記事としてもまとめとく方針に。
もっと詳しい事が知りたい人は本を読んだり
調べてみたりするの良いと思います。
- バイアスとは何か?
バイアスとは偏りの事であり
意味としては「偏見」である。
(あとは先入観や固定概念だったりとか)
偏見を持つと誤った事を正しいと思い続け、人生を失敗を繰り返したりとか
人狼で言えば、偏見を多く持つ人ほど、村を滅ぼし続けるでしょう。
いわゆる「妥当ではない意見」「誤謬のある発言」を繰り返す人になりやすくなる。
特に偏見や先入観は新しい発見を見落とさせ
人狼の発見だけでなく、成長する方法も見落として行くでしょう。
まとめ:基本的にはバイアスがかかる。というのは
悪い意味としての言葉であり、偏見、正しくない見方であるよ。って意味である
- どういう人がかかるの?
人間の脳、考え方の問題なので、基本的には誰でもかかると思います。
私も例外なく。ただし、これは偏見だったね。間違いだったね。と
気が付ける事でバイアスを治して、正しい知見を得らえるようになったり。
こういった考えは、偏見では?と疑問を持つ事により
バイアスがかかるのを予防して、正しい判断を下せるようになったりします。
バイアスを知識として覚えておくと
バイアスがかった人だね。と軽蔑される事は
かなり減らせるのではないかと思います。
また偏りをなくすことで真実に近付きやすくなり、成長にも繋がります。
まとめ:バイアスは誰にでもあるよ、だから改善する方法はあるよ。
改善すれば、偏見に囚われず、正しい見方がより出来るようになるよ。
- 例えばどういうのがバイアスか?
バイアスには色んな種類のバイアス。
人狼に関係があまりなさそう?なのを1つ紹介すれば
サンプリングバイアスというのがある。これは不適切な統計の取り方を
行ったが為に誤った数値が出てしまう事。
例えば、ラーメンとお寿司どっちが好きか?って質問をしたとする。
通常の場合なら人それぞれ意見がわかれるだろうけど、もしこの質問を
人気ラーメン屋で行ったとするだろう。そしたら当然ラーメンの方が有利だ。
この実際の質問では意見が分かれたのに、ラーメン屋で質問したら
ラーメンの方が有利になってしまう。この偏りの部分がサンプリングバイアスの効果である。
まとめ:バイアスには色んな種類があるよ
- 認知バイアスについて
その中でも認知バイアスは日常的に起こりえるバイアス、つまり偏見であり
私自身、人狼ゲームでも度々発生していると思っており
基本的にバイアスを指す場合は、この認知バイアスのことについてだと思います。
また認知バイアスの中でも種類があるので有名なのを軽く触れてみたいと思います。
(詳しく知りたい人は、文献なり調べて下さると)
1.後知恵バイアス
後から知った情報を事前に知ってたと思い込んでしまうこと。
例えば、エピローグで役職が出て真実を知った時に
あの時こうしてれば~と考えてしまうこと。
当時を振り返れば、その情報を知ってなかったから、失敗したのであって
当時の考察や、結論などから振り返って考えてみるべきである。
2.保守性バイアス
新しい考え方に直面した時、それまでの考え方に固執してしまうこと。
新しい事実があっても、俺は今までこのやり方でやって来たからこっちの方が正しいと思い込み、「新しい考え方<自分の今までの考え方(バイアス)」という傾向のこと
「(根拠もなく)昔の方が良かった」とかもこの傾向の1つだと思われる。
新しい考え方に耳を傾けたり、自分の今まで考えだけに固執しないように気を付けてみるべきである。
3.根本的な帰属の誤り
気質や個性を優先して状況を軽視してしまうこと。
人狼で、もの凄く単純に説明すると「チップ補正」などが、これに関連するかと
個性や気質、つまり好きなタイプのプレイヤーが
村人や人狼という状況にあまり大きく関係しないということ。
態度で損してるとかもこの分類かと思います。
それら、個性や雰囲気である気質が例えば好かれにくいものであったとして
実際に吊られやすくなってしまうのがこのバイアス。
相手を判断する時には、気質や個性は村・狼の判断へあまり影響を及ぼさないようにすること。
4.正常性バイアス
自分にとって都合の悪い情報を無視あるいは過小評価すること
例えば、旅行に行く場合、観光や食べ物や楽しい事には目を向けるが
治安が悪いという情報は無視してしまう。
村が滅びる、または狼が全滅する情報を無視したり過小評価して
対策を練らないまま負けてしまうなどはこの分類だろう。
自分にとって都合の悪い情報も耳を傾けて対策を立てる事が大事かな?
5.アンカリング
ヒントなどの情報に引きずられてしますこと。
★あの人、黒いと思うんだけど、どう思う?
★あの人、白いと思うんだけど、どう思う?
仮にこの質問をした場合、同じ人に聞いてるのに
黒いと思うというヒントを与えた時の方が、黒いという解答を得やすいのが
このバイアスである。
お察しの通り、これは狼で応用することで、ある程度村を操作することが可能になる。
ヒントを与え過ぎてしまうと、それについて意見を求めても
実際にはその人の考えではなく、アンカリングに引っ張られた
偏ったバイアスの解答が得られる傾向にある。
良い使い方としては、自分に対して良い情報だけを与えて
感情や精神状態を良い方向に持っていく!などの使い方も出来る。
ただし、物事を正確に把握したい場合は
「事前情報」に気を付けて、事前のヒントに囚われる事なく
自分の結論で判断を下すように心がけること。
6.確証バイアス
一旦決断を下してしまうと、その後に得られる情報を
決断を下した内容に有利に解釈してしまうこと。
人狼PLの天敵と私は考えてます。
ロッカーと呼ばれるPLはおよそこれを患ってると思われます。
一度、例えば村と自分が思い込んでしまうと、その村を補強する内容ばかり集めて
逆に反対意見は無視あるいは軽視する傾向にあります。
村を滅ぼす原因として一番個人的に挙げられる傾向であり
偏った妄信、偏った確証バイアスによる、狼の吊り逃しが
人狼でよく起こる現象だと私は警戒してます。
特に、序盤は村の人数が多く、「村要素を多く取る傾向」になり
狼の可能性を検討されず、村と思い込み、最後まで村と判断する情報のみ集めてしまうのが原因ではないかと仮説を立ててます。
これらをなくすには、反証する情報を自ら取り入れて考える習慣を持つ事(最重要)
村っぽく見えても、その行動は狼では通らないか?
逆に狼と思っても、村で通らないか?考えたり
それこそ色んな人と検証していく事が、村勝利へ近づく方法と考えてます。
確証バイアスにかかりやすい人は、人狼PLとして成長しないと
考えており、今回はここを最重視して記事にしました。
- まとめ
これらをまとめて「認知バイアス」です。
人狼に当てはめて考えてみましたが、人狼をやってれば
色んな箇所で偏った見方。つまり偏見で判断してしまいがち。
それを少しでもどういったバイアスで見てしまったを上記のパターンから知ることで
バイアスを減らして正しい決断を下せる材料の1つになればいいかなと思います。
認知バイアスのほかにも、サンプリングバイアスであったり
・サンプリングバイアス:サンプル対象が不適切で偏った統計。
・感情バイアス:感情を優先して判断を鈍らせる(冷静じゃない)
・自己奉仕バイアス:自分の成功は自分のおかげ、自分の失敗は他人のせい
などもバイアスとして取り上げられてる。
「誤った判断を下さないよう、偏った見方。
つまり偏見で物事を判断してないか、気を付けよう。」
・あとがき
わかりやすく簡単に説明できてたら嬉しいですが
わかりにくかったらごめんなさい。
間違いや、誤字や加筆することがあったら修正します。
最終更新日:2019/02/07
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