多分ちょっと難しい話
③村取りから村側の視点からの狼探し
消去法的とも言われる考察法です。
確実に村人だと思われる人を村上げし、残った中から
狼を探して行く方法です。多くの人が実践してる方法です。
上手く行けば、潜伏幅が狭まり、狼を当てなくても
吊ることが出来ます。
村要素として取り上げられる事が多いのは
・村へ貢献してる。(つまり狼を吊ろうとする心意気が見れる)
・狼を吊り上げた。
・考察が納得いく。
・占い師真贋が納得いく。
これらの要素は、村の勝利へと近付ける行為であり
仮に5人の村人がそれぞれ1人ずつ村だと相互を村取りし
5人とも村という認識があってたとするなら、村は勝ちます。
(しかし実際そんな上手く行かないのはご存知の通りだと思いますがね)
④非狼要素、狼側からの視点
村取りの中でも、高精度を誇る考察が「非狼要素」です。
現実の推理物だとアリバイ証明に近いですかね。
アリバイと違って100%の証拠とはなりませんがね
・対象が狼としてはおかしい行動。
というのは、そのままその人の村要素になりえます。
いくらか例をあげますが
・明らかに自分が不利になる証言や推理を続けた
・襲撃が明らかに不利になってるなどなど
これらの要素は、狼としての勝ち方が見えない。
狼として行動を取ってない事が要素になります。
狼を探すゲームなので、狼ではない人を探すのも非常に有効な一手です。
③との違いは
③村人として妥当な人を見つけ、それ以外の人が狼だと見つける方法
④狼の行動に違和感のある人を見つけて、その人が村だと見つける方法。
狼としておかしい。は特に③を中心に取ってる人。
昨日で紹介した、②の狼を探すとロッカーになるからという人には出来ない考察です。
当たりにくいと理解はしてても、それでも
「狼の視点で探れないと、精度の面でも著しく低下します。」
だから「当てるより先に、精度をあげる為に狼側の視点で考える」ことが重要になる訳です。
⑤反証をする。
③と④は前振り、ここからが本題。
例えば、真占い師を真と推理してたから、この人は村だろう。
③でいうとこの占い師真贋に納得がいく。村に貢献してるから。ですね
⑤では、③の要素がより信憑性が高いかを④の視点で持って
「この村要素が果たして狼で出せるのかを検討していきます」
まず何故真占い師を真と推理することが、村要素となるのか?
・真占い師が護衛を貰って判定を出され続けたら、狼は不利になるから
だから真占い師が判明した場合は、真を主張して村に貢献しようとしてたこの人は村だろうに繋がります。しかし
・自分が主張したとこで真占い師への襲撃が通ると思ってた。
・自分を村に見せる為の村アピールだった
・そもそも世論に乗るしかなかった
などのこの村要素を否定する場合が起こり得ます。
「そこでこれらを否定する要素を無いと推理することで、より村要素の信憑性を高める事が出来ます」
・自分が主張したとこで襲撃が通ると思ってた。
護衛を寄せようと真剣に動いてた。
・自分を村に見せる為の村アピールだった
だからといって本当に真占い師を真を決め打たれたら村に見せても勝てない。
・そもそも世論に乗るしかなかった
自ら世論を動かしていた。
真占い師を主張していた(村要素)→それが狼の生存戦略。勝つ為の狙いだったのでは?(村要素の否定)→狼の狙いではこの行動が説明できない(狼の否定による、村要素の否定の打ち消し)→つまり村要素はただの村要素だった(結論)
「まとめると:反論(反証)の筋が通らない要素は精度が高い(最重要)」
ということです。村の視点と狼の視点をそれぞれの立場で考えて
①村要素でも狼でも出来そう(強い要素じゃない)
②村要素だし狼でも出来なさそう(質と精度の高い村要素)
③村だとおかしい(強い要素じゃない)
④村だとおかしいし狼だと納得がいく(精度の高い狼要素)
と、多角的に見る事が、精度を良くする方法の1つです。
三日月国681村では、ジズの1日目@197では
こんな発言がありました。(コピペで出してて人によっては見れないかも)
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不満を出すのが村要素ではないか?という視点→狼でのアピの可能性はないかの反証→相手の文章と発言内容からアピの可能性の否定→つまり村要素としてきちんと通る事の証明。
これも、村要素に対して
狼でやれるのでは?という反証を行い、それがないと検討しているので
質の高いとても良い考察でした。(カナコは村でした)
両方から探れるようになると、推理の精度はあがりやすく成功しやすいので
②ではロックをしないこと。片側からの見方がよくない。と繋がる訳です。
②③④を全てあわせたのが、⑤の本題であり
精度をあげたいなら(本日のまとめ)
・推理が当たってると過信しない
・前提してた要素が狼が狙って出したものじゃないかを狼の視点で考える。
・間違えてる可能性を減らす事が、当たる可能性を増やす
こう考える癖を付ければ、推理の精度はあがると思います。
では、多分今年最後の記事になると思います。
みなさん良いお年を