2019年2月9日土曜日

20日目:成長する最も有効な方法は教えることである

これは人狼に限った話ではありませんが、
物事を学習し、理解を深めることで成長をするにはアウトプットが重要となる。

・アウトプットとは?
「出力のこと、入力のことをインプットという」
インプット:聞く、読むが入力
アウトプット:話す、書くが出力

アウトプットに関しては色々調べていずれ記事にする予定ですが

「成長の秘訣はアウトプットにある」ということです。

学校の授業では先生の話を「聞く」よりもノートに「書く」方が覚えやすい筈です。
これがアウトプットの重要性です。

人狼に限って言えば、
「ログ読みより(インプット)<考察を書いてみる(アウトプット)」です。
過去ログを読んでも地上参加した方が身に付くってのも一理はあります。
これはアウトプットの方が身に付く事を彼らが本能的に知ってるからです。

ですから、「ログ読みで重要なのは、考察や感想を書く事です。
見物者でも、積極的に発言してみて下さい。ただ読むよりは遥かに上達すると思います。

例えば、このブログ。
これを書いてる理由も、より人狼の理解を深める為にあります。

私事ですが、人狼でも弟子を持つようになりました。
人に教える機会が増えて、自分の理解は正しかったか?
またわかりやすく教える中で、疑問だったもやもやを再勉強し
新たに理解を深める事が増えたなと強く実感してます。

職業柄、師匠や弟子がいる業界に携わってまして
弟子や研究会などのおかげで理解を深めた経験がありまして
人狼でも同じような経験が出来た訳です。

この経験から私から伝えたいのは
「教えるというのは、最強の成長法である」ということです。
何も知らなければ、教えるもありません。
ですから、当然ある程度の実力を付けて知識を得た上で
それらをわかりやすいように、また抜けた部分があれば勉強して補強し
質問された内容には答えられるように勉強し、また間違った事を教えられませんので
間違いがないか再認識し勉強した内容を即座に伝えて、自分のものにも弟子のものにもして行く訳です。

アメリカ国立訓練研究所の研究だと
「ラーニングピラミッド」という言葉があります。
これは学んだものをどれだけ記憶しやすいかを方法別に調べたものです。
・講義(5%)
・読む(10%)
・視聴覚(20%)
・実験(30%)
・グループ討論(50%)
・体験学習(75%)
・他人に教えた経験(90%)
のパーセント学習が定着(つまり記憶)するということです。

個人的にはパーセントそのものには諸説ありそう?な気もしますが
下に行く方が覚えやすいというのは感じます。

ちょっとわかりにくいかな?と思うので
自己解釈して学校での体験に置きかけて考えてみます。

・先生の話を聞く(5%)
・教科書を読む(10%)
・黒板や映像を見る(20%)
・ノートに書き写す(30%)
・グループで発表用にまとめる(50%)
・テスト問題を解く(75%)
・勉強を教えてあげる(90%)

こう自己解釈すれば、まぁわかるような気がします。
※自己解釈だよん

特にテストがないとノートを書いただけでは理解がないように
「問題を解く」「人に教える」が特に成長に重要だと感じます。

私の言葉ではないですが、「理解を深めるには生徒同士で教え合うのが一番いい。」
なるほど。すぐ先生や教師になれる訳ではないですから友人同士で教え合うというのはとても良い方法だと思います。

人狼でのログ読みに置き換える。
・とある村のログを読む(10%)
・村要素や狼要素の拾い方を見る(20%)
・良かった考察や考え方を書き残す(30%)
・村の考察のまとめてみて自分で仮決定、本決定を出す(50%)
・実際に自分で考察して村か狼を解いてみる(75%)
・村の内容や感想を人に教える(90%)
※自己解釈です。

特にログを読む時は「自分で考察をしっかり書いてみる」を意識すると
成長をしやすくなるでしょう。
理想は書いた考察を「教え合える環境」かも知れません。


今日のまとめ
聞く見るより、話す書く事が大事で
教えるというのは、話す書くを行うので最強の勉強だよ。

改めて横の関係の大切さを実感します。
自分も色んな人のおかげで成り立ってる訳です。

アウトプットを大切にしよう。
(アウトプットについてはまた掘り下げる予定です)

2 件のコメント:

  1. こんばんは。
    私もブログの目的は大凡一緒でございます。
    それはさておき、

    %が上がっていくにつれ、
    上記の事も含む(テスト問題を解いたからこそ、教えられる)ようになるのは面白いですね。

    教える。という行動は、物事への理解もそうですが、
    相手(の理解力)を把握する、話を聞く、自分の考えを振り返る、
    と言った、人狼内外問わずに必要な能力を求められますよね。

    相手への理解が無ければ、適切な内容や表現を扱う事が出来ないし、
    話(質問)を聞けなければ、やりとりそのものにズレが生じる。
    自分を振り返る事で、今自分が何を考えて、何を喋っているかを確認、
    話の段取りを把握する。

    何かが欠けると、伝わらなかったり、独りよがりになったり、自慢になったり。

    技術や知識というのは、再現性があって初めて成り立つものですし、
    再現はそもそも思考と出力の繰り返しなので、それを少しずつでも実行できる、教えるという行動は非常に理にかなっているのかなと感じます。

    インプットするだけなら何とでもなりますからね。

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  2. そうですねぇ、教えるのも大変で
    下手すると伝わらなかったり、独りよがりになったり、自慢になったり。

    マウント取りたいだけで強さを称賛されたかったり、人に認められたくて
    教えたがる人もいるから注意しようってお話はしました。

    教える事で、内容を記憶しやすい、覚えやすい事には間違いありませんが
    それが正しい事とは限りませんから、その辺の注意は必要ですから

    教える前に事前学習だったり、内容に間違いがないか確認することは大事だなとは改めて思いました。

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77日目:白取り推理はあまりしない。

 あえて使わない用語の続きにしても良かったのですが、白取り考察自体は普通にするので、あまりしないという題にしました。 ■1.前提として ■2.白取り考察の危うさ ■3.影響力の考察 ■4.ゲイン・ロス効果からの観点  ■5.黒取り考察しても必ずしも吊られる訳ではない  ■6.確証...