蛇足というか、おまけのような形で使い切る形にしとくと良いだろう。

 

■9.やらなくて良い事の一例

・暴言系

相手のパフォーマンスを下げる。自分が吊られかねない。どこいってもそう(再現性)。暴言を使わなかったところで相手が弱点を付けない。(欠点ない。とりあえず真似するだけで効果ある)

・証明する手段の乏しい考察

白考察とか、離席してたかどうかとか、相手の経験値とか 、両狼はないとか

 ・懸念

解決できない不安だけ煽ってもデメリットしかない

・ネガキャン

基本的に悪影響。自吊しない

・ 占い不要発言

好感度稼ぐ気なら止めはしないけど。そんなことを言うくらいなら村要素くらい探す

これらの発言を取り除けば、少なくても300PTくらいにまとめる事は可能だろう。 

 

■10.もっとやった方が良い事。

・真贋

ほぼ全ての村で議論が足りてない。

・黒考察

後回しにされがち

黒考察の方法については「赤視点を見抜く方法」がおすすめで、他は「真贋の議論に参加してない人」から見繕って判定すれば、そこそこ黒が出るだろう。

狼の多くは「嘘ではなく、必要な事を喋ろうとしない」のである。傍観者である事が多いので、寡黙寄りが処刑で、議論が足りてない人は占いに持っていけば良いだろう。

思考量が足りてないと思ったと感じたら感覚で処理しても良いでしょう。 

・フィードバックを貰ったら修正する

議論や判定でフィードバックが貰えるので、その都度情報を更新する。これを繰り返す癖をつけるだけで、雰囲気人狼で勝てます。


■11.余談まとめ

他の競技のスペシャリストでも思考の簡略化というのは実践で行われてます。

浅く考える場面と深く考えるべき場面を理解しているからです。どんなに理論派で頭が良い人でも全ての場面で考えている訳ではなく、事前の研究と準備によって考えなくて良い再現性の場面を想定して、思考を簡略化してきます。

将棋でも序盤戦はほぼ研究手順で進行しますし、ポーカーでも特定のシチュエーションでは簡易戦略というのが存在し思考リソースをほぼ使わずに進行します。

これらの戦略を真似るだけで、先行者の膨大の研究に追いつきます。よっぽど暇であるか、他をもっと優先して勉強してからで十分です。

本来は考えなくて良い事、そして考えたところで最期まで解決できない事を考えてしまう事が参加者にとって大きなダメージを与える要因となります。少なくても継続できなくては上手くなる訳もないのですから、ひとまず今は考えなくても良いと思った事はスルーしましょう。

悩み過ぎた結果の結論なんて感情論です。思考の簡略化が苦手な人ほど最終的に感情ですべて解決しようとします。

もし、悩みすぎたり疲れすぎて体力が削られたりした場合は、どこを簡略化すべきだったかのか?振り返ってみると良いでしょう。簡略化できた先に相手のプレイを観察する思考リソースの余裕というのは発生します。

体調が悪い時こそ、思考の簡略化が必要でどんな重圧や不調であっても実力を出すのに必要なスキルなのです。 

良き人狼ライフを

最終更新日:2025/08/21 

 

2025年5月25日日曜日

77日目:白取り推理はあまりしない。

 あえて使わない用語の続きにしても良かったのですが、白取り考察自体は普通にするので、あまりしないという題にしました。

■1.前提として

■2.白取り考察の危うさ

■3.影響力の考察

■4.ゲイン・ロス効果からの観点 

■5.黒取り考察しても必ずしも吊られる訳ではない 

■6.確証バイアスやロッカーの危険性

■7.2割で良い 

■8.まとめ(次回予告)

 

■1.前提として

G16の編成が一般的な前提として考察してます。体感としては、ある程度慣れて来たプレイヤーの初日や2日目は白取りを中心に考察し狼を探さない傾向に感じます。

■2.白取り考察の危うさ

何度か発言か記事にしたと思いますが、村人の方が特に序盤は多いからです。

G16を例あげれば、灰の人数からダミー(初日)、占い師、狂人、霊能者、騙狼は減らせるとしても残った灰の人数11人。村人目線では村8,狼2,の比率になります。

単純に考えたら、ランダムに適当に人を選択して白考察を書いとけば8割は正答となる訳です。(つまり白考察の境界線は8割以上)

確率は知識を持たないと認知が歪む要因になるので、ランダムでも白は8割は当たるという認識を持たないと、真面目でエピローグで反省して学習意欲のある人ほど、間違った学習で参戦数を積み重ねると弱くなるのです。

白取り考察は元の確率が高過ぎるため、間違った成功体験を積みやすく、黒取りは成功が続かない(成功率が低い)ため。自分は白取り考察の方が得意。という錯覚をします。

この錯覚がそのまま負ける要因の1つとして挙げられます。

■3.影響力での考察

「返報性の法則」から見ても相手を白視してあげた方が、こちらに返って来る事もありますし、好意を向けることも、自分の生存力をあげる手段とはいえるでしょう。

私たち白同士だよねグループの一員に入れば、自分が序盤に吊られる可能性は低くなります。当然吊られたくないのは村人でも思う事ですから 

また先ほどの成功率の話からも、間違った事を言う可能性は低いですから、自分の考察の信憑性をあげるためにも役に立ちます。

白印象を獲得する手段として白取り考察をしているのではないだろうか?それが白取り考察が中心になる要因の1つとして考えられます。

白アピするだけの行動が後に村を破滅させる行動となるとは知らずにね......

■4.ゲイン・ロス効果からの観点

この記事に辿りついてる人には、ゲイン・ロス効果についてまでは解説しませんが、初日に2日目と白取り考察で白アピをして好印象を振りまいてた村人も、判定が増えて襲撃が行われ、確率の観点から見ても灰の人数が狭くなり、狼を引き当てる確率があがってきたとき

 〇〇が狼かも知れない。と気が付く時が訪れるかも知れない。

突然疑い出す行為にはロス効果の観点から、印象を大きく下げる可能性があります。これまで白印象を抱いてた立ち回りから印象ががらりと変わる訳ですから

相手が納得するくらい丁寧に疑う理由を説明できない場合は、村人を吊りたい狼と間違われ、一気に印象を下げて吊られるので、狼を疑う手段を喪失します。

誰かを疑う権利など貴方にはなく、自らが狼のために命を差し出すか、最終日まで狼を護ること。このどちらかしか選べなくなります。

 人狼ゲームで「狼を探そうだなんてとんでもない!」といって処刑死を受ける死因が多過ぎるので、白取り考察型の死因とゲイン・ロス効果をあわせて、とりあえず「白ロス症候群」とでも定義しときます。 

もちろん普通に「狼の守護者」として最終日まで狼を護りきるかも知れません。

辛口にはなりますが、白取りを得意としているプレイヤーの多くは負けプレイをしている上に偶然の産物に根拠があると誤解したままの推理をする危険性が高いのです。

 

■5.黒取り考察しても必ずしも吊られる訳ではない 

 日頃から誰かを疑ってれば、そもそもロス効果で誰かを疑い出した時にカウンターで吊られるリスクを軽減できるのは言うまでもなく、中長期的には生存面でも黒取りもバランスよくした方が長生きしますが、短期的に見ても必ずしも吊られる訳ではないです。

 確かに好感を稼ぐ意味では、白さを見つけてあげる方が優れてるとは思いますが、そういった一見狼らしい行動から外れる姿勢が相手の村人次第ではありますが、逆に好印象でウケが良いこともありますし

序盤は灰の人数多いので、私たち白いよねグループに入れなかった「好感度ゲームの敗北者」や「寡黙なプレイヤー」が先に処刑される事も多いので、その時間の間に、誰かを疑っても村人に受け入れて貰える土台を作る事もできます。

 

■6. 確証バイアスやロッカーに陥る危険性

 何故人狼ゲームは印象獲得による好感度ゲームなのか?というと、一度好印象を掴むと白要素ばかり探し、疑うべき要素には目を向けられなくなります。

これは確証バイアスの要因で説明できます。

序盤の少ない要素で白取りをして狼を白取りすると致命傷になるからです。

ただでさえ適当にやっても白が当たる成功体験で根拠も薄い白要素を信じてれば精度に信憑性が薄く、更に情報の少なすぎる量で白を取ろうとするのは、かなり危険なプレイと言えるでしょう。

ロック思考に陥らないようにフラットに考えたり、序盤の白印象だけに囚われずに推理しようと努力している人はいますが、必ずしも上手く行く訳ではありません。

 一方で黒取りも、ロックになる可能性はありますが、こちらには修正の機会が発生します。それは占い判定や霊能判定です。 

白だと思ってる人は他人が処理しない限りは、最後まで判定を受けれないので推理を修正する機会が最期まで訪れません。一方で黒だと思えば占いや霊機能を使って判定するので、間違いを修正する機会が訪れます。

人狼ゲームでは貴重な判定をどれだけ有効に使えるかが勝負の鍵です。 

占判定霊判定のシステムを最大限に上手に使えるかの点でも白取りは、ハイリスクローリターンな考え方と言えるでしょう。当たりやすいですが、元々当たりやすいので利益は少なく、外したら致命傷になります。

こうなってしまうと、灰ガチでは勝ちにくいので占い師がどれだけ機能するかに賭けるしかないでしょう。 

■7.2割で良い。

黒考察が外れてばっかりに見えるのは、それは灰の比率の問題であって考察者の能力の問題ではありません。人狼ゲームでは能力判定をどれだけ有効活用するかが重要です。

黒判定が出るという事は、真役職の思考の伸び。霊で確定すれば、どんなに推理を苦手としている人でも確定情報は共有されて、質の高い議論へと繋がります。

村人の醍醐味は初心者の頃は狼を推理で当てる楽しさでやってた人も多かったと思います。それが確率によるまやかしに翻弄され、リスクが高く適当に言っても8割はあたる白要素が本当に根拠が正しいのか怪しいのを信じてては上手くもなりません。

まずは黒考察をしてる人も2割が普通という事を認識した上で、自分も序盤のシステムを最大限に有効活用して黒を狙っていく方が上達は早くなるでしょう。

最初は外れまくりますが、長い目で失敗を糧に挑戦していく姿勢も大事ですし、推理の間違いを笑わずに外れるものだと相手を認識する事も重要です。 


■8.まとめ(次回予告)

今回は気軽にやれちゃうし、成功体験も積みやすく

色んな人を罠に陥れてる白取りの推理についてがテーマでした。 

もちろん短期的に生存率をあげるメリットや、ちゃんと正しい白取り考察も数多く存在します。しかしながら、20人くらい推理して16人くらい当てても根拠のある白要素とは言えず推理の正当性を実感するのはかなり難しいです。

占判定霊判定を有効に活用するために、勝率をあげるためには白取り考察ばかりでは行けないという事には気が付いて頂けたと思います。

ここまで言うのなら黒取りの仕方を公開すべきなのですが、またもや話が長くなりすぎてしまったので次回に持ち越そうと思います。


最終更新日:2025/05/25

 

 

2025年3月22日土曜日

76日目:筆者があえて使わない人狼用語③(最終日)

 前回の続きです。他者の発言に責任を持てないので引用して批難はやめようね。

 4.最終日

筆者は最終日という言葉を使わない理由は明確に狼利だからです。というと語弊があるかも知れません。状況次第ではありますが、ほぼ標準的な長期人狼ではこの状況に合致します。

 

・進行面

決め打ちの場合に最終日が適さない理由は48日目の記事「信用勝負の最終日進行は安定しない」で書いてるので良かったら読んでみてね。

最終日進行は安定しない 

 

・楽勝を目指せ

野球ではピタゴラス勝率という指標があります。ピタゴラス勝率とは得点と失点で予想勝率を予測する計算式でピタゴラスの定理に数式が似ているからピタゴラス勝率と名付けられてます。

これは得点と失点が勝率と相関があり、言葉に表せば簡単で「沢山点数が取れて失点が少ないチームが勝ちやすい」というゲームの性質があります。

観戦者としては、サヨナラゲーム(最終回に逆転勝利すること)であったり終盤の競った場面でのハラハラドキドキする展開は面白いですよね。

でも強さを目指してたり、高い勝率を目指す場合にはこれらの勝利は「勝利の中では下の下」なのです。(強さの定義を勝率とするのであれば)

殆どのゲームに当てはまる事で「利益を最大化し損失を最小化する」 (得点を増やし失点を減らす)これを強くなる事で考えなければならない事です。

となれば、強さとは必然的に楽勝(私はイージーウィンとも言ってたりする)が増えて来ます。ここで勘違いしないで頂きたいのは、大敗が増える訳ではないです。

勝負の内訳が中級者(大勝・辛勝・惜敗・大敗)から上級者(楽勝・大勝・辛勝・惜敗・大敗)の内訳になります。勝率があがってますね。

楽勝を目指すとなると、必然的に最終日は目指さないですよね。

 

・真狩ゲーが利益の最大化

※真狩ゲーとは真占い師を狩人が守り続けて、占い判定で狼を詰ませて村陣営が勝利する村の事。

筆者が最速を目指す理由の1つが「長期人狼で初日占い師が稀」だということ 。かなり特殊なレギュレーションの村でしか発生がなく、殆どの村では「必ず生存する真役職」が存在して「それを連続で護衛できる狩人」が存在しています。

身も蓋もなく言えば、この時点で村有利のゲームだと思ってますし、狼をこの有利な盤面を全力をひっくり返すゲームだと思ってます。

この村の最強カードを最大限利用しない手はないし、判定の質を上げるには「出来る限り負け筋を減らすために狼の有力候補に判定処理をさせる必要があります」

それなのに寝そべって襲撃されて考える。襲撃された方が真だよと言われても、困ります。勝率が高いプレイヤーを目指すなら有利な盤面を不利な盤面へと覆されないようにするべきです。

①真狩ゲーを最優先に目指す事が利益の最大化

②限られた判定を最大限有効活用すべき

これらの事を考えたら言うまでもなく初日や2日目くらいまでは勝負の要であり、最終日は村にとっては敗北に近付いてるのです。この前提は長期人狼の通常のレギュレーションで覆る事はないでしょう。

 

・ 推理の質にも影響する。

27日目の「 30点の考察を書く」でも触れたように

成果を出せる人の考え方は100点ではなく30点を目指す  

他の人が触れてくれたり、修正する機会などで、早く出す方が様々な反応が得られるため、結果的に推理の精度が良くなります。

逆に最終日まで持ち込んだ場合、疲弊し過ぎるし、修正してくれる村人の数も減っているのでバイアスのまま突っ込んだり。情報が多ければ良いという訳ではありません、その考察の中には間違えであったり質の悪い考察が含まれてる場合もあり、間違った選択肢が増えれば、正しく判断するのはより困難になります。 

また周りの人への推理にも影響力を与えます。推理しやすい環境というのは、質の良い情報が落ちてたりします。かなり有力な村人の情報が出れば、それだけで灰の見る数が減り精査しやすくなりますし、黒判定が出ればその情報を下に議論しやすくなります。

最終日に向かう事は、村全体の戦力を下げてますし(推理の質を下げてるため)議論の質を下げ、間違った判断を下す材料を増やし(疲弊とノイズの混ざった複雑な選択肢)狼の襲撃の自由度を与えます。 

最終日に向かわないという(最終日進行が安定しない)のは狼の襲撃という武器を防ぐ手段として有効なのです(最重要ポイント)


・最終日進行に向かわない事によるデメリットについて考える 

利益を最大化して損失を最小化する上で避けて通れないのはデメリットの存在でしょう。メリットがデメリットを大きく上回らなければ行けないのですから。

恐らく早期の決め打ちを忌避する理由の1つにロッカーの存在でしょう。彼らの滅ぼして来た村を見て彼らが推理を間違えたせいだ!と考え、それを防ぐ方法としてこのような主張が一見合理的と考えられて来たのでしょう(※損失回避性バイアス:損を過大評価して忌避する感情のこと)

これらの主張には一理はあります。安易な決めつけを行い、確証バイアス(※自分にとって都合良い思い込み。自分の論を正当化するために自分の都合の良い論だけを採用して、否定する論を否定する)に陥ってしまっては元も子もない。

確証バイアスというデメリットに向き合って行かないといけません。

自分の非を認められない人はこの確証バイアス傾向に特に陥りやすいので注意が必要です。 30点の考察でも触れましたが修正ありきなのです。(この確証バイアスのデメリットを持つ人は慎重になる必要があるでしょう)

もし確証バイアスに陥ってる人が居たら、早期に改善を促しましょう。むしろ改善できるタイミングなら負け筋を1つ減らせたと喜ぶべきです。仮に最終日まで進行してたとしても勝てた保証なんてどこにもないのですから。修正できる人が墓下に落ちてからでは手遅れです。

進行面での信用勝負の最終日進行は安定をしないを読んでくれたのであれば、説明は不要かと思いますが、灰の決め打ちにしろ占い師の決め打ちにしろ、遅らせたら勝てたなんて保証はどこにもないのです。それは進行面の問題ではなく、相手の良かっただけの話。 


もう1つのデメリットは推理をすることで、間違える事でしょう。

本当に良くないのは、推理しない事なのですが、 判断を無為に遅らせ、縄を無駄に消費し、推理をしない傾向にある人ほど推理を間違える人を非難する傾向にあります。(無駄な浪費は気が付きにくいミスで、明らかな推理のミスは目に見えるミスだからです)

何はともあれ、 口先だけで行動しないプレイヤーでしかも推理しない訳ですから当然ながら上達もしない訳ですが、残念ながら無視できる存在ではありません。

誰しも推理は間違えますし( 必ず当たるなら人狼ゲームになってません)間違えたという結果が発生すれば、盤面としても狼有利に傾きます。

それならば、疑われる理由の1つには当然なるでしょう。 その際は素直にミスを認めて修正に尽くすべきでしょう。しかし必ずしも吊られる訳ではないですし、そもそも人狼ゲームなんて推理を外そうが当てようが理不尽に疑われるゲームです。気にするだけ無駄でしょう。

あくまで疑われる理由の1つになるとは思う。という話

デメリットはまとめると

①確証バイアスの危険性

②疑われるリスク

よくある勘違いには

①推理の精度があがると思ってる(実際にはノイズも多くなり判断力の高い人も襲撃で落ちるので実際には落ちてる)推理の精度に関しては、先ほどの通り。修正が効く分質の良い議論がしやすい。

②早期の決め打ちは大勝か大敗のイメージ(実際にはただの1縄損でしかない)

序盤に推理を間違えたとしてもまだ負けてない。 つまり序盤に真狩ゲーを目指して役職推理に励み黒判定を得ようと灰考察をして結果間違えてしまっても、純灰勝負になるだけです。

ですから襲撃を見てから考えようとか、判定を増えてから考えようと両立できるんです。

従来の勝ち方に、新しい勝ち方が加われば、ただ純粋に勝ち筋が増えて、負け筋が減らせる。メリットがデメリットを完全に上回っているのです。

 

結論を言えば、最終日とは下振れた結果。結果的に迎えてしまうものであり、目指すものではない。ということです。

 

・戦力吊りの是非

全面的には否定しません。寡黙であまりに情報を落とさない人で要素を落とす見込みもないので、整理吊りを行わざる得ない場合もあり、そのような不運で結果的に最終日に持ち越す事になってしまうのは、防ぎようがないので受け入れるしかありません。

しかし最終日に判断を任せたくないから村でも吊るみたいは考えはどうでしょうか? 

まず灰が序盤の方が狼の比率が少ないので、狼を吊る確率は最終日よりは低いです。しかし1縄でも多くの狼候補を処刑した方が狼を吊る可能性は高いです。(1回より2回チャンスある方が良い)

そもそもそういった考え方が議論の質を下げて、全体の戦力を下げているのです。更に襲撃で判断できる落とされる人も居るのに、村の戦力に足りないと、自分の推理をしていないという目に付かないミスを軽視して、更に大きくミスしそうな村人を吊り上げる。

村の足を引っ張りそうな人を吊っても、全然戦力アップしないですよね?思考の統合性が取れてなく感情論で矛盾してて無茶苦茶です。

よく村の外から見てた人と内側で吊りたい人の考えが異なりやすいのは、これらが一因にあるでしょう。村の外の方がこういったノイズに引っ掛かりにくく、村の内側の人が終盤までの事とか色んな考える要素に足を引っ張られます。村の内側の気持ちがわからない人に言われたくない気持ちは理解しますが、外側の人がバイアスやノイズに引っ掛かってない可能性が高く、自分のミスの要因を発見する手掛かりとして利用しても良いかも知れません。

 

・まとめ 

①どんなゲームでも最終的には利益の最大化と損失の最大化を目指すよ

勝率が高い人が強い人なら楽勝を目指そう。競った勝負に強い人も世の中にはいるけど、色んな条件が混ざるので紛れるし、全然勝ちに再現性もなく安定しないよ

②長期人狼は真狩ゲーなのでこれを目指す。

時々G16より少人数なら短期決戦みたいな意見も聞きますが、それならG16の戦略を見直すべきです。判定が出るタイミングも襲撃が始まるタイミングも同じです。有利盤面を利用すべき

③推理の質をあげる事で全体バフの効果

全体バフのスキルは強いです。真が黒引き1つで議論が加速して、同じ情報を共有することでコミュニケーションも取れます。

④確証バイアスには気を付けよう。

自分の非を認められない人は、安易に決め打つ方向に向かうのは注意が必要。修正ありきだという事を気に留めること

⑤推理をしないのは気が付きにくいミス。推理して外すのは気が付きやすいミス。

気が付かないミスをし続けて、気が付くミスをする方が反省しやすく成長も早いよ。 だから間違えてる人を笑ってはいけないよ。笑っていいのは、口先だけで行動せず役に立ってる訳じゃないのに、推理を間違えてる人を笑ってる人だよ

そこに言及する発言もあったのでログを貼っておきます。

最初は当然失敗の方が多いですが、めげずに頑張って欲しいと思います。

最後にもし⑥を付け加えるなら筆者が最終日という言葉をあえて使わないのは「上手くならないから」です。確かに安定して惨敗を避けれるかも知れません。ただそれだけです。勝ち筋が増える訳でもなく、ただ勝ち筋を減らすだけです。そして推理することを諦め緩やかに停滞することを選びます。それは面白くない。

人狼をはじめた理由は人それぞれでしょうが、人狼ゲームの魅力の1つには推理が楽しいからと言った部分があると思います。そういうゲームの楽しさを忘れずに初心に振り返って欲しいし、より推理の楽しさを広めたいという筆者の考えもあります。

 

・余談

このスタイルを谷川浩司十七世名人に倣って「光速流」などと言ってましたが、狼の襲撃の武器を封じるのが最大の理由なので、もっと適切な言葉があるかも知れません。

 

最終更新日:25/03/22

 

2025年3月18日火曜日

75日目:筆者があえて使わない人狼用語②(説得)

 前回の続きとなります。こちらも他者の発言に責任は持てないので、引用して他者を非難したりするのはおやめください。

 

3.説得

よく人狼は説得のゲームとも言いますが、筆者はあまり説得という用語をほぼ使用しません。人を動かすために「影響力」とは言いますが、これで説得の役割も果たしている為です。

では何故、この言葉を嫌うかと言うと「相手の能力に多く依存しているからです」 

言い換えるならば、自分の手柄ではなく相手が上手だったからです。相手が自分自身票を正しく利用して狼に投票して勝ちになったのに、勝てたのは俺の説得が上手かったからって烏滸がましいのです。自分の言う事を聞かせる事に酔ってるのか、自分の能力を過信してるのか?少なくても筆者はそのような人にはなりたくないのです。

説得が無意味とは言いません。成功するのに必要な要素は「信頼」「抵抗」「論理と感情」と言ったところでしょうか。

まずは信頼関係です。

相手の人格を否定する人の話を聞きたくないですし、影響力で触れる事の多い「一貫性」も重要です。 言ってる事がコロコロ変わる人を信用したくはないですから。

次は抵抗力です。 

説得に対して反論(抵抗)が多ければ、通じません。絶対に狼だと思ってる人を村人だと説得するのは困難ですし、逆も然りです。

説得の内容が受容範囲であれば、抵抗されずに受け入れて貰いやすいという事です。受容範囲とは意見が似ているなど、Aさんが狼だと説得されて、そうかも...と納得する程度には説得を受け入れる人が、Aさんをそもそも狼だと疑いを入れてる必要(重要なポイント)があります。遠い意見ほど抵抗力が高まり失敗しやすくなります。

相手が聞き入れて貰える理解力や、説得しなくてもある程度自分の力で辿り着いて貰うなど、相手のスキルの高さも重要となります。 

そして論理と感情です。

そもそも推理力がなければ、説得されないのです。

主張したい内容があり(Aさんは狼だ)理由と根拠があって(この発言が狼要素だ)、その根拠が主張内容に繋がるかを説明する推論(狼要素があるので、Aさんは狼だと思う)がある事が論理となる訳です。

「人狼は推理の説得のゲーム」だと仰る人の気持ちも全面的に否定しませんが、推理力があり論理的に説明できてれば、自ずと説得の役割も果たしているのです。もし推理力が凄いという影響力がある人が喋ってれば、自然と票は集まるのです。

もし、そうではないのであれば「狼が当てる事が推理」だと思ってるのかも知れません。それならば推理力を見直す必要があるでしょう。 より推理力が身に付けば、根拠も推論も的確になるでしょう。

とはいえ、論理(ロジカル)だけでは行けません。感情(エモーション)に寄り添う必要があります。説得の勉強で役に立つ部分なので、筆者は説得という言葉を殆ど使いませんが、説得力をあげたいという場合はここを重要視すべきでしょう。

受け手の心理状態を理解すること。です。

説得を失敗しているケースの多くは、相手の「不安」を取り除けてません。(重要ポイント)

論理が正しくても、本当に不安に思ってる事を解消しなければ、説得には失敗します。

例えば、この人が狼だと説得しても「村ならどうしよう...」「村なら役に立つかも...」というの※感情は発生するでしょう。(※補足説明:損失回避性)

ここで失敗する多くの人は不安要素ではなく、狼である理由を説明してしまいます。主張をぶつけているだけで相手の感情に寄り添えていません。

相手の不安要素を聞き出す(村人だと思う部分)相手の感情に共感し(反論や否定はしない)バイアスなどがあれば、不安要素と共に取り除いてあげると良いでしょう。(相手のバイアスに気が付けば、相手のミスの要因を取り除けます)

論理とは相手にぶつける物ではなく、相手の間違いや感情に寄り添うために使うべきでしょう。

とはいえ、相手が自分自身の不安に打ち克ち、正しい判断へと至ったのであれば、これも相手を褒めるべきだとも思います。

 

・まとめ

説得が無意味とまでは言いませんが、筆者が主張したい事は例え私の説得に応じて正しい投票をして狼を吊り倒した場合、その票を正しく使ったプレイヤーが素晴らしかったからであること。それを説得者のおかげと(説得に応じた人ならば良いのですが)説得者本人が言うのは少しもんやりします。

また説得という手法に限界があり、話が通じない人は説得を頑張っても応じてはくれません。現実社会を生きてれば思う事があるかと思います。 

そして多くの事を「推理力」や「影響力」などを普通に勉強することで、自動的に「説得力」も向上してるとも言え、技術スキルを覚える優先度としてはかなり後回しになります。

これらも影響し、筆者は人狼ゲームで説得という言葉を使う機会が殆どなくなりました。(勿論、勉強してない訳でもなく、知識を得た上でです)

もし使う機会があるのであれば、「思考が似ている」「相手の感情に寄り添う」そして説得によって相手が正解に辿り着けば「相手を称える」これを意識して使ってみれば良いかと思います。

 

2025年3月11日火曜日

74日目:筆者があえて使わない人狼用語①(〇〇占いは強い)

 1.まえがき

今日は、筆者が知ってても使わない人狼用語という形で紹介して行こうと思います。

使わない理由は至って単純で、筆者の役に立たたないからです。とはいえ使ってる人を見て思う事はあれど、批難する意図ではないという事。

注意事項として予めお伝えしますが、他者の発言にまで責任を持てませんので、「私が言ってた」と言って他者を非難したり人格否定しないようお願いします。


2.自由統一論争について

少なくても筆者が「〇〇占いが強い 」と断言することはありません。人狼プレイヤーで統計を取って下さった方も居ましたし、筆者も過去の発言から月狼国のログを中心に統計を取っていた事もありました。

そのプレイヤーの統計データ(引用も可とはなってますが、ここでは引用しません。理由はあとで)も私が集計したデータと差異もなくほぼ似た結論になったため、データの信憑性は私も保証します。 

結論として、どちらが強いと結論付ける事はできなかった。

という事です。まず統計取ってる人なら思うでしょうが、自由のサンプルが少なすぎます。

もしあの統計のデータを見て自由の強いと思った方は、大変申し上げにくいのですが、確率と統計の基礎。高校数学の基礎から勉強をし直した方が宜しいかと思います。それで他者を見下したりなど、ハッキリ言って学力不足な人が他者を見下してて滑稽に見えます。

過剰自信バイアスに陥ってませんか?数学の知識なしで都合よく数字を解釈してませんか?

また因果関係に注意を払う必要があります。自由の母数が圧倒的に少ないという事は、ある程度参戦数があるプレイヤーが好む戦術である可能性もあり、初心者はとりあえず母数の多い戦術を使用した場合、プレイヤーの経験値が勝率上昇の原因か?それとも戦術が優れてるのが勝率上昇の原因か?

原因が戦術の強さではなく、単に経験の多いプレイヤーが好んだだけの可能性もあり一概に勝率だけで結論を断定するのも難しいのです。 サンプルは無作為抽出でなければなりません(重要ポイント)。

この懸念を解消するならば、ある程度プレイヤーの戦力をも揃えてサンプルを揃えないといけません。無理ですよね?

そして仮にもし統計を取り続けて、どちらが優れてると結論を出したとしても恩恵(メリット)が少なすぎます。

仮に仮定として自由51%:統一49%で自由占いが強いと結論が出たとします。100戦行った上で期待値上では、2つ勝ち越しとなるため、1戦に限れば「0.02%」勝率が上昇します。少なすぎませんか?

また期待値がブレるのはTRPGを嗜むプレイヤーならよくご存じかと思います。51%のガチャでは不運が続けば負け越す事もあり、ほぼ95%(それでも20人に1人は負け越すけど)勝ち越してるには、約10,000戦弱必要になる。

1週間に1戦と考えると約130年は毎日長期人狼を続けないと、〇〇占いをすれば勝てるとはなりません。狼をやる時は逆を選択し続けるとしても現実的ではない。

もうちょっと希望的な観測をしても(勝ち越す確率が90%程度で良いなら6800戦くらい)(あるいは51%ではなく52%だったら2500戦くらい)

わかりやすく言えば、数百戦程度の人狼生涯ならほぼ自分の成績に反映されない。 という事です。しかも数百戦を行って仮に勝率が上昇したとしても、〇〇占いのおかげって実感するでしょうか?これもずっと同じ実力だった場合です。普通に強くなったと考えた方が精神的に心地よいです。

「多くのゲームで色んな意見が飛び交い、論争が起きれば起きる程、数学の上ではどっちでも良く、恩恵とメリットが少ない事象になります(ここ最重要)」。それよりも誰も間違えないような大きなミスを1つ減らす方が、遥かに効率が良く。いちいちデータを引用しないのも、筆者が不毛な議論と思ってるからです。

(ここは完全に蛇足ですが、麻雀の何切る問題もプロでも意見が分かれる問題は実際にどちらを切っても成績にあまり影響ありません。プロだから何戦も戦うから議論しているのであって、趣味で打つ程度では全く意味ある議論ではありません。しかしプロが全員その打牌は間違いと断言するのは大きな間違いであり、これは成績にかなり直結します。意見の割れる問題ではなく、上手い人が同じ事を言う問題を間違えない方が上達は遥かに速いです)

結論:(どうせ成績に反映されない微々たる事なので)どっちでも良い(どうでも良い) 

とはいえ、たけのこきのこ論争のように自分の好きな事を語るのは自由なので、筆者の戦術としての好みは、真占い師が白を引くか黒を引くかならば、黒引きの方が強いと思ってますので(共有ありのF編成なら白に傾くが)筆者の意見が反映されやすい灰の立場なら統一。占い師の立場なら自由を好みますかね。


これだけで思った以上に文字数を使ってしまったので、ほぼ自由統一についてしか語ってないですが一旦分けます。(つまりどうでも良いと思ってる事を長々と説明したということ。たまにはそういうブログ書いても良いですよね)

2025年1月4日土曜日

73日目:星狩237村マニュエルの感想(後半)

 4.影響力

影響力を持てば、村の議論の中心に立てる。自分が村の投票に大きな影響力を与える事が出来れば、狼で負けるような事はなくなる。 ただし影響力を持つ人になるのは難しい。オール『5』を取れるなら、もう何もいう事はない。

・返報性『2』

あなたは、自分を拾い上げてくれた人を疑う事はできるだろうか?

狼にとって誰を村視させることはデメリットではあるが、それでもやるメリットがある。それは、その村視が自分へ返ってくるからだ。

3日目のミュリエルのライン考察を手伝ったりと動けてはいるのだが、誰かに白を与えたりギブアンドテイクのギブの部分を果たせてるかと言うと全体的には果たし切れてなかったと思われる。前半戦の技術を応用すると、大体残る人は予想できるようになるので、懐柔したい相手には、喉を使ってでも持ち上げてやるくらいの気持ちで動くとなお良し。

・希少性『1』

独自の視野や、村に足りない物をもたらす人は貴重な人物だ。

 こちらも独自の要素を村に提供したかと問われると、この点も加点要素は少なく感じました。村に新しい視点をもたらす、先手は常に強い。

狼だからこそ見えてる視点を使って疑われる事も注意したいが、使いどころさえ間違えなければ、情報のアドバンテージを活かした部分を村に提示できると、この項目で注目されやすくなる。 この村では前半の印象点で大きくアドバンテージを得られていたので重要度は低かったが、ポイント数が多い村や、前半に大きく白位置に行けなかった時に、逃げ切る場合は村人より先に要素を見つける意識を持って工夫すると、より他の村でも勝ちやすくなりそうだ

・権威『1』

この考察ならこの人に聞いてみよう。と思われる人になると吊られにくい

特技の1つがあると加点しやすい。そうでなければ、最も自信のある考察を書きあげるなどやれる事は多いですね。占い真贋やライン考察などが特に得意としているものがないのなら、「特定の相手」に絞って考察を書きあげると良いでしょう。

書かれた本人の返報性や(前半で触れた相手の関心など)、この人の事なら聞いてみようと周りから聞かれるくらいになると、村に影響を与えられてるという事になります。

第一発言の一貫性にも繋がるし、今のマニュエルの即座に強くするのであれば、灰雑と誰か1人の考察を分けて書いた方が、好きを見つけて掘り下げて色に繋げるを実現しやすいし周りのもっと考察を読んで貰いやすくなる。

・一貫性『4』

キャラクターがブレると信用できないし、意見がブレブレの人に喋りには信用が得られない。意見を覆すなら理由が必要だ

前半の第一印象が崩れる時というのは、印象が変わるイベントが発生した場合だ。 その点マニュエルは最後までマニュエルらしさを残す事ができたのは勝利への要因となっただろう。しかし、権威の枠でも触れたが、よりキャラクターと影響力を強い物にするためには、どこかで誰か1人に絞って300PTの内の1つの考察を振り分けることが出来れば、よりよかっただろう。

灰雑だけでは影響力が分散しがちで、全く必要ないとは大げさだが、考察や発言力でもっと輝くためには意識して欲しいポイントだ

・好意『5』

好かれてると思う人と嫌われてると思う人、どちらの意見を参考にしたいですか?

 好きを見つけていきたいというスタイルは大当たりだと思います。マニュエルの得意な部分だと思いますし、興味を持ったところも評価されてたので、とても良かったです。

より脅威を持たせるためには最終日の村人と友達になる事です。これを実践で普段から行えるようになれば、勝てる可能性はグっとあがると思います。

・社会的証明『4』

村の輪に入ってる人ははじかれにくい、みんながやってる事は賛同されやすい。

協調性など、村の輪から弾かれる行動はせず、議論の中に入っていられたかと思います。積極的に加点を狙うなら、意見に同調したりすることだ

この点は文句なしに、意識して出来てたポイントだと思います。村の輪から弾かれる事は影響力が薄まります。SNSの世界ではフォロワーの数がそのまま影響力となるのは、このためです。どれだけ村に友達を作るかも大切な事ですね。

とはいえ誰かは吊らなければならないのが狼なので、赤窓などにしっかりと話し合えればより得意な分野を伸ばせるのかと思います。

 ・総合評価『3』

影響力はポイントの少ない村でしたから発揮し切れない事も多いのですが、村の議論を支配して勝ったというよりかは、前半の白印象を稼ぐことが上手く行って逃げ切ったという印象を受けました。

ポイントが多くなったり、白印象が思ったより得られなかった場合には、議論をリードできる影響力の重要性がより増して来ます。

今後更に勝ち続けるためには、もっと影響力のあるプレイヤーになって欲しいかなとは思いました。現状としては長所をより活かして行く形で、興味のある相手に関心を寄せて考察を書きあげる意識を持つと、更に勝てると思います。

灰雑を全員にやるより、誰か1人の深い情報の方が遥かに読まれるし影響力も強いからです。

そしてそれを最後まで手繋ぎする村人に対して実践できれば、かなりの村で活躍することができると思います。前半と後半の事を意識すると誰が村人の中でも長生きして、どこで好感度を稼ぎやすいか見抜くことが可能となります。

推理力の高い人もいるかも知れませんが、襲撃で間に合います。


5.戦術

例え白視を得られてたとしても、占い機能が破壊できなければ勝てません。

・襲撃先『2』

襲撃先の基本は役職破壊が優先されるので、5日目まで引っ張る形になったのは、率直に申し上げて狂人頼りになってしまったのかなと。

狼が勝つパターンは、真占い師を初回に襲撃するか、真占い師を処刑するか、4日目以降の襲撃は、村に必要な情報が落ち切ってしまい負ける確率が高くなる。

また狂人が今回は貢献してくれたので、勝利の結びついたが、毎回狂人の引きが良いとは限らない。狼でまた勝ち続けるには、真占い師を処刑するか襲撃するかはしっかり仲間と話し合って方針を固めると良いだろう。 

とはいえ、必ずしも合理的な決断が最善とは限らない。時には狼欲を出さない事が村側の推理を鈍らせるからだ。役職破壊では狼の利を追求しながら、灰襲撃ではやや欲と結びつかないくらいの塩梅が丁度よいだろう。

・赤窓の利用『3』

勝利への方針など、上手く活用できてたかは微妙なところではあるが、人狼ゲームがメンタルゲームでもある以上、良い精神で臨める狼陣営であったとは思います。メンタル面で加点。戦術の話し合いなどの活用などでは減点になるのかなとは思います。

相方のグラディスが黒引かれても、ラインに辿られないようにアドリブでの工夫など彼個人に助けられた面もあり、良い仲間を持てた事には間違いありません。

霊騙も最初に吊られずにしっかりと縄消費もさせたし全体的に良い雰囲気のチームではありました。

しかしながら、より勝つことを意識した場合は仲間に恵まれなかった時の事も考えなければなりません。毎回こうとはなりませんからね。

その時はもっと占い師をどう処理するか?誰をSG役で誰が懐柔役なのか?誰は襲撃して構わないのか?とかその場の雰囲気にならず、もっと話し合えれば狼として安定するのではないかなと思います。

 

6.まとめ

『第一印象』『影響力』『戦術』で考えた場合、第一印象の加点が大きく序盤に白視を稼いで逃げ切れたという分析になりました。

特に人柄面での加点が大きく、疑いにくい位置に行けるのは凄いところです。

議論をリードする。赤窓でブレインをやるという点を磨くことは更に勝利する上では必要かなとは思いますが、LWを演じ切り初勝利を挙げたというのは、私は納得の行く結果だと感じました。

特に最初に稼いだ白視を最後まで維持するのは、中々簡単ではなく、もし3つの項目以外に重要な事は何ですか?と聞かれた場合の1つには『精神』と答えると思います。

マニュエルのイメージを崩さず、8日間白視を維持しきっての逃げ切りは、安定して戦えた証明だとも思います。疲れたところもあるかと思いますが、一度勝てたという自信は更に次の戦いでの安定さに繋がるかと思います。

勝利おめでとうございます。またこれからのご活躍を期待しています。

 

72日目:星狩237村マニュエルの感想(前半)

 1.はじめに

新年あけましておめでとうございます。今年はこちらの記事では挨拶ができなかったのでこちらで挨拶とさせて頂きます。

今回は星狩237村の感想とは題打ってますが、マニュエルの方からアドバイスなどがあればと依頼を頂きましたので、こちらの記事にさせて頂きたいと思います(もちろんご本人承諾済みです)

他の方も書いてというのがありましたら、ご相談ください。

 

2.重視するポイント

狼で勝利を安定させる上で3つの重要な事があると考えています。今回もその3つの項目から何が良くて、何を更に改善すべきなのかを分析したいと思います。

その3つとは?「影響力」「第一印象」「戦術」です。

この3点がしっかりを村の中で発揮できれば、おおよそ負ける事はないからです。

影響力は発言力など、第一印象は白さなど生存力など直結します。恐らくどこかの記事や発言で喋ってるかとは思います。

注意事項としては、発言PTが300PTのため、必然的に加点要素と減点要素になりやすい部分が減りがちなので、5段階で考えた時に中庸(2から4の評価)になりやすい点

 

3.第一印象

初日で分析するポイントは第一印象です。初日である程度の全員の立ち位置が決まり勝敗の大勢が決まるからです。加点減点方法などは全部語ると本が出来るので、かなり省略して書かせて頂きます。

・親しみやすさ 『5』

 話しかける人を「ランダムで選びません」。あなたは話しかけたら、こっちを疑ってきそうな人に話しかけたいと思いますか?話しかけやすい人になるには、ハードルを下げる必要があります。

 仲間のグラティスの(-44)など素直に感情表現を出せるのは、話しかけやすい要因となります。笑顔などが加点で怒りなどが減点されやすいですので、良かったと思います。

リリアーヌ(1:+15)やベニアオイ(1:+21)などの反応を見ても好感触なので、後々に触れますが、第一印象は良さそうに感じましたので、序盤見てても白く見られてたのではないだろうかと思います。

・興味を示す  『2』

殆どの人は「理解をされたい」名前が出るだけで反応しますし、質問など、自分の事に興味を持って貰ってると感じると加点されやすい。

(1:>>51)の退役兵への理解の示し方など、相手を褒めたりするのに、理解されてる!と思われるポイントなので、これを村人に対しても積極的に使用していきたい。特に狼時は淡々と考察を書いて話しているだけになりがち(自分語りに見える)で印象を落とすので、特に後半に残る村人に対して、質問や対話などで『相手の話を聞いてる』というアピールを増やしたい。(狼だとできなくなる人多いので)

※ただし300PTで根掘り葉掘り聞くのも嫌がられる理由にはなるので、PTの扱い方としては難しい。もう少しPTに余裕があって何か喋らないと思ったら思い出してくれれば

・啓発『3』

 一方的に話さない。相手の脳を動かすこと。自分が話し手で相手が聞き手という状況は良くない。具体例を出せばエドワーズの評価だろう(>>1:36)(>>1:54)

「アンダンテは最も思考が自然でわかりやすい」 

長い話をすれば、他は自然と聞き手に回るため、啓発されない。しかしアンダンテの喋りの内容量や話し方が適切であったために、エドワーズの脳を動かし、最も白い評価を得たという事になる。

要約すれば、自分の考察で「相手に考えさせること」が出来れば良い。減点要素は特になく話題も提供はできてたと思うので、標準評価という形

・自己開示『5』

自分の人となりがわかれば、「相手に白要素を見つけて貰いやすくなる」 わからない人よりわかる人から要素を探すからです。

この点は今回は素晴らしかったかと。 (1:>>31)自分の目標と気になるポイントを早速振れる事で、 どこに興味を持ってるかを示し、また統一や自由関連では自分の慣れを開示しつつ、相手が自由だったらテンションの上下を開示したりと柔軟性も魅せつつなので、「相手にとっかかりやすい発言」で良い塩梅だったと思います。

・エネルギー『3』

話の分量やテンポや声の大きさなどが村に合ってると良い。

その点では村にマッチしていたと思う。寡黙であったり内容が薄すぎると思われると処理に向かい兼ねないし、一方的に喋り過ぎると自己中心的に見えたりする。300PTの村だとある程度はマッチしやすいのかな?という点もあり、少なくても大きな減点要素はなかった。

・人柄 『5』

人狼における人柄とは、「話せばわかる」と思って貰う事だ。特に自分語りに自分の実力を見せつける事にしかない人はこの項目を落としやすい。つまり謙虚さとも言える。

狼を引いてる場合は、この話しやすさのハードルを下げる事が序盤の白視獲得への基本的なスキルと言って差し支えない。「思考の柔軟さをアピールするのが一番手っ取り早い」

その点で言えば、「完璧な対応」だったと思う。 狼が上達すると失われがちなので、このまま忘れずにいて欲しい。

・総合評価『4』

第一印象が重要なのは、初回の能力処理にかかる可能性が大きく減るからだ。真占い師が最後まで信用されたらどうしようもないが、狼が勝利するにはまず、序盤に好印象を持ってもらう必要があり、その間に襲撃等で間に合わせる事ができるからね。

親しみやすさ(感情表現)自己開示(興味など)人柄(謙虚さ)などで高い評価を得た分、良い評価に結びついたと思う。このくらい出来れば、序盤は能力処理に引っ掛かりにくいと思います。

その中であえてアドバイスポイントを送るのであれば、相手への興味や関心という点が低い点数になり、私の感覚でももっと関心を持つべきだとは思いました。狼は村への関心を持ちにくく、場合によっては疑われる要素になりますので、もう少し質問や対話などで、相手の話を引き出す動きが出来ればなお、良いとは思います(とはいえ300PTしかない事を考えると難しい気はします)

質問と言っても一言で終わるような内容では(啓発でも言ったけど脳が動かないので、相手が喋りたくなるような質問がベスト)なく、考えや感情を引き出せるのが望ましい。一言で答え続けられる内容が続くと、それは質問ではなく尋問だからだ。

ソランジュ評(1:>-74)なども含めて、ソランジュに(1:88)の質問などは良く引き出せていたので、良かったと思います。  その反面、ミュリエルに対しての(1:34)などは少し危ういパターンで関心さも薄く、淡々に聞いてるだけにも聞こえてしまう。

★真贋以外に何が出てると嬉しい?→★村人が真贋間違えてもロックしたりしないか?(>>5の発言に対してミュリエルに関心を向ける)を付け加えた後に、真贋以外に何が出てると嬉しいかを付け加えると良いかも知れません。

良い感じにミュリエルの灰への見方を引き出しつつ、こちらが関心を持ってる事を伝えられるのではないだろうか? 

とはいえ、総合評価では良く出来てる項目も多く、十分に印象を稼ぐことができたと思う(印象を稼ぐことは、白要素を探して貰える土台が出来上がるという事)

まとめると、人柄や親しみやすさなどで印象点を稼ぎやすい分、相手の対話を引き出すという点のスキルの上達を磨けば、もっと勝てるようになるだろう。と言った感想だ

次は影響力という点で分析をするが、一旦ここで区切り。

2024年8月20日火曜日

71日目:最近の近況(学んだこと:アクティブリコール)

・挨拶

 お久しぶりです。最近はあまり村に入る事もなく、SNSでも顔を見せることが減ってきましたが、一応元気にはしてます。忙しい訳ではなくゲームで遊ぶようになったり、スポーツ観戦に行ったりと他の趣味を優先しているからです。(ゲームでの誘いにも乗るかも知れません)

 もし教えて欲しいとかサポートして欲しいみたいな奇特な方や、村のメンバー次第で誘われたらフラっと入村するかも知れません。

 遊ばない最大の理由は、勝つことを目的として遊んでないからです。素直に勉強になる環境が整う村が少ないからです。

 ・今年の上半期で一番のオススメの本を選ぶなら

話題になっては居たので、ご存じの方も多いかも知れません。YouTubeでも活動なさってる安川康介先生の著書 科学的根拠に基づく最高の勉強法 です。YouTubeでも配信されてるので、良かったら視聴してみても良いかも知れません。

少し話題が逸れますが、最近多い、最高の~~など教科書通りのキャッチコピーを使っていると思います。注目を集めやすい無難かつセオリー通りのコピーだと思います。

・オススメの理由

汎用性の高さですね。勉強のスキルが高ければ、何を勉強するのにも経験値2倍でスタートできるようなものです(例えが伝わりにくいかも知れませんが)

物事を上達しやすくなる方法を最初に見つけてしまえば、何を覚えるにしても役に立つから。その汎用性の高さがオススメする理由になります。(以前アウトプット大全などもオススメした理由は同様の理由)

本を繰り返し読む事やノートに書き写したり、努力の割には効果が高くない勉強法で挫折しないで欲しいのです。

・アクティブリコールとは

詳しくは動画見ればわかるので、要約しますが思い出す事が記憶の定着では重要です。

想起練習・探索練習・練習テストなどとも呼ばれてます。

思い出す事によって、この記憶は大切だと脳に覚えさせる事が大事だということです。覚えた知識を実践(テスト)で繰り返し思い出しながら勉強しているプレイヤーの方が上達が速い傾向は今までに何人か見てきましたが体感でも感じる部分です。

 覚える(インプット)ことに集中しても、忘れてしまうという事ですね。例えば私のように教えるつもりで書く(アウトプット)事も学習方法として効果が高く、今思い出せば、学生時代は先生が何の問題を出すか予想して遊んでた気がします。攻略方法を編み出して高得点を獲得する方法を実現してたように思います。

アウトプットが重要というのは以前に書いたのと似通った部分もあり納得する内容でした。

・分散学習

分散学習の対義語である集中学習は、テスト前の一夜漬けなどまとめて学習する方法です。

分散学習で間隔反復することで、同じ内容を同じ時間勉強するとして日にちを分けて勉強した方が遥かに点数が取れるということでした。

間隔についてはこれと決まってないため結論がついてないが(アウトプット大全などでは2週間に3回みたいな話もあったが)

少なくても1回にまとめて学習しても覚えきれず、コーチング系の本でも教え過ぎると覚えられないという事は常識となっているので、1度に頑張り過ぎるのは、効果が薄まるということは科学的根拠から考えても確かであると言える。

 大雑把に考えずに村に参加するより、学習を分散し課題に取り組む方が上達しやすいという事ですね。

・上記の2つを組み合わせる

新しい範囲の勉強をしたら、それを思い出せるようにテストする。そしてそれを間隔を置いてまた反復する。アクティブリコールと分散学習の組み合わせる方法が勉強方法として効率の良い方法だという事です。

人狼ではログを見て振り返れるので学習した内容を時々振り返ってみても良いかも知れませんね。

・記憶術

他にも記憶術について乗ってます。

ストーリーであったり「人」や「物」を思い浮かべて記憶する方法です。人狼では様々なキャラクターが登場する訳ですから、覚えられる記録方法としては、「人」の結びつけは有効でしょう。

例えば以前解説した虹色の戦略については星狩107村での私(フランクル)のインビトロを思い浮かべるでしょう。

またプロスペクト理論では、私はスラムダンクの魚住選手を思い浮かべます。確かに彼はバスケが下手で、もし目先の利益に囚われて目先の得を優先してしまえば、現状はバスケを上手い選手を使いたくなりますが、もし魚住選手に技術が付けば、誰よりも高い身長がありとんでもない選手になる。損失回避の心理では魚住選手の才能は埋もれたかも知れない訳です。

『でかいだけ?結構じゃないか 体力や技術は身につけさすことは出来る… だが お前をでかくすることはできない。たとえオレがどんな名コーチでもな 立派な才能だ』

身長という武器や才能の原石を見つけて期待値を求めるのが正にプロスペクト理論の在り方です。

プロスペクト理論の内容を魚住選手と田岡監督の名セリフをセットで覚えるような記憶術で理論を記憶しています。

 ・モチベーション

やはり勉強を続けるのには、勉強を続けるだけのモチベーションを継続する必要があります。モチベーションを保つ上で最も重要なのが、自分との関連性です。自己関連づけ効果として知られてます。

例えば、強くなる人、学習ができる人というのは学習によって自分が人狼プレイヤーとして強くなる姿、自分に役に立ってレベルアップしてるのが実感できてるから勉強のモチベーションがあがるということ。

そして効力を感じられる事。勉強して上手くなってる気がしないと続きません。 成功体験(成果が出たり)代理体験(周りが成功してるのみたり)社会的説得(君なら出来ると思うが)などを得る必要があるので

モチベーションを保つには小さい目標を設定して1つずつクリアしていく必要があります。 

そして、多くの文献でもいつも言われているように睡眠や運動が大切です。

・まとめ

常々勉強の仕方を勉強する必要があると言ってた中で、その方法を身につける事が出来ればどんな事でも上達への効率が良くなると思ってました。

その方法を伝える上で、とてもわかりやすい本に出合えたなと思い、勉強になった2024年の本として紹介しました。

また上達してる人が上手くなってく人は自然と実践している人が多く、上手くなる人にも理由があるんだなと感心するきっかけにもなりました。

全く無関心になった訳でもなく、違うジャンルではありますが、日々成長は続けてますという報告も兼ねてのブログ更新でした。

全然本の内容を伝えきれてもいないので、良かったら動画からでも本でも読んでくれればなと思います。

またどこかの村で逢える日が来たら遊びましょう。

更新日:2024/08/21

2024年1月22日月曜日

70日目:人狼ゲームは正体隠匿系の心理戦ゲームではない。

 今回は人狼ゲームの考え方について、皮肉持論をまとめた回ですので、誰かに参考とかを考えて書いてませんし、ちょっと過激な内容ですので、予めご容赦ください。

 

人狼ゲームはホンマに正体隠匿系ゲームなのか?

と問われれば、間違いなく正体隠匿系ゲームの一種であり、その側面は多くあることは間違いないだろう。村人になれば、正体を探り推理を当てなきゃいけないし、人狼側は正体をバレることなく過ごさなきゃ行けない。

多くの心理戦では、自分の手の内を晒して有利になることはあまりない。スポーツでも戦術を相手にバレてしまえば対策を練られてしまうし、ポーカーでハンドがバレてしまえば致命傷だし自分が強い手(真実)か弱い手(嘘:ブラフ)が相手にバレてしまえばどうしようもない。

もちろん人狼ゲームにもそういう側面はある。人狼側に限って言えば。 

例えば、初心者歓迎村で墓下の雰囲気を良くしようと、赤窓が最初がわかるような設定をした村に迷惑な複垢(複垢アカウントで村に入村する。もちろん禁止行為であり不正)が墓下で狼の正体を覗き見て、地上の本垢で推理するなんてすればゲームは成立しない。

それ以外にもうっかり誤爆してしまったり、人狼である明確な証拠を落としてしまえば、致命的だ。だから狼は発言に気を付けるし、自分の正体を明かさず、村人のフリをして過ごさなきゃいけない。なので正体隠匿ゲームという側面もある。

しかし村側役職はどうだろうか?

村人は狩人保護の名目で、狩人でないことを明かさないという面で正体隠匿の要素はあるかも知れないが、今はあまり見ない共有や聖痕者なんて、正体隠匿する要素はなくさっさと正体を明かして村のまとめ役になるし

占い師や霊能者なんて、自分が真だとバレた方が得である。

極端な例(過去にはそんな奴もいた気がするが)を言えば、暗号やシステムコピペなどで確実に真だと伝える方法が存在するなら、ゲームとして成立しない。

むしろこのゲームで行われてる本質としては、自分の心理を曝け出して、読み取って貰うゲームといえるだろう。これのどこが正体隠匿なんだ!?

と、ひねくれ者の屁理屈はさておき

 

真役職の方が攻撃的な発言になりやすいよね?(もちろん、優秀な狼の中には、そんな村人の心理を描写するのが上手い人も居るかもしれない。しかしそれは例外なのでひとまず置いとく)

 

自分の発言によって正体がバレた方が得なんだから、周りの反応は気にせず自分のやりたいことを発言することができる。隠匿する必要がないんだから。

自分の発言が人狼側であり見られる側では発言を見直す場合、どの程度の影響があるのか専門家ではないので定かではないが、掲示板などで発言を確定するまえに、礼儀を守った発言をお願いします。などのメッセージを表示したところ、3人に1人は書き直し有害なコメントが減ったという話を聞いたことがある。

この現象がもし狼側にみられるならば、狼側はヘイトを恐れ、自分の心理を隠匿し真役職側が気にせずに発言する人が存在するならば

攻撃的な発言。暴力的な発言というのは真要素となり、暴言という場合によっては禁止行為になるかなりグレーから黒い行為が自らの利益となってしまう。(村人の方がよっぽどヤクザなことは私は多いと思ってます。あくまで主観の範囲ですがね)

勝つためには合理的になるべきだ!暴言や攻撃的な発言も真とみられるなら積極的に活用すべきだしメタ真や暗号もどんどん活用すべきだ!その方が楽しい。というのなら、まぁ好きにすれば良いんじゃないでしょうか。尊敬はされないと思いますが、個人の思想まで咎める暇はないので


もし、百歩譲って狼でも同様の発言ができます。というのなら理解はするけど(逆手に取ってできる人が全くいない訳ではないので)

村人や真役職というのはバレた方が得になるので、都合が悪くなれば、村人の時だけ自吊り発言をしたり、 狼ではしない悪態をついてみたり、攻撃的な発言をしたりして、もし利益を得たとする。勝つための必要だと。

でも狼で同様の発言ができない事は、村人の経験が役に立たなくなる訳ですから、いざ隠匿する側になった時に苦労するかも知れない。

心理戦でも隠匿系のゲームでもないですよね? 

村人はメタ真に近い要素を読み取って貰い、反則にならないスレスレで攻撃的な発言で真を上手く伝えた方が勝てる伝言ゲームに近いのかも知れない。

 

ひねくれた意見かも知れないが、村側であっても自分の正体を隠匿して味方を悩ませてあげた方が(意地悪な上に足を引っ張ってるだけですがw)面白いと思える部分は増えますし、何より狼と動きが近くなれば、自身が狼を引いた時に動きやすくなる。

このゲームはどういうゲームなのか価値観はそれぞれだし、楽しみ方なんて人それぞれだ。それでも正体隠匿ゲームとしての人狼ゲームを守りたいのなら、例えその考え方が狼っぽくても自身の発言が他者にどういう影響を与えるのか?考えるようになれた方が尊敬もされると私は思います。

 

 

 

 

まぁ...お前が言うなって感じで説得力なんてないんだけどな。少なくても私は悪影響を与えるのをわかっててやってます(より質が悪いともいう)

2024年1月1日月曜日

69日目:2024年元日の挨拶

あけましておめでとうございます。2024年を迎える事が出来ました。昨年も村に入村する事は出来ませんでした。見物する機会もめっきり減って人狼の人とは思われなくなったかも知れません。

 

理由としては入村したところで楽しいと思えなくなったのは、ネガティブな風にも聞こえますが、もっと楽しい事を見つけたからとも言えます。(正月からネガティブワード言いたくないねん)

1つはサッカーですね。年末は多忙で触れませんでしたがFM24などサッカーのシュミレーションゲームにどはまりしたり、実際にサッカーの試合に観戦にいったり、ファンクラブに加入したりとサッカーの戦略やデータなども研究するのが、とても楽しいからです。

元々は野球のデータ分析から始まり、統計学をはじめスポーツ科学に興味があったのですが、それが転じて経済学や心理学に応用するような形で人狼ゲームも考えるようになりました。

プレイヤーとしてより研究者として、 客観的な目線で今後も関わって行ければと思っております。(新しい物事を発見するのが楽しいので)

日本では権威主義というかアンコンシャス・バイアスが蔓延し野球などプロのスポーツチームでは元選手であったり元々有名なプレイヤーが監督やコーチに就任しますが、海外ではそんな事はありません。何故ならデータ分析や統計学などの専門家と選手としての能力、競技者としての専門家とは分野が全く違うからです。

名選手は名監督に非ず。それもその筈、データや統計学。学問としての知識は全くの素人がその一番重要な職に付いてる訳ですから、何もかもがでたらめな意見しか出て来ません。

ではその専門家を連れて来れば良い!筈なのですが、元選手でもない人が物を教えたり選手を事を全く理解出来てないと、多くの人がバイアスで思い込んでるため、中々日本では実現しません。 (アメリカの野球では選手経験なしが最優秀監督賞を受賞したりしてます。シルト監督とかね)

 つまり何が言いたいかと言うと、必ずしも入村する事が上達の秘訣ではないという事です。(もちろん入村して結果を出さないと信じられないというバイアスの目で見たくなるとは思うだろうが) 当たり前ですが、何もしなければ良いとは全く話が違うので、そこは誤解無きよう。

地上の参加者とはまた違った視点で、関わって行きますという話です。誰もが当たり前だと思ってセオリーを覆すのって楽しいじゃないですか。

中々見学ですら今度は同村する機会はないと思いますが、現状に満足することはなく、もっと大きなスケールで物事を見れるように過ごしていく年にしたいと思います。

2024年もよろしくお願いします。

2023年12月23日土曜日

68日目:メンタルゲーム①(基盤)

 心理的要素が含まれるゲームはスポーツ(バスケや野球などあらゆる競技)やボードゲーム(麻雀やポーカーなどもその一部)など数えだしたら切りがない。

 その中でもメンタルのコントロールというのはスキルの1つであり、人狼にも当然応用が可能だということ。その事について複数回解説していきたい。

 今回は基盤について触れて行こうと思う。感情の制御に関する話は②になりそう。

 

■1.メンタルをコントロールをする基盤

①学習レベル(ALM)

技術の習得度にはおよその段階があり、習得レベルが高ければ、メンタルに左右されない

②尺取虫

人には好不調の波が不規則に発生し、時にはスランプと呼ばれるものが発生する

③プロセス

ただ入村を繰り返すだけでは意味はなく、準備から分析まで、反省する必要がある

■2.学習レベル

(※諸説あるという点を予めご了承ください。説明するのに簡単なので採用してます)

・学習レベル1(無意識的無能)

自分が何を知らないかさえ知らない。しかし何も知らないからこそ幸せなのかも知れない。

・学習レベル2(意識的無能)

わかってるけども出来ない状態。自分に上手くなるために必要が事がわかった状態

・学習レベル3(意識的有能)

研鑽を積んで、身に付いた状態。唯一も問題点は意識しない出来ない事である。

・学習レベル4(無意識的有能)

意識せずとも自動的に行える状態。達人となりマスターしたと言える状態。

・学習レベル5

無意識に行える行動を、言語化し教える事ができる状態(※本によっては書いてたり書いてなかったりする)

メンタルゲームにおいては、学習レベル4以上の習得を目指す必要がある。後述するが、人狼ゲームでは疑われたり、現実で仕事に追われ、忙しい中に議論に時間を費やしたり、万全な精神状態で挑める時間の方が少ない。そんな環境では学習レベル3までのスキルというのは発揮できずに終わってしまう事もしばしば発生する。

精神面の未熟さで覚えて来た事が発揮できなくなるのではなく、技術が未熟だから精神面が万全じゃなくなった時に発揮できなくなるのである。これらを克服する最も重要な手段は地道に反復練習を繰り返すことで学習レベル4に到達することである。

幅広い知識を本を読んだだけでは、人狼ゲームで活かす事は困難。1つ1つ自ら体験して学習を定着させる必要がある(余談だが、学習の定着としてラーニングピラミッドを使用する事がある。読書より能動的な学習を重要としている。私も技術について高いレベルの人と議論したり討論をしている)

■3.染み付いた弱点

技術には負の側面もある。昔から持っている癖である。抱えてる弱点も慣れてしまえば、無意識に出してしまうものだ

学習レベル4ともなれば、「負ける達人」にもなってしまう。こうなると技術を1から意識して修正しなければならない。あまり上手ではない人から教わったり、あまり上手ではないプレイヤーと対戦し続ける事で「負ける達人」に到達してしまう訳だ。

ミスに最初に気が付いてれば、負ける達人にはならずに済む。もし負け癖が付いてしまったらかなり意識して一から弱点を克服する必要がある。

■4.冪(べき)乗則

諸説はありますが、スポーツなどで一万時間の法則(Outliers)など学習レベル4に到達するのにはそのくらいかかると言われています。

エクスペリエンス・カーブ(経験曲線効果)とも呼ばれるこの現象は、およそ冪乗則に近い値になることが経験則上多いから、冪乗で物事は上達するとも言われます。

これは10時間で物事を習得した場合、同じ量つまりは2倍上達するには、更に10時間を10回学習する必要があるという理論。

学習レベルに当てはめると

学習レベル1→レベル2(10時間)→レベル3(10時間×10時間=100時間)→レベル4(100時間×100時間=10000時間)

専門性のある技術を習得するのに、一万時間かかると言われる理由です。正確には技術の習得難易度にも差はあるでしょうし、この理屈だとレベル5になるのに1億時間(1万×1万)必要になってしまいますからね。(レベル3→4とレベル4→5の上達の量が同じかも定かではないですし)

とはいえ、スキルが上達するにつれ、更に上達するのが難しいという経験則はかなり感覚としては合う理屈になります。理屈はともかく

精神面が弱いから失敗するのではなく、技術が熟練ではないから精神面に左右されるのである。

■5.尺取虫

上達への過程は平坦ではない。

1回目から10回目のセッションより11回目から100回目の平均的な成績は上達していれば当然11回目~100回目の成績が良いだろう。しかし例えば3回目の成績は10回目より良かったり、21回目~30回目のセッションでは成績が悪かったり、過程で上振れや下振れといった尺取虫の形ような成績のずれ方が発生する。

この時に落とし穴に気を付けなければいけない。

運に左右されたり、自分にどうにもならない現象で成績を落とすからだ。この時に悪い原因を探してしまったり病んだりしてしまう。最悪の場合は取り組みを辞めてしまう。

大きく後退した。全く進歩がないと思う瞬間は必ず訪れるので、その時に尺取虫の存在を思い出す事。

プロのバスケット選手はシュートの練習を何万本も打つ事で成功率をあげているが、それでも外し続ける事があるのだ。このスランプは誰にも訪れる。好不調を繰り返しながら、少しずつ真ん中の部分が成長に向かってるのである。

■6.ABCゲーム

Aゲーム:ベストなプレイ

Bゲーム:堅実なプレイ

Cゲーム:最悪なプレイ

尺取虫の形から状態の良いベストなプレイが出来てる時がAゲーム、堅実なゲームをBゲーム、最悪なゲームをCゲームと表現している。

およその状態がBゲームの状態である。(5段階で表現すれば2~4がBゲームの状態。尺取虫の形のようにBゲームの状態が一番範囲が広い)しかし疑われたり、暴言を聞いたり目にしたりなどでパフォーマンスの低下。それ以外に疲れてたり、勉強してる範囲を使える要素が落ちてなかったり(あるいは見落としたり) 、あるいはちょっと集中できなかったりするだけでCゲームになってしまうし

逆になんでもない行動が周りに恵まれて間違った白視をしてくれる事で、自分の行動は何もかも村に利益を与えてると錯覚する事もあるだろう。(辛辣な表現だが、運とはそういうものである)自分のなんでもない発言が相手にクリティカルヒットして村を導いてるような錯覚さえ覚え、エピローグでは自慢げにその事について語ってるかも知れない。

そういった幸運に恵まれ、ゲームに集中しAゲームを実現出来てるかも知れない。

■7.長所と短所

進歩というのは2つの側面がある。「弱点の克服」と「長所の向上」である。

Aゲームの状態で発生するのは、「長所の向上」である。学習レベル3の技術が実践を体験したことでより学習レベル4に向かった事になるし、普段できなかった新しいスキルが精神的な余白によって(悩んでなくて、集中できる状態)学習レベルが低いスキルも使えるのでプレイの質はあがるだろう。

注意しなければならないのは、弱点は置き去りになったままである。実力の低い環境では間違ったまま勝ってしまったり通用する事もある訳だから、その場では勝てても「負けの達人」に向けて向上してしまったかも知れない。

そしてCゲームの時に発生するミスプレイを改善された訳ではないという事。相変わらずが周りの環境だったり調子が良くかみ合わないと、多くのスキルは発揮されない状態に逆戻りする訳である。

弱点を無視して学習する事は出来ず、CゲームではAゲームで出来てた事がCゲームでは出来なくなるという事が発生する。その出来事を分析することでCゲームで露見した「弱点を克服」することでCゲームの状態を進歩させる事が出来る。

■8.プロセスモデル

準備→実行→評価→分析→準備に戻って繰り返す。

PDCAサイクルなどのプロセスモデルに新しい知見はないが、これらを先程の学習レベルと尺取虫を当て嵌めて考えてみるようにすると良いだろう。

自分の調子はどうだったか?→(Aゲーム?Bゲーム?Cゲーム?)

調子が良い時悪い時に出来る事出来ない事。(学習レベルの確認)

習得する技術が正しい物か悪い癖ではないか?

自分の取り組みたい内容は実行できたか?

分析した内容を他の人と議論できてるか?

プロセスモデルを日常的に使う事でパフォーマンスを効率よく改善してくれる。長期間に渡って成長し続けるのには必要な取り組み方と言える。

■9.まとめ

今回の章はあくまで「基本はメンタルに左右されない強い技術力を持つべき」である。強い技術力とは反復練習を積み重ねて到達する技術力のことであり、スポーツ選手が毎日訓練を積む理由である。

よくプロ野球選手に揺さぶりやプレッシャーを与えろという話を聞くが、何万人の観客が見ててテレビに中継もされてるプロの選手は、多少のプレッシャーを与えたところで失策も殆どしないし、致命的なミスをする回数も殆ど変わらない。それだけの訓練をしているからプロなのである。

しかしそれでも致命的なミスや失策を犯してしまうのは、尺取虫の範囲(つまり不運だった)である事が多いのだ(もちろん不運と片付けられないのからプレッシャーをかけることに意味があるという思い込みが発生してしまう訳だが)

メンタルに左右されて下手になるのは、技術力が足りない(学習レベルが低い)という基盤を持つ事がメンタルゲーム①のテーマです。メンタルゲームとしては序章の話ですので、次回以降に感情にコントロールについて書きたいと思います。


...いつになるか、わからないけどね(筆が乗ったらね)ではまた、良いお年を

最終更新日:23/12/23

2023年8月21日月曜日

67日目:人狼での生存率をあげる相手への関心

■.1 はじめに

筆者は、これまでの記事でも述べたように。人狼ゲームで狼の生存力には『第一印象』と『影響力』が重要としてきた。影響力には7つの武器があるように

第一印象にもいくつかの法則がある事に、最新の学習によって更に理解を深める事が出来た。

広告でも見出しが重要というくらい、人が見かけで判断してしまってるからだ 

■2.興味を示す事は第一印象の法則の1つ

第一印象にもいくつかの法則があり、興味を示す(相手への関心)ことが1つの要素と言える。他にも親しみやすさや、啓発や自己開示なども挙げられるが、興味を示すことについて紹介することになった。

■3.相手への関心が何故重要か?

人は、自分に興味を持ってくれる人に好意を持ち、理解されてるように感じる。モテのテクニックなどで相づちが重要と言われるのもこの為だ、本当に話を理解している訳ではないが、相づちが上手な人は、良い理解者であると好印象を持ちやすい。(言い方を悪く言えば、簡単に人を騙しやすい)

それほど、自分の事を「理解して貰いたい」とみんなが思ってるからである。理解を示せる人は強く、相手からの白視をいとも簡単に手に入れる事ができる。

■4. 相手へ向けるエネルギー

長期人狼では使う事が出来ないが、アイコンタクトや頷きなど相手に向けるエネルギーも関心してると思って貰うには必要なことである。

長期人狼なら自分の名前が書いてあるかどうか?ログを読んでる多くの人が、自分の名前には注目して読んでしまうだろう。

名前を口にするだけで、無意識に好意的な反応と感情を得られるし、相手に質問をして相手の意見に耳を傾けたり、適切な反応を返し、相手を褒めたりすることを意識しよう。

「興味を示す。相手への関心を持つ事は相手への贈り物である。」

この行動は、影響力の武器の1つ「返報性の原理」に当てはまり、相手に興味を持つ事が自分の影響力をあげ、発言力の強さの上昇や、相手に好意的な感情を持って貰いやすく

白視を稼ぎやすくなり、自分の発言力が増して、自分の投票に影響力が増すという事は、人狼の生存率が上がる事に直結します。

■5.質問や対話をする時に考える事

質問や対話をする際、返事を求めるだけの質問は、むしろ質問ステルス狼みたいな悪い印象を持たれるだろう。尋問官ではなく、相手の考え方や興味を引き出す質問をすることが大切だ。セルフ解答をしてみて、一言で終わるなら要注意な質問です。説明を加えたくなるような質問が良い質問です。

上手な質問や対話の仕方は、「人は自分の話を聞いて欲しくて仕方ない生き物」 だということです。自分の事を話すだけで快楽成分が出るので、気持ちよくなる。つまりは好感度も自然とあがるようになってます。自分の話は控えめに、相手の話を引き出す事を重視するくらいの考え方が大事です。具体的にどのくらいかと言うと「対話が終わった時に自分が与えた情報以上に、相手の情報を得ているか?」です。数字でいうと(相手6:4自分くらい)

■6.対話の導入部分

対話の質問の仕方がわからない場合は

その時は、「ど」を意識してみてください。英語の5W1Hも日本語に置き換えると、「ど」から始まるからです。

Why:どうして What:どんな Who:どの人 Whare:どこ When:どんなとき How: どうですか 

質問攻めばかりだと相手も困ってしまいます。導入部分だけではなく、他の質問も取り入れましょう。更に深掘りをしていく「フォローアップ質問」 がオススメです。

どんな人が白いと思いますか?なら導入部分だけですが、どんな要素が白だと思ったのか?解説を求めて見たり、相手が話したい内容の鉱脈を探る事が重要です。

一言で終わるような尋問官のような質問が「クローズド・クエッション」

相手の考え方や感情、興味を引き出し喋りたくなる質問が「オープン・クエスチョン」 

自分語りに利用したいだけの質問が「フェイク・クエスチョン」です。

■7.NGな例

「自分語り(長話)」「自慢話」「昔話」など、自分の拘りなどを話してしまうと。相手から共感を得られず、つまり自分勝手(相手に関心がなさそう)に思われてしまいます。

これらの行動は「会話ナルシスト」とされ、好感度を下げてます。「私も」「僕も」と言って、相手の話を遮り、喋り出すのとかが典型的な失敗例です。

例えば、相手に自分の好きなゲームに興味あるのか?質問することは、自分が好きなゲームを自分語りをするための「フェイク・クエスチョン」です。 

聞いてるようで、聞いてない行動は、相手への関心のなさが特に伝わる残念な例です。

■8.NGな例のチェックリスト

以下のチェックリストの中で当て嵌まる行動をすると、人狼での生存率を下げます。

・話を聞くだけで、自分から話題を提供しない。(無関心)

・質問せず、自分の事ばかり話す(自己中心、退屈)

・次々に質問し、尋問をする。相手に話をさせない(支配的)

・自分の話をするために、話しかける。フェイク・クエスチョン(自己中心、退屈)

・相手の関心を表に出さない(無関心)

■9.褒める

相手の関心を伝えるのには、褒めるのが手っ取り早い。人たらしは、なんだかんだ褒めるのが上手だし、通常は褒めてくれた人への好感度があがる

褒め方も重要で「初対面なら、最も無難なのは、業績や才能を褒める事である」

人狼なら要素の取り方や、見方の良さなどを褒めてしまうのが、手っ取り早い。質問に帰って来た応対に付け加えるだけで、白視に大きく前進するだろう。

露骨すぎるのは逆効果ですが、「褒めたりお世辞やごますりを言う事に嫌悪感を感じるなら、人狼ゲームではマイナス」なので考え方を改めましょう。

相手の意見に同調する。才能を褒める。頼みを聞く、お世辞はバレなければ最強の生存術です。 

■10.良い例のチェックリスト

・相手にポジティブな興味を示せているか?(不機嫌は相手の印象も悪くなる)

・相手に質問をする(関心を持てている)

・相手の話を積極的に聞く。(自己中心的でない、熱心)

・相手の名前を呼ぶ(繋がりを持とうとしている。気配りができる)

・相手を褒めたり敬意を示す(肯定している、理解者)

(余談だが、対面人狼などではボディランゲージも重要。アイコンタクトなど)

 ■11.まとめ

NG例に当てはまるケースが多ければ、悪い印象を与え、良い例に沿って相手への関心を示す事が出来れば、相手から良い印象を得られるだろう。

特に狼の役職を持ってる人は、相手への関心が特に薄れがちだ。村人だとわかってるからこそ、興味が薄れるのだ。その場合は、自分の推理の欲ではなく、相手の欲を刺激し、気持ち良く話をさせる事に注目してみると良いだろう。 

自分の喋りやすい所(手順や戦術)を長々と喋り続けて来たり、武勇伝を語ったりして喉を消耗しマウント合戦をしてるようでは、生存率はあがってこない。

相手への関心は、既出の通り、相手への贈り物であり。相手から白視を獲得する有効な手段の1つである。いくら自分の推理や理論が正しかったとしても、相手への関心がなく、否定ばかりでは影響力も低くなりがちである。

人狼の戦略を見直すきっかけになってくれれば良いだろう。悪い部分が多いのなら、関心を持つ戦略を持つ事で成績は改善されるだろうし、良い部分が多いのなら、この戦略が自身の人狼としての戦略にあってるということだ

■12.説得について

相手を啓発できてるのか?について部分でも触れると思うが、「人狼は説得するゲームだと言う人も多いですが、好感度を稼ぐという点においてはマイナスプレイです」

支配的な人だと思われますし、マウントを取るゲームではありません。うまぶってるだけで、多くの人には上手そうとは思われてないでしょう。

相手への関心や、興味を惹こうと言ってるのに、「俺の話を聞け」とは何様だという話です。もしそう思ってるなら人狼ゲームをやってる環境のレベルが相当低いか、自身の戦略を大きく見直すべきです。

投票という点で、説得が必要な場面が出てくるというのは事実ですが、まず信用を得るのが先だという話です。信用も得られてないのに、説得をして、誰も聞いてくれない。周りは愚かだと言い続けて吊られるのは貴方です。

話を聞いて貰えるような土台を作る手順をしっかりと踏むべきで、それまでは説得という行動はマイナスだという事です。

■13.さいごに

人狼に限らず、世渡り上手に生きるのには

ある程度の共感(相手の関心なども含めて)が必要で、自分の事ばかりではなく、相手の視点や立場であったり、感情であったり、求めてるものを理解する必要があります。(認知的共感、情動的共感、共感的関心の話)

周りへ目を向ける事は、得意な人は自然と出来てる事ですが、苦手な人もいます。ですが少しずつでも、周りへ目を向ける事を意識する事で改善はすることができます。(経験値の問題)

相手の能力を正しく評価できる人は稀ですし、ちょっとしたお世辞を言えるだけの人の方が出世できたりする訳です。出世とは言わずとも、上司の好感度が高い方が良い事が多いでしょう。もちろん本題の通り、村人から白視を得る方向でも良いですし、有効活用していきましょう。

さいごに余談ですが、お世辞が上手な人に騙されない事も大事ですから、第一印象が良いから狼と決めつける事は出来ませんが、同時に村人と決めつけてしまう人が多いから、狼での生存率をあげる方法になっている訳です。自分が第一印象に騙されて決めつけてしまわない事も、推理力をあげる上で重要となります。

最終更新日:2023/08/21

2023年5月25日木曜日

66日目:寡黙な長期人狼

 ■1.まえがき

今回の記事は星狩りの国の105村と107村を見物した感想です。(ネタバレ注意)

参加者の全体の傾向から攻略方法を考えるための話であり、参加者のプレイヤーおよびに星狩りの国を批難する意図はない事を予めご了承ください。(酷評と言えば酷評となりますので)

■2.率直な感想

喋れない人が増えたなと。そして何より驚いたのは、喋れる側の人間。「判断材料が多く、村か狼は判別しやすい人から能力処理をしていた」というところ。

いわゆる、寡黙吊りすら行われてなかった。というのが現状の村の傾向だと思います。

学校の5段階評価で例えてしまうと、出席日数が足りてないので1を付けざるを得ないような、評価する以前に何もかも足りてない。という評価になってしまいます。

 ■3.要因

何故このような環境なのか?の要因を考えてみましたが、これ自体もあくまで持論ですが以下の要因で考えてます。

1.アプリや短期のプレイヤーの流入

お手軽に参加できる人狼アプリのプレイヤーからの流入によるもの。

2.少喉の環境に慣れてる

長期人狼の負担が大きく、片手間で遊べる少喉で遊ぶ環境に慣れ、発言の省エネ化が進んだ。

全体的に人狼ゲームがパーティゲーム化。カジュアル化に進みつつあると考えています。つまり全体的に喋らない傾向になっているので、そもそも寡黙という認識が自覚も他覚もないのではないだろうか?

■4.対策

ポジティブに捉えれば、人の動きがあるという事です。こういう時は過去に振り返って考えるべきで、人狼の過去というのは、推理も何もかもが手探りの時代のことです。

人が動き、競技にありがちな経験値や技術などがリセットされた状態と考えれば良いのです。

また、相手に期待し過ぎてはメンタル面も良くないので、カジュアルな人に対して気にしない事も大事だ。気にしたところで、相手をコントロールする事はできないからだ。

■5.印象ゲーム

人狼ゲームは「印象ゲーム」だと揶揄されるが、その傾向はより加速したと思われる。実際多くを喋る人間というのは、粗を探せば見つかりやすい。

そして完全にステルス気味の狼が生存しかけるような村が連続で発生していることから、この仮説はより真実に近いだろう。

昔を思い出せば、村人の方が情報がなく、狼の方がまともは発言が多いのにも関わらず、粗探しゲームの結果。少し推理できる人から見れば、村人だと判断するのが容易な人を平気で吊っていた。その時代に逆行していると思われる。

もちろん殆どの人は推理をしているつもりなんだろうが、多くを喋る人間というのは判断する材料が多いという事になるが、その判断を諦めて能力処理し、情報量のない人を判断するとなったら、勘という他なく、「勘に頼った場合に起こる現象としては、より印象を掴んだ人が生き残るゲームになるという話」

■6.ステルス狼 

粗探しによる失点を防ぎ、好感度を稼ぐことが大事ならば、より狼の戦略は単純化されるだろう。 

特に余計な一言は相手の好感度を下げやすく、八方美人のような立ち回り方が(もちろん八方美人は皮肉にも使われるが)今の環境では勝ちやすいだろう。

必要な盤面で適切なアドバイスを送れる立ち回りのために、多数に好まれる戦術を理解しておく必要はあるが、喋らない事が今の狼に必要な事と言えるだろう。

■7.実際の勝率は

狼がとても勝ちやすい環境に見えるが、実際には星狩りの国のではより村人の勝率の方が高い傾向になっている。

村人のミス以上に狼によるミスや自滅が多いようだ。

喋らなくても勝てるとは書いたが、好感度ゲームである以上、第一印象など狼に必要な事を掴む事が大切だと思われる。

■8.単純化による弊害

時代が巻き戻ってると言ったが、ステルス狼で簡単に勝てるゲームになれば、再びステルス狼への警戒へと過去の人狼ゲームがそうであったように、ステルス狼への警戒がされるようになるだろう。

戦術というのは、トレンドがあるように単純化すれば、対策も容易になるため、ステルス狼で勝ち続けられる訳でも、強くなれる訳でもない。という事は念頭に置いとく必要があるようだ。

■9.初心に帰って手順と整理を

ベテランのプレイヤーも人狼の時代が10年前以上の物になってると考えてプレイすべきだ。短期やアプリやどこの文化かわからなくても、よりカジュアル化が進む流れは簡単に止められないので、それでもプレイするなら、相手に期待せずに寡黙吊りを徹底するしかない。

寡黙が多過ぎて、縄が足りないという意見も理解はするが、それで寡黙ではない場所に縄を使ってたら足りなくなるのも仕方ないと言わざるを得ない。

情報を整理して考える事が、推理の第一歩なのだから。第一歩すら踏めてないのであれば、推理力の向上も上手く行くようになる訳もない。

勘で吊り縄を運用し、なんとなく気に入る人が勝つだけのゲームでしかない。それを防ぐなら手順で整理吊りをして行くしかない。

推理が当たる当たらない以前に推理ゲームになっていない。判断を諦めて早々に能力処理し、襲撃や判定や判断の後回しで喋れる内容を待っているだけでは推理にならない。

■10.期待値から考える寡黙吊りの是非

一見すれば、寡黙吊りは村人の方が多く、村人不利になると言えるだろう。しかし実際には狼で喋れてないケースも多く、「実際には確率通りに収束する」と考えてる。

確率とは何か?というとG編成16人村なら15人中3人が狼で1人が狂人のように、「10人の灰が居て8人が村人で2人が狼ならば、寡黙吊りは2/10の確率で狼」になるだろう。

実際に参照点を50%で考えた場合、村人が吊られてしまう事が多いので、勿体なく感じてしまうが、実際には狼が吊れるケースも存在するし「寡黙は常に判断が難しい」 ので「寡黙吊り自体は村視点では得も損も発生していない(重要)」と考える。

寡黙のプレイをしてしまった本人にとっての自陣営の期待値を下げてる。また狼視点で確定している村人を吊る事や霊判定で色が確定した時に、勝てる確率が下がったと言えるだろうが、あくまで判断の難しい灰を吊る事自体に、損や得は発生してないと考えられる。

(ひとことでまとめれば、村人ばっかり吊れるが、時々狼も吊れるので元が取れてる)

ランダム村と同じ考え方で、ランダムに吊っても狼が吊れる時は吊れるという事。

■11.実力の反映

しかし他の灰に対しては、推理の材料が多ければ、「実力の反映の余地」がある。正しく判断出来れば村勝利に近付くし、間違えさせれば狼勝利に近付く。

村人で実力が一定以上あるならば、議論して推理する事自体が得になり、村側の勝利に近付くため、期待値の稼ぎようのない寡黙を放置する理由はないだろう。

得するか、全く得も損もないか。の二択なのだから。

仮に実力が一定以上なかったとしても(推理すれば狼有利になっちゃった)人の楽しみ方は自由なので、それについて議論するつもりはないが、「実力の反映を考えないのであれば、ランダム村と一緒であり」

ランダム村のように吊り先をランダムで決めて、RP楽しかったという楽しみ方をしてるという事である。※ランダム村の楽しみ方を否定している訳ではなく、ガチ村がランダム村と変わらないのは、楽しみ方として違うのでは?という意味である。

■12.間違えたとして

以前の記事でも何度かあげてるが、間違いや失敗というのは

何もしなかったよりマシである。反省や改善ができるからである。

推理の間違いが敗因として挙げられる事が多いが、正しい意見を主張していて、聞く耳を持ってくれなかったのであればともかく、殆どは何もしてない事が原因である事が多い。

仮に相手が間違ってると思うのであれば、自ら意見を出して正すべきで、それをしなかったのであれば、間違いを敗因として述べるのは、筋違いな反省だと思われる。

自分が判断役として生き残れるようになる努力が先である。そこで初めて推理を正しくするには?上達できる可能性が発生するためである。

■13.さいごに

見物した感想に近いのですが、初心に帰るには丁度良かったと思います。 今の人狼ゲームを体感した上で、カジュアル化がより進んで行くのだろうと思います。遊ぶのであれば、あまり期待し過ぎず、相手はみんな初心者のつもりで受け入れて遊ぶべきでしょう。

これも個人の感想になりますが、ランダム村に近いカジュアル勢とわざわざこのブログを読みに来る層とは、村の需要が異なると思います。匿名性のあるゲームの楽しみ方は失われますが、いずれ村の身内化も避けれない事だろうなとも感じてます。

そうした時代の流れも受け入れつつ、このゲームの向き合い方を考えて行ければと思います。

最終更新日:23/05/25

2023年4月20日木曜日

65日目:人狼ゲームでは自身が下手という不都合な真実を隠してくれる。

挨拶

お久しぶりです。実は投稿はお休みしてました。今年初めての投稿になると思います。これは怪我などの理由になります。無事に治り、ネタが思い浮かばなかった訳で中々書く機会がありませんでしたが、なんとかネタを捻出していきたいと思います。

■1.今回のテーマについて

人狼ゲームは「不完備情報ゲーム」である。不完備情報ゲームでは、手札や役職や勝利条件が異なったりなど、プレイヤー毎に持っている情報が異なるゲームの事を指す。

将棋や囲碁などの古典的なゲームは完全情報ゲームとなる。

■2.運の要素

不完備情報ゲームの特徴として、配られたカードに有利不利があったり、偶然の要素を含む事が多い。将棋や囲碁で初心者が名人に勝つ事はまず不可能だが、人狼ゲームで初心者が上級者に勝てるチャンスはいくらかあるだろう。これらはいくつかの偶然の要素が絡むからである。

■3.不都合な真実

運の要素が含まれるという事は、良い面では初心者でも野良村に混ざり活躍出来て楽しめるという点と、下手のままでも勝ててしまうという点である。

無論、各々が自由にプレイすれば良いとは思うが、もし安定した強さを手に入れたいのであれば、いくつかの不都合な現実と戦わなければならない。

■4.推理には偶然が含まれる。

占いなどのシステムにより確定する以外の推理には偶然が含まれるということ。精度だけではなく、要素の見落としや、推理小説では都合よく誰かの発言から推理のヒントを貰うかも知れない。しかし、それが都合よく発生するとは限らない。

また狼から見ても、全く根拠のない説だとしても、その正当性はグレランで当たる確率に収束し(6灰2狼なら、どんなに適当な推理をしても1/3は被弾するということ)理不尽な処刑を受ける事は免れない。

■5.短期的には運の要素が大きく分散が大きい。

ここで言う短期とは短期村という意味ではないが(短期村は少喉村はより分散が大きくなる)数戦の対戦では実力を測るのは困難だと言える。

この事実は、村での出来事が偶然の影響が大きかったにも関わらず、自分のおかげで村を勝たせてしまったかのような錯覚をもたらしてしまう。

■6.正解がわかりにくいゲームである

何が正しい動きなのか?特に狼で言語化できるプレイヤーは限られるだろう。怒鳴ってれば、相手が萎縮して上手く行く環境で育ったプレイヤーなら、声の大きさと答えるかも知れない。しかし、それが周りのレベルの低さに依存した正解の1つに過ぎず、ある程度の環境では全く通用しないだろう。

一方の環境では不正解であっても、レベルの低い卓では正解である。傍から見たらどちらも低レベルなプレイヤーではあるが、間違ったプレイを正当化して楽しいと思えてしまうのも、このゲームの魅力の1つである。

■7.上達のしにくいゲームである

もし人狼の環境が合わないと思うのならば、それは当然だ。下手のままでも環境次第では通用してしまう戦術は山のように転がってるし、分散も多い。

多くのプレイヤーは自らが下手である事を理解すらしないだろう(何故なら適当に推理したって当たってしまうんだから)嫌な思い出があっても成功体験で覆い隠してくれる。

少喉村や短期村なら、尚更当てずっぽうであっても、いつかは当たり、それを偶然の力だと認識できない多くのプレイヤーから称賛を受けるだろう。 

この発言には毒があるので、人によっては批難を受けるかも知れないが、もし長期人狼でプレイしているが、短期村に流れに付いて行けず抵抗のある人は、何を難しく考える必要はない。手順やセオリーを覚える必要はあるが、適当で良い。他の参加者も深く考えていないか、勘が実力だと思い込んでるだけだ。

■8.目的

今回のテーマは単に、人狼という不完備情報ゲームが、俗に言うただの運ゲーで、運を実力だと勘違い出来る人に合うゲームであるとか、上手いと思ってる人のスキルも相手の未熟さに依存してるか、分散による影響であって、実は良いスキルでもないとか、そういう話をしたい訳ではない。

これらは現実的な考え方を嫌う人々にとっては不都合な真実ではあるが、長期的に勝ちを目指す人にとっては受け入れなければならない現実である。 

「ゲームの本質を理解し、正しい思考を持つ」ために必要な事である。 

正しい思考を持つことに対して様々な困難が待ち受けている。それらの困難を1つずつ解消していくのが、今回の目的である。

■9.自尊心を捨てる

不完備情報ゲームでは、正しい判断や決断、推理を発揮するには、正しい思考を持つ事が大事である。しかし話した通り、理不尽な疑いを受けたり、あるいは推理の批難を受けたりすることがあるだろう。それだけに収まらないプレイングも発生するだろう。

しかし、これらの現象はゲームの本質から考えれば自然的な現象であり、これらで感情を乱していては、いくら正しい技術を見つける事に成功しても発揮することが出来ない。

下手なプレイヤーを見つけては、舐めてかかるかも知れないし、恨みを持った相手にはなんでも黒く見えてしまい推理力を大きく鈍らせたり、ミスに対して取り返そうと躍起になったり、弱いプレイヤーに必要性のない批難をぶつけてしまったり。

これらの感情(怒りとかプライド)は推理能力や狼での状況判断等、様々な判断力に必要は思考を邪魔してしまう。

散々述べたように、多くのプレイヤーは「不都合な真実が隠れてるからこそ楽しく遊んでるプレイヤーが殆ど」である。

冷静に考えれば、「相手が上達しにくいゲームをやっているのだから、自らが上達すれば、他のゲームと比べて実力差を発揮しやすいゲーム」である。

彼らのプレイがゲームの本質だと理解して、対策する。ビジネス的に考えて、勝ちを拾いやすい相手。自分が勝者であるために必要な存在と思うべきである。

■10.学習のサイクルを継続的に繰り返す

推理というのは、偶然の域の出ず、1回や2回で正しい判断であったかの結論を下すのは分散が大きく難しい。時には体系化された知識から学習したり、実践を繰り返す中で少しでも確率の高い正しい判断を下すために、どうしても継続的な学習が必要になる。

途中で偶然上手く行って、自己満足して中断してしまったり。自分が強いと言われたりして極めたという幻想を抱いてしまったり。あるいはそれによって情熱を喪失したり

あるいは短期的に不運が続き、自分は何をやっても上手く行かないという停滞感を感じてしまう事もあるだろう

これらの壁にぶつかれば、5戦のプレイヤーと100戦強のプレイヤーに何も差はない。分散の影響により称賛されては、ドヤ顔し、時々失敗したら相手にやられたと言いながら、時々起こるまぐれの勝利のために村を消化し続けるだろう。

■11.まとめ

今回の話は、賭けの考え方という、勝負師であるなら持っていて欲しい思考法の中から抜き出して書き上げました。不完備情報ゲーム(人狼ゲームや麻雀やポーカーなども含む)では様々な感情が正しいプレイを邪魔してきます。

それらの「感情を取り除くための、まず最初の一歩が現実を受け入れる」という事だったのです。

人狼ゲームに限らず、不完備情報ゲームではトレンドであったりセオリーというのは流行りもあったり日々変わっていく物です。必要な技術であっても、今こうしてる間にも誰かが新しいことを研究しています。正しいプレイや技術的なスキルやセオリーが変化しても

正しい思考法であったり、感情に左右されない考え方というのは、「あらゆるゲームに必要な知識であり、普遍的な知識であり、永久的に使える技術」です。

不完備情報ゲームを遊ぶのなら、是非知って欲しい話だったので、書かせて頂きました。

今回は新年一発目で久々の投稿で何かいたら良いのか筆が動きませんでしたが、今回はここまで。感情に左右されずにプレイする話はまた続編を書くとは思います(今回でまだ序章)。それではまた

最終更新日:23/04/20

2022年11月9日水曜日

64日目:自由占いか統一占いか

長年というか、未だに議論され続けてるこの問題について、あくまで私の持論であるこの論争について触れて行きたいと思う。

■1.私の結論

今回は結論から先に申し上げると、統一占いでも自由占いでも、方法の議論すらあまり重要ではなく、確実に真占い師が正しい判定が出ること。長期人狼では初回欠けはなく、2日目の生存が確定していることから「誰を占うべきか?」の方がよっぽど重要である。

「誰を占うべきか?」観点から考えれば、「統一占い」の方が灰にいるときの方が干渉しやすいし、自身が占い師であるならば、より干渉しやすい「自由占い」でも戦えるだろう。

 

■2.白の価値

確定白は、疑い先を減らし推理の質をあげますが、勝率をあげる上であまり良いプレイではないと思ってます。最終日の4人を想定した場合ですが

①灰灰灰灰②白白灰灰

客観的に考えたら、①の村勝率は25%②の村勝率は50%という事になります。つまり灰に白が多く残ってれば、村は勝ちやすい。しかし狼側には襲撃という選択があるため、白1個だけでは、勝利に結び付きません。

G編成16村ならば、初回襲撃を除き、最終日までに通常なら5~6回は襲撃が入り、確定白と占狩霊の襲撃を含めても、更に自由に邪魔な灰を排除できる余裕があるからです。 

つまり、「確定白にあまり価値はない」と言える訳です。

この仮説を検証するため、月狼国などで、確定白の時の勝率を計算しましたが、およそ45%程度であり、通常であれば村勝率は55%ほどあるので、「確定白は勝率を10%くらい下げてる」と考えられます。

もちろんサンプル数が少ないので、あくまで持論に留まりますが、確定白1個が村を有利に導く事はないでしょう。

 

 ■3.F編成とG編成の違い

確定白にあまり価値はないのは、あくまでG編成の話です。■2.白の価値で記述した通り、最終日に白が残ってれば、村は勝ちやすくなってますし、襲撃の自由度は狼陣営の勝率に影響を与えるので狼陣営は確定白を許容しにくくなります。ここは戦術や戦略を語る上で重要な部分であります。

「F編成とG編成では白の価値が全く異なる」ここを踏まえた上で戦術を考えて行かなくてはなりません。F編成であれば、真占い師の白判定を守る事の意味は大きいですが、G編成では白判定にあまり価値はなく、「それよりも真占い師の生存が重要」になる。という事です。


■4.では何故白判定の時の勝率は45%なのに、村の勝率は55%なのか?

確定白の時の村勝率が45%であるという事は、どこかで10%多くなっている訳です。黒引きや斑あるいは自由占いのケースが勝率を高めてると仮説は建てられますが、サンプル数が少なすぎて、現状は断言はできません。今後更に調べて考え方が変わるかも知れません。それでも現時点での仮説としては

「シンプルに黒引きが強い」 「人外の黒特攻が狼有利になるとは限らない」という仮説を立ててます。

まず、黒引きが強い事はほぼ間違いないと思います。情報力が多く、村人が議論しやすくなるため。

初回狼吊り時の村勝率は70%から80%ほどと言う話もあり(※実際に検証した訳でもなく、そもそも初回に狼を吊れる確率を考えてもサンプル数が少なくなりがちはある)

霊能者が確定してれば、黒を村人全員が共有することになりますし、単純に村人が吊られてない。狼が全滅に繋がってるなど

「白引きは村勝率が下がり、黒引きは村勝率が上がり、占い師の生存が勝率に大きな影響を与える」この情報から戦術を考える必要があるということです。

 

■5.占い師の生存はどの程度重要なのか?

どういうシチュエーションだったら。どういう人が居たら?などの条件で考えていたらキリがないので、ただ単純に村人や狼の能力を無視して考えた場合は、単純に残ってる灰の数と狼が吊れる確率で計算していきます。

その場合にG編成16人村ならば、村勝率25%程度がいわゆる灰ガチ(占い師が襲撃された)の勝率になりますし、実際のところは推理の能力や霊能判定や狩人の存在によって、G国での計算になりますが(G国まとめサイト3d占い師襲撃時の勝率から引用してます)36.96%が村勝率となります。G16編成とは限らないので、あくまで参考程度ですが

G国の勝率を参考にした場合36.96%ですが、村の勝率は55%はある訳ですから、20%は占い師生存による影響があります。

能力者の末路ごとの勝率をみても、生存した場合は殆どの村で勝利して、処刑または襲撃にあった場合は狼の方が有利となっています。

この事から客観的に考えた場合「占い師が襲撃されてから考える」「霊能軸で良い」などの考え方は、主観的に考えれば占い師の真贋はよく外すから占い真贋ばかり話すべきではないという考え方が生まれると思いますし、気持ちもわかる部分はありますが

客観的に勝率を求めた動きをする場合、これらの主観的な考えは否定され、「出来る限り占い師に関わる議論をすべき」となります。

ここは聞いただけの話ですが、AIが人狼をした場合、占い真贋に関わる議論が多ければ村の勝率があがるという話もあり、この論は恐らく正しいと思います。

長期人狼は「欠けがない」「連続護衛ができる」限りは狩人と占い師が重要なゲームであり、村側の方が勝率が高くなる傾向は続くでしょう。

 

■6.人外の黒特攻が狼が有利になるとは限らない。

・白の価値があまり高くない。 ・真占い師の生存率が重要

この2つから考えると、例えば3-1陣形の初手の狂人特攻が疑問手になります。黒を出した村人を吊れる場合がある、狼に内訳が伝わる。などのメリットは勿論ありますが

真の白判定を1つ潰したところで、G編成ならば、白襲撃が灰襲撃に変わるだけで灰の数に変わりはありません。(人狼ゲームは多数決のゲームなので、邪魔な村人を自由に襲撃できる数が増えるというメリットはあります)

特に統一占いを行ってた場合ではありますが、判定が割れるという事は斑に対しての判断材料が増え、白を出した真占い師の生存率に影響を与えた場合。村側有利の盤面になってしまいます。

バランス護衛(人外数が見つかってる数が少ない白判定の占い候補を優先して守る事) などで白判定の真占い師にGJが発生した場合は、3-1陣形なら霊判定により破綻した占い師が吊られ、その破綻者が狂人であるなら、狩人視点で真占い師が確定することになりかねないですし、占い師でGJが1回でも発生したら、村勝率75.6%(G国の傾向調査の引用)となり、むしろ黒特攻が村有利にすらなってるのでは?という疑問さえ出てきます。(少ないサンプルながら村有利になってる傾向はあります)

3-1陣形で狂人の黒特攻。初回占い師襲撃が通ったら厳しい。という意見もありますがこのケースでの真占い師の立場は信用度が一番低かったので、「元々勝率が低かった」のです。つまり真占い師襲撃されてもまだ36%程度(G国の勝率)の勝率が残っててまだマシ。とも言える状況なのです。(信用勝負だったら一番信用度が低かったのですから、判定が多くなれば、判断しやすくはなりますが、勝率はかなり低くなると言っていいでしょう)

元々勝率が低くて、信用勝負になったら敗色濃厚だった事を考えると「3-1陣形で白判定を潰されて襲撃される事はデメリットにならない」のです。

以前、狂人の動き方でも解説しましたが、自身の信用度が低い時に黒特攻すると、真占い師の生存率への影響も少なく、白判定が手損になりやすいため。判定を割る時は信用を考えると良いでしょう。

・統一時は確定白の勝率より、斑の時の方が村勝率が高くなる可能性もあり、斑は村のデメリットとは言い切れない。

統一のメリットとして、「悪くても確定白なので、襲撃前に確定情報が得られる」という事になります。

 

■7.自由占いの弊害

・占い師に関わる議論を襲撃までに多くすべき(占い師の生存率が重要)

・F編成と違いG編成では、白の価値があまりなく、片白を守る価値があまりない

・誰を占うかが重要。白引きより黒引き。

・斑は情報面では村有利で、斑が狼有利とは言い切れず、斑処刑真襲撃は真の信用が元から低く信用勝負でも他の盤面でも明らかに元から不利だった。

ここまで懸念材料を理解して、誰を占うべきか議論した上で自由占いを行うのであれば、統一占いと大差なく。どちらでも良いと言えますが現実はそうは行かない。

自由で占い先は、占い師任せで自分たちは議論しない(議論できない)のであれば、1回しか使えないかもしれない占いを有効活用できてません。

「占い判定が出てから襲撃が出てから議論するでは、遅すぎます。」

情報が多く出ないと議論が苦手な人が選びがちな失敗であり、元々村有利な盤面を受け身となり有利な盤面を狼へ明け渡してしまう行為になります。

占い師個人に判定を任せるにしても、このブログでも30点でも考察出せと言った時のように、誰を占うか議論して、反応を見たり、修正したりできるので、推理の精度も高くなります。

私はこう思ってたので、占いました。ではバイアスによるズレも発生しやすく、判定を価値を下げてしまう結果にもなりかねません。

総じて、自由占いは推理が一定水準を求められ、特に初心者村などでは、(短期村出身者が多くても1日目の議論の仕方は知ってない人が多く)誰が狼か?誰が真か?大事な議論から逃げてしまい。村人有利な盤面を五分五分から狼有利へと、優勢の盤面を明け渡す事になります。

・まとめると自由占いは運用難度が高い。

ある程度の水準を達してれば、自由の運用もできますが、占い候補全員が満たしてるとは限らない上に、真が運用できるかわからない。

これらの懸念を払拭する方法が1つあります。ただ一言。「統一」と言えば解決してしまいます。

 

■8.動きの最適化

一から説明をすれば、長くなり過ぎる上に、全てを理解してくれるとは限らない。そして何より「誰を占うべきか?」 から遠くなってしまう。

上級者になるにつれ、統一占いによって、灰をリトマス紙にして占い真贋の見分けに使ったりするが、方法論で議論し続ける事は、誰を占うべきか?の情報量が少なくなり、占い師の生存率を下げる事になる(喉も時間も有限なため。無限ならそんな事はないんだろうが)

妥協してでも、一刻も早く黒を引く準備を始めるべきである。(動きの最適化は熟練者のスキルでもあるため、 戦術論で相手の技量がわかる点では、戦術論の話にも意義はあるが)

統一にしろ、自由にしろ、方針が早く決まり、村人が有利の盤面のまま、議論を進めて黒引きや真占い師の生存へ向けて主導権を握り、受け身にならない事が重要である。全役職生存中は間違いなく村側有利の盤面である。その間に黒引きなどにより、仮に襲撃が通っても有利の状況を簡単に覆されずにすみ、村が勝ちやすくなる。

 ■7.自由占いの弊害から見ても、統一と言ってしまうのが、簡単で楽であり、無難な選択であり、次の議論へ進みやすいため、私の持論としての結論は■1.私の結論の通り、自由でも戦えるが、統一の方が自由の弊害をケアしやすいため

勝利への最適化するなら、私ならば、統一と言うのが私の持論だという事になる。

 

■9.あとがき

今回はまとめじゃなくてあとがき。今まで統一派である理由を書いて来なかったが、それは1つに占い方法があまり重要ではないこと。

また、このブログの読者は今更だと思われるが、村人のことより狼のことについて書く事が多かったため、今まで触れてこなかったのである。(村の動きの最適化が後回しになりがち)

全員の村人が最適化されてしまっては面白くないの見方もあるだろう。

しかし、私が私である限りは最善手を追究し期待値を追い続ける存在であるため、どっかで触れなきゃ行けない話題だと思ったので、今日に至った訳です。

途中にもあったが、まだまだ研究の途中であり、色んなデータが不足している状態であるため、新しい発見があったら是非、私に教えて欲しい。仮説通りなのか、新たな発見になるのかとても楽しみです。それではまた

最終更新日:2022/11/09

2022年10月9日日曜日

63日目:村要素の拾い方の基本的な考え方

今回のテーマについて 

今日は村の要素の拾い方、村で常に考えてる事について話して行きます。本来はもうちょっと早く書くべきだったのかも知れませんが、村より狼のことについて優先したかったので、後回しにして来ました。

■1.村と狼(役職)の見分け方

推理の仕方がわからないという人のために、まずこの考え方だけを持ってログを読むようになってくれれば、推理が出来るようになります。考えてない人はずっとできません。

「発言の偏り方が重要」です。

相手の心理を読む上で重要なのは、偏ったプレイングが何故発生したのか?を理解する必要があり、偏った部分が、相手の役職の見極めを容易にします。

■2.発言の偏りとは?

発言の中から、村の要素を多く含んだ発言、狼の要素を多く含んだ発言があります。これらは「村役職ならあまりしない発言(狼要素)」「狼役職ならあまりしない発言(村要素)」とがあります。

別の言い方をすれば「非狼発言」「非村発言」に分類される発言のことです。

■3.推理の間違いに多く見られるケース

例:あの人は吊られたくなさそう。だから狼だ。

この推理は、一見は狼という役職は吊られたら負けの役職であるため、狼要素と言える要素とは言えますが、同時に「村でも吊られても即負けにはならないが、確実に村が不利になる」という事です。村でも吊られたいという心理で臨んでる人は居ないのです。

つまり「どちらとも言える」 要素を、自分の憶測で考察し、判断してしまっていることが推理を間違える原因となっています。

狼を白く見てしまう間違いの多くは、狼が村に貢献してる姿を、白要素と捉え(狼は白くなりたいので、村に偏った発言とはいえない)判断しているからです。

■4.村としておかしいから即ち狼という訳ではない。

村としておかしい=狼という訳でありません。単純に価値観が合わないだけ。相手にとっては村人として発言してるつもりかも知れません。

狼としての発言の妥当性を考える必要があります。村人であっても推理は誰でも間違えますが、それを狼要素と考えるミスをしてしまうからです。

もちろん狼が推理を間違えさせてる場合もありますが、これもどちらとも言える部分を無理に判断して、自分の憶測で脚色して推理してる事になります。

以前にも何度も触れましたが、推理として強度が高いのは

・村としておかしい。狼として妥当である(狼要素)

・村としておかしい。狼としてもおかしい(※本人要素)

・狼としておかしい。村として妥当である(村要素)

・狼としておかしい。村としてもおかしい(本人要素)

※本人要素とは、あくまで私の解釈としては、相手の価値観やスキルによるもので、村や狼を断定するに値しない要素(無要素)ということ。

 ■5.どういった時に発言が偏ってると言えるか?

発言が偏りやすい状況は、勝利条件の違いと、狼側の視点と村側の視点の違いから発生しやすくなります。私は要素の多くが、これらを基にした派生技と考えてます。

■6.勝利条件の違い

村側は狼を全滅させること。狼側は生き残ることが条件となります。

つまり村人は狼を探し続けられているか?が基本的な村人要素になりますが、注意するのは、上手な狼は生き残るために、狼を探すフリをして巧妙に騙そうとしてきます。

ですので、狼を探してる村人が村要素ではありますが、見分けるのは初心者の内では簡単ではありません。しかし、逆の視点で考えた場合は盲点になる場合が多いです。

「自分が生き残る事にマイナスになりやすい発言。信用を得るための発言ではなく、悩んだ結果による、発言の二転三転などは、狼の発想ではなく、村が悩んだ結果により発生する発言は村側に偏った発言と言える訳です」

極端な例を申し上げれば、自吊発言(自分を吊っても良いという発言のこと。■3の例のように村利でもないので嫌われる事が多い)などが村要素になってしまう理由として、狼が吊られてはいけない役職だから、※村に偏った発言になりやすい。という事です。

※しかしながら、 狼は自分が村に見られる発言を考えた時に、自吊のアピールは難易度はそこまで高くない為、自吊で要素を取る事はオススメできない。あくまで村要素と狼要素の基礎は勝利条件に基づくという話。

真役職を守る発言をするなど、狼にあまりにも不利な提案を続ける人は、村側に偏ってると言って良いでしょう。もちろん狼だって村に有利な提案をして信用を稼ぐが、全滅はさせる事ができないので限度があると言えるでしょう。

その限度を注意深く観察していれば、村と狼の違いを見分ける事ができるでしょう。

■7.狼側の視点と村側の視点の違い

村側と狼側の視点の主な違いは、誰が村人と把握しているか?です。

そのために、「村側は相手の正体を探る発言に偏ります」「狼側は自分の正体を村人だとアピールする発言に偏ります」

村人の心理としては、知らない事が不安になりますが、狼は自分が村人だと信用されない事が不安になります。無意識な本能から、狼側の方がペラペラと信用して欲しさに喋りがちになるため、村人の方が相手の正体を探る発言に偏り、狼は主張したがります。

また、村人は推理が正しいのかは本人もわかっておらず、不安になりますが、狼はさも当然のように※推理できるので、視野の広い村人というのは注意が必要です。スキルがあるならそうとは言い切れないが、単純に狼だから視野広いだけかも知れません。

※ただの自信過剰の村人かも知れないが

■8.多くの派生

ライン切りなどの要素で投票の要素であったり、多くの要素は大抵は勝利条件や視点の違いからの分岐であり、基本的な要素の構成は、思考の偏りから生じています。基礎的な見方が見に付いたら、応用してみましょう。

■9.実はスキルが少ない方が

スキルが少ない人の方が、(言葉をオブラートにせず言えば初心者の方)思考が偏りやすくなります。スキルと技能の向上に伴い、狼でも、村の行動を似せる事を覚えたり騙し方を覚えるので、見分けが付きにくくなります。

しかし、騙す手段を持ってない人は、素直に推理するしかないので、狼の発想を飛び越え、村に偏った思考を出しやすく、信用しやすい。

(例え話ですが、バカキャラの方が愛されやすいのは、騙す手段を持ってないので信用できるのも、これが理由だと思います)

初心者は、必然的に素直に発言すれば良い村人の方が成績が出しやすく、人狼は村人有利なゲームだと思います。

スキルが少ない人は、選択肢が少ないために思考が偏りやすく、思考を読まれ対策しやすいのは、多くのゲームではデメリットになりますが、人狼ゲームではメリットになる場合もあります。しかしこれらの現象は狼での勝利に結び付く事はありません。狼の役職の方が多くの人にとってハードルが高いと言えるでしょう。

■10.思考のバランスを取る

狼を演じる際には、自分が村人の時に取る行動(村トレスともいわれる)を取り、狼である事に悟られないように動こうとします。

また狼の上手なプレイヤーは、村要素と断定できない要素を巧みに村人に取らせて、推理を間違えさせます。村人にとって、自分を信じてくれる人が村人とは限りませんが、村人と思いたくなってしまったりと、思考の偏りから思考を読むのが苦手のプレイヤーを一生懸命に騙して狼の勝利を目指します。

推理を間違えるように、村を不利に追い込むように考察を書き続けても、狼に偏り過ぎた行動は狼だと※思われやすいですから、思考のバランスを取り、村の行動を意識する場面が必要になってきます。

※狼でそれやらないと逆張り族も居るけど、それを言い出したらキリがないので割愛

巧みなプレイヤーは、村人でも推理を間違える事に便乗し、狼行動を村仮定でも説明できるようにバランスを意識して立ち回っていきます。

また村人にも思考の偏り(バイアス)がありますから、相手の推理の隙を付くプレイをして、間違った村要素を取らせたり。また推理の隙を自ら演出し、非狼の要素を演出するのも良いでしょう。

この編だけは、今回のテーマから離れた話ですが、狼の事についても多少は書いて置きたかったので。

■11.まとめ

村要素と狼要素の基本的な拾い方は、村でしかしない行動。狼でしかしない行動。これらを見極めること大事です。これを忘れると、要素ではないものを自分の憶測で脚色をし始めて、何でもない行動を村行動や狼行動と決めつけてしまいます。

発言の偏る法則を見つけて、応用していく事が人狼ゲームでは大切となります。

どんなに狼のスキルが高い人でも、村人でも取る行動に寄せようとしますが、全ての発言で偽装している訳ではありません。発言を法則に従って見極めて行けば、スキルが高い人でも見分けが付くようになります。

スキルの少ない人ほど、思考のバランスが偏りやすいため、役職を見極めやすくなります。 推理の仕方がわからないよ。って人は「×村がする行動〇村しかしない行動」「×狼がする行動〇狼しかしない行動」とは何か?を探してログを読んでみましょう。それではまた

更新日:22/10/09

2022年8月21日日曜日

62日目:長期人狼は立ち合い(初日)が勝負所である

 今回のテーマは特に狼での初日の立ち回りの仕方について

 

■1.初日が何故重要なのか?

勝負は1日目に実質的に決まってると言っても過言ではないからです。

①印象面

第一印象でこの人が白いなと思ったら、それを打ち消すくらい大きな黒印象を持たないと、その人より黒いと思われてる人が吊られない限りは最後まで効果が持続します。

②集団心理とグループ形成

集団心理とグループが形成されるからです。村の上位グループみたいなものが形成され、そのグループを中心とした議論が行われ、それ以外の人が能力処理を受けやすいからです。転校生がクラス中心のグループの輪に入るのは、難易度があがります。

③役職能力

占い判定で真が黒を引く、または確定霊能者が黒引いた時の効果は絶大で、如実に勝率にも影響します。「情報が共有されるという事は、コミュニケーションが成立する」という事になります。役職機能を有効活用させるかどうか?なので、やはり序盤が肝です。

これらの事から、1日目ほど立ち回りに力を入れるべきであり、それ以外の戦略は、白くなるのなんて簡単だよ~って思ってる人が考えれば良いです。まず初中級者が安定した勝ちを目指すには、1日目が重要だと思ってます。

④要素取りは早い者勝ちだから

例え、発言者と同じ事を思ったとしても、二番煎じは二番煎じ。発明者が特許を取るのと同じで、時間をかければより精確には、なりますが、最初に見つけた人ほど、希少性や影響力を発揮するのは難しいでしょう。

■2.立ち合い

昨今は立ち合い不要が当たり前の村が増えて来ましたが、リアル事情や仕事などを配慮して立ち合いが強制されてないだけで、立ち合いに参加できる方が良いと思ってます。

何故なら朝に立ち会って印象獲得を狙った方が有利だからです。1日目の朝は、特に立ち会った方が有利になる。この事実は立ち合いなんて強要されたくない。と思ってる人でも受け入れなければならない事実です。

立ち会えなかった不利を責めてはいけませんが、その中で発生した有利と不利。要素は当然ながら受け入れなければなりません。何故なら、寝てる間にも立ち会ってる人達で話し合い、信用を得て、信頼を勝ち取ってるからです。

■2.印象 

印象が何故大事なのか?は「白い要素を探してくれる土台が出来るからです。」人狼ゲームは印象ゲームではない!推理ゲームだ。だから印象を取るなんて心理ゲームではない!と思うかも知れないですが、心理ゲームである以上、第一印象がこのゲームで最も大事な事です。初頭効果の効果は絶大だからです。

好印象の相手ほど、推理してるつもりでも、村の材料を探しますし、悪い印象を持つ相手ほど狼の材料を探して狼である理由を探してしまいます。

人の脳の性質上、仕方ない事です。狼でより勝つには、心理や脳の性質を理解する必要があります。 印象の左右されず、信頼するため、または疑うための偏った情報を集めようとせず、両方の性質を理解した上で正しい決断を下せるトッププレイヤーなんて無視しましょう。事故かたかが1票です。

最多票にならなければ、勝てるのでありきたりの心理の隙をついて、まずは多くのプレイヤーに勝てるようになるべきです。

 ■3.初動

人から好印象を獲得するには、「自分というキャラクター像を作る」ことです。

自分がどういった人かを「自己開示」によって理解して貰います。人はわからない物に対して不安さを覚えます。初対面の人に対して緊張したりするのも、相手の事を知らないからこそ警戒している訳ですね。

https://komiyajinro.blogspot.com/2020/08/blog-post.html(47日目:キャラクターを作る)

の時にも語りましたが、知って貰うという事は相手に安心感を与える事が大事なので、安心感を与えないキャラクター像はあまり宜しくないでしょう。

■4.影響力を持つ

https://komiyajinro.blogspot.com/2022/03/blog-post.html(59日目:何故影響力の武器がオススメできるのか?)

影響力の武器で紹介したように、・返報性・一貫性・社会的証明・好意・権威・希少性を使って村の中での発言力を高めるべきです。

自分の投票が村に影響力を持つ事は、自らの能力処理を遠ざける事になるからです。

■5.グループの形成

https://komiyajinro.blogspot.com/2020/05/blog-post.html(44日目:狼のサポートで出来そうな事)でも軽く触れましたが

自己開示に失敗してる、初動で好感度の獲得に失敗してる。影響力を発揮していない。などスケープゴートになる条件はあり、吊られそうな人、残りそうな人。ざっくりと見えてくる筈です。

つまり白で村の中心グループになりそうな人の輪に入っていく事が大事となり。最終日までを見据えた動きになります。最終日まで残る村人に最後まで白視される事は、狼での生存確率を大きく高めます。

■6.ターゲット

最終日想定をして残る村人の中から騙す相手を決めたら、その人の白視する傾向や特徴を掴みます。

特徴を掴む理由は、似た特徴を持つ人に共感しやすく、騙されやすくなるからです。真面目な委員長キャラみたいな優等生の前でふざけた態度やノリを見せると、疑われることになりますし、気難しい事は考えず、軽い気持ちで白や黒を付ける相手には、こちらも長文で対応するより、軽さをイメージした考察を書いた方が良いでしょう。

相手が白視してしまう傾向も注視してみると良いでしょう。SG候補ではないという事は序盤である程度の情報を落としてる筈です。

面白い人を好意的に見てるかなど?誠実な人、理解者、優しい人、真面目な人、頼もしさなど対人では好きになりやすい傾向が人それぞれ違います。

迷ったら男性キャラなら、面白さと頼もしさ。女性キャラなら誠実さ理解者を目指して下さい。高い確率で好感触を掴むことができます。

■7.悩む、考える、不安を持つ

ここまでは根強く白い印象を持たせる方法でしたが、ここからが必殺技の話です。

非狼のコツは、人間に生じるバイアス(村人のミスプレイ)を理解する事にあります。思い込み、不安など。狼をやってると発生しにくい心理状態を再現する事にあります。

村人のトレースといって村人と同じ動きを目指すプレイスタイルもありますが、正しくは村人にしか発生しない心理状態を再現する事が大事です。

その魔法の呪文は「わっかんねぇ」です。どうして?何故?などの疑問に思うところ。どうして彼はこういうプレイをするんだろう?村人に警戒心や何故をぶつけてく事で、村人の心理を再現する事ができます。

確証バイアスも良い魔法となります。これは好印象を持ってしまった相手には村である理由を探し始めます。これは最終日候補の村人に対して使うと良いでしょう。砂糖のように甘く要素を取って行けば、取られてる側も悪い気はしませんし、何より村人臭い考察分が書けるようになります。

「あの人どうみても白いよな。何度見返しても村の要素しか出てこない。」

この方法は多分、二度と書きません。今日だけ特別です。人の脳に生じるバイアスを調べて行けば、応用も効くので人っぽさの演出のバリエーションとして、バイアスは覚えて損はありません。村人時のミスも減りますし。

■8.投票について

人の印象を思い出す時にイメージするのが「ピークエンドの法則です」盛り上がった話と最後の印象を思い出すという事です。初日の締めとなる投票こそ絶好のアピールの場です。

本決定前の投票する時間帯はとても大事な時間です。 

投票も疑問や不安を解消するための使い方をして非狼を演出するために占い希望を出す事はとても有効です。多くの村では上記の行動をあまりせず、印象に残ってない村人はいくらかは残ってるからです。極端の回避効果などがあり、無難な選択をする心理があるため、無難な人に選ばれないこと。そして無難な選択をすべきという事です。

気を付ける事は一貫性を保ってるか?です。自らのキャラクター設定は一貫性を持った方が影響力が持続しやすく、そのキャラにとって相性の悪い人を疑うのが自然の流れです。

また白視が多い村のグループの動向も考える必要があるでしょう。 村の中心人物が投票する場所に目線が集中するのも自然ですし(ハンドワゴン効果)、共感によって、自らの評価にも繋げられるでしょう。

■9.詭弁を使おう

もしピンチになったら詭弁を使って乗り切ろう。但し乱用は注意です。詭弁を使い過ぎては相手にバレてしまい信用を失うからです。

但し騙すのに有効な手口の1つであり、無意識に使ってる場合もあります。早まった一般化(チェリーピッキングとも言う)

ゆとり世代は仕事ができないなど、1人や2人という少ないサンプルで決めつけてしまう事です(サンプルとして少なすぎる)しかし、どの世代であっても仕事ができない人はいるので、言ってる事もある程度の正しさがあるため、一見正論のように聞こえるのが詭弁論の特徴です。(少数の人との付き合った経験から、男は浮気する生き物とか)

相手の推理発言が全て正しいとは限りません。そこで間違った発言や自分に有利になる発言だけを取り上げて、自分の正しさを主張して相手の信用を落とす手法です。

対人論法や藁人形や論点のすり替えなどもよく使われる詭弁論です。乱用は注意ですがピンチになったら使っても良いでしょう

■10.相手を動かそう

相手を動かすキーワードは「EAST」です。

Easy:簡単である事。難しい言葉より簡単な言葉を使ってわかりやすく説明

Attractive:魅力的な提案であること。皆の視界が開けるとか、メリットの説明

Social:社会性がある。みんなこうやってる。

Timely:タイムリー。話題には鮮度がある。

これら4つ要素が含まれてる事が人の心を動かすことになる。

■11.ゲイン効果

これらの武器を駆使して立ち回れば、勝負所である立ち合いを制し

生存率の高さを十分に期待できるが、やはり人の印象というのは、ギャップや思ってた印象が変わってくると、相手の心理にも変化が訪れる。

これがゲイン・ロス効果である。

もし、序盤上手く行かなくても、ギャップにより、思ったより良い人じゃんと思ってくれるとこれまでの状況が一変するし、今まで抱かれてた悪い印象までどっかに飛んで行ってしまう。この効果を狙う為、あえて初日に白印象を稼ぎ過ぎないのも、白を貰えるのが簡単になって来たら狙って良いだろう。

ロス効果の通り、白すぎると1つのスキャンダル(黒要素)で信用が失墜するからである。

同じく黒くみられても、この人なら仕方ないよね。って思ってくれる技術も大事だからだ。

■12.初日さえ乗り切れば

初日さえ乗り切れば、あとの障壁は真役職くらいである。

その機能を破壊してしまえば、村人は何もない情報を頼りに推理を進行しなければならないし、もし疑いそうな人がいるのならば、襲撃で削って逃げ切りを目指すと良い。

一見襲撃する事で、怪しく見られる事が怖いのは勿論あるが、既に確実に疑ってる人よりは、全然違う方向を向いてくれる場合も多いし(いくら襲撃された人がいても、自分の推理を捨てて襲撃された人の意見を重要視するのは難しいからだ)

終盤に向かえば、村人の人数が減り、立ち回りやすくなるので、その状況を作って行ければ例えその村で勝つ事が出来なかったとしても、狼勝利は何度かやってる内に達成する事ができるだろう。 

初日を特に集中して人狼ゲームを遊んでみて下さい。それではまた

記事作成日:2022/08/21 

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