2018年12月28日金曜日

16日目:考察の精度をあげる。村と狼での視点

考察の精度のあげよう。の続きです。
多分ちょっと難しい話

③村取りから村側の視点からの狼探し
消去法的とも言われる考察法です。
確実に村人だと思われる人を村上げし、残った中から
狼を探して行く方法です。多くの人が実践してる方法です。

上手く行けば、潜伏幅が狭まり、狼を当てなくても
吊ることが出来ます。

村要素として取り上げられる事が多いのは
・村へ貢献してる。(つまり狼を吊ろうとする心意気が見れる)
・狼を吊り上げた。
・考察が納得いく。
・占い師真贋が納得いく。

これらの要素は、村の勝利へと近付ける行為であり
仮に5人の村人がそれぞれ1人ずつ村だと相互を村取りし
5人とも村という認識があってたとするなら、村は勝ちます。
(しかし実際そんな上手く行かないのはご存知の通りだと思いますがね)

④非狼要素、狼側からの視点
村取りの中でも、高精度を誇る考察が「非狼要素」です。
現実の推理物だとアリバイ証明に近いですかね。
アリバイと違って100%の証拠とはなりませんがね

・対象が狼としてはおかしい行動。
というのは、そのままその人の村要素になりえます。

いくらか例をあげますが
・明らかに自分が不利になる証言や推理を続けた
・襲撃が明らかに不利になってるなどなど

これらの要素は、狼としての勝ち方が見えない。
狼として行動を取ってない事が要素になります。

狼を探すゲームなので、狼ではない人を探すのも非常に有効な一手です。

③との違いは
③村人として妥当な人を見つけ、それ以外の人が狼だと見つける方法
④狼の行動に違和感のある人を見つけて、その人が村だと見つける方法。

狼としておかしい。は特に③を中心に取ってる人。
昨日で紹介した、②の狼を探すとロッカーになるからという人には出来ない考察です。
当たりにくいと理解はしてても、それでも
「狼の視点で探れないと、精度の面でも著しく低下します。」

だから「当てるより先に、精度をあげる為に狼側の視点で考える」ことが重要になる訳です。

⑤反証をする。
③と④は前振り、ここからが本題。

例えば、真占い師を真と推理してたから、この人は村だろう。
③でいうとこの占い師真贋に納得がいく。村に貢献してるから。ですね

⑤では、③の要素がより信憑性が高いかを④の視点で持って
「この村要素が果たして狼で出せるのかを検討していきます」

まず何故真占い師を真と推理することが、村要素となるのか?
・真占い師が護衛を貰って判定を出され続けたら、狼は不利になるから
だから真占い師が判明した場合は、真を主張して村に貢献しようとしてたこの人は村だろうに繋がります。しかし

・自分が主張したとこで真占い師への襲撃が通ると思ってた。
・自分を村に見せる為の村アピールだった
・そもそも世論に乗るしかなかった

などのこの村要素を否定する場合が起こり得ます。
「そこでこれらを否定する要素を無いと推理することで、より村要素の信憑性を高める事が出来ます」

・自分が主張したとこで襲撃が通ると思ってた。
護衛を寄せようと真剣に動いてた。
・自分を村に見せる為の村アピールだった
だからといって本当に真占い師を真を決め打たれたら村に見せても勝てない。
・そもそも世論に乗るしかなかった
自ら世論を動かしていた。

真占い師を主張していた(村要素)→それが狼の生存戦略。勝つ為の狙いだったのでは?(村要素の否定)→狼の狙いではこの行動が説明できない(狼の否定による、村要素の否定の打ち消し)→つまり村要素はただの村要素だった(結論)

「まとめると:反論(反証)の筋が通らない要素は精度が高い(最重要)」
ということです。村の視点と狼の視点をそれぞれの立場で考えて
①村要素でも狼でも出来そう(強い要素じゃない)
②村要素だし狼でも出来なさそう(質と精度の高い村要素)
③村だとおかしい(強い要素じゃない)
④村だとおかしいし狼だと納得がいく(精度の高い狼要素)

と、多角的に見る事が、精度を良くする方法の1つです。

三日月国681村では、ジズの1日目@197では
こんな発言がありました。(コピペで出してて人によっては見れないかも)

【見】 掃除人 ジズ

カナコさんの不満が村っぽいのは、
ウェイドさんに同意です。

そこだけならアピにも見えるんですが、
>>41「うちのことはどう見るのでしょう?」からの、
「ちゃんと見てくれてないじゃん!」なので。

ここ、見てくる姿勢で判断したい。
推理者カナコの感情として、綺麗に繋がってるんですよね。

占いの優先順位は下がりますか。
●ユキメで提出します。
(@197) hikaru0821 2018/12/22(Sat) 22:33:54

不満を出すのが村要素ではないか?という視点→狼でのアピの可能性はないかの反証→相手の文章と発言内容からアピの可能性の否定→つまり村要素としてきちんと通る事の証明。


これも、村要素に対して
狼でやれるのでは?という反証を行い、それがないと検討しているので
質の高いとても良い考察でした。(カナコは村でした)

両方から探れるようになると、推理の精度はあがりやすく成功しやすいので
②ではロックをしないこと。片側からの見方がよくない。と繋がる訳です。

②③④を全てあわせたのが、⑤の本題であり

精度をあげたいなら(本日のまとめ)
・推理が当たってると過信しない
・前提してた要素が狼が狙って出したものじゃないかを狼の視点で考える。
・間違えてる可能性を減らす事が、当たる可能性を増やす

こう考える癖を付ければ、推理の精度はあがると思います。

では、多分今年最後の記事になると思います。
みなさん良いお年を


2018年12月27日木曜日

15日目:考察の精度をあげるには、再現性とロックという言葉の撲滅

精度の高い考察についていくつかの持論を展開する。
多分1回で終わらない。

①再現性があるか?
人によっては「経験則」だったり「感覚」という人も居ます。
それも私は一理はあると思います。
突き詰めれば、どの陣営であっても行動は一定です

白いと思った中には、他の村にも当てはまる行動が数多くあります。
黒いと思った中には、他の狼にも当てはまる行動か数多くあります。

そしてこれらは、自分での経験やログ読みでの経験が活きます。
(最も、必ずしも経験すれば良いものという訳ではない。相手の視点に立ってどういう行動をどういう心理で動いてるかを理解しなければ意味がない)

気を付けるのは、白取りでも、黒取りでも自分が基準になり過ぎない事。
他の人でも当てはまる行動かが基準になること。
(当てはまりやすければ、当てはまりやすいほど質の高い要素)
再現性が高い要素は、相互検討しやすく、共感されやすいです。

典型的で一般的な例をあげれば
・視点が見えてなく、手探りに進めてる(村要素)
・狼は灰に興味を持てない(狼要素)
これらは、赤ログが見えてる者(狼陣営)見えてない者(村人)の差を
論理的に説明したものになります。

通常の村では、狼陣営にだけ赤ログで仲間と村人の情報を得ているのは、共通している。という事はどの村でも当てはめて考える事が出来る為、再現性が高い
再現性が高いから質の良い要素だということ。これが視点の差の要素

・自分の推理や思考を進める事に優先してしまう(村要素)
・自分の白アピールばっか優先しちゃう(狼要素)
これらは勝利条件の差です。狼を吊らないと勝てない者(村人陣営)
自分が生き残れば勝てる者(狼陣営)

こちらも通常の村では、村人陣営と狼陣営の勝利条件というのは、共通している。
という事はどの村でも当てはめて考える事ができる為、再現性が高い
これが勝利条件の違いからの要素。

特に狼要素のこれらは、色んな狼が最初に引っ掛かりやすい行動であり
「狼の心理や行動を考えること」
というのは狼を探ることで重要なことです。

村取りで誤解が多いのは、白中心に取るのは
・村人の方が人数が多い
・確率的に当たりやすい
の2点からであって、狼探しは当たらないから
狼での行動を考えないのは、要素の本質から離れて行くのでオススメしない。

どっかで書こうとは思うが「両方の視点から考えた方が精度があがるからだ」

②ロックについて
よく狼を探して行く上で
狼要素を追求すればロッカーだの言われ、それが理由で狼要素を取らない人もいるし
狼を探せば敵を作る行動だからやるなだの言われるからやらなかったり
狼を探すとロックしちゃうからやりたくない。という人もいるだろう
「黒取りで村をロッカーしちゃうから、やらない。という人は結局白取りで狼をロッカーする」(恐らく村人の方が多く、確率的に当たりやすいだけの誤診)してるのです。

ロックを気にする人は、物事や要素を固執するのが根本的な要因であり
「思考のバイアス」や「情報の更新の怠り」など
根本的に思考方法を改善する必要があるのであって

「ロックに村も狼もない」と私は考えてる。
故に狼を探そうとロックになるからダメだから、村取りに専念する。
みたいな考えは廃れるべきだし、ロック=狼を誤認する
みたいな考えも廃れるべきだと思ってる。
(言葉の一人歩きが廃れて欲しい要因。正確には1つの要素に固執する人という意味でロッカーを使って欲しい)
多分、この考え方は誤った考えでありPL(プレイヤー)を弱くすると思ってます。

G16編成の場合は1人くらいなら狼を誤ロックしたとこで、ミスできる猶予はある
即敗北とはなりません。
しかし狼を1人でも村決め打って吊らなければ、村は滅びます。

狼を村と言い切る村人の方が性質が悪いと感じてる人間です。
ロッカーだから狼は探さない。という人に、狼に狼要素を突き付けたら
ロッカーと言われた挙句に、狼を村決め打とうと言い出してる間に
私が噛まれて死に、ロッカーによる狼の村決め打ちで何度が滅ぼされました。

ロッカーは狼要素取るのやめたとこでロッカーのままです。

「ここで大事なのは、ロックという言葉の独り歩きにやられて
狼側の視点を考えること黒を探すことをやめるな(最重要)」ということです。
多角的に見る事も要素の精度をあげる為にも、こっち(黒い方)にも視野を広げないといけないと思ってるからです。

まーたやっぱり長くなってしまったので一旦切る。
それではまた

2018年12月22日土曜日

14日目:初心者村から見習うべきところ

今回は初心者村から見習うべきところについて持論をいくつか展開する。


  1. 要素がはっきりと出やすい。
  2. 初心に帰る
  3. 侮ってはいけないとこ
  4. あとがき

1.要素がはっきりと出やすい。
まずは、最近だとほぢょりん村7お疲れ様でした。
見事な狼勝利と聞いて、これからが楽しみです。

経験則からの持論になりますが、初心者村の傾向としては
要素がはっきり出る」ということです。
理由としては抜き身であること。取らせようという動きをしないなどが考えられます。

・「狼に出来ない発想を平然と繰り出して来る
この人、狼じゃないだろ。という動きを当たり前のようにして来ます。
これらは赤視点を探るというのは、普通村でも有効です。
狼ではない=村側という要素取りの練習になること。

・「要素が素直である
手慣れた狼は、他の人が拾う村人要素を狙って出して来たりしますが
初心者の頃はそういうのはあまりありません。
村要素は村要素、狼要素は狼要素でそれぞれ確認することができます。

2.初心に帰る
中級者や自称上級者が忘れがちな事なんですが
・「自分の考えた像を当てはめない
悪い例として
・占い師なら○○出来なきゃおかしい→だから偽
・私の考える村人っぽくない→だから狼

これらは偶然当たる事もあり得ますが、要素としてのレベルは弱いと感じます。
特に後者は、自分という村人から、自分の存在をものさしとして使い
相手に自分と同じ立場に見えるから村人!と誤解をしやすいです。
実際には、村人の方が人数が多く、偶然当たってしまうので多用し
肝心な時に狼を取り逃がす傾向にあります。
(特に占い師はさっぱり当たらないけど、村人は当たる人は確率の問題もあり誤解しやすいので注意が必要)

しかし、初心者村では「自分が考える動き」では相手を測れません。
何故なら、初心者と自分の動きを押し付ける中級者。恥ずかしいのは後者です。
相手をよく見る」。初心に帰ることが大事だと思います。
その人の動きで測らなければならない」のです。
これを身をもって教えてくれるのが、初心者村という存在なのです。
(特に人物像の練習をしたいなら初心者村を良く読めと)

他にも「手探りしてく感覚」
「推理を突き進んで当たった!外した」
「狼を倒そうという強い意思、情熱」「知りたいという欲求、探求心」
など、他にも色々と大事なものを全員が持っていた筈。

成長をする過程で、得た物もあるけど、
大事な物を失ってしまう人々も数多くいるのです。
一度振り返ってみてはどうだろうか?それだけ初心者村は刺激になります。


3.侮っては行けない事。
初心者は確かに、人狼初心者ではあるかも知れませんが
色んな職業や人種、人生の経験者という意味では
私よりも素晴らしい人が沢山居ます。

その上で人狼で注意すべきことは
・嘘を上手に付ける人は初心者でも普通にいる。
・勇気ある判断、決断を下せる初心者も普通にいる。

これらの能力は人狼以外でも十分に培われる能力ですので
侮っては行けないです。

他にも、論理的な人が面白い考察を見せてくれたり
魅力ある人がとても素敵な文章を書いてくれたり
人狼のスキルは後からでもどうにかなります。

初心者村での出会いはとても貴重なものだと思いますし
彼らの書く文章で今まで気が付かなかった事に気が付ける
色んなヒントを持った人達なので、初心者や初心者村を侮っては行けない理由になります。

4.あとがき
ほぼおおよそ言いたい事は言ってしまったので
あとがきみたいな形ですが、大事なのは

初心者が一番の教材」であるということ。
強い人の意見も参考になることはとても多いのですが、
本当に強い人になれるのは「初心者村を糧に出来るか」という部分は大きい。

まずログ読みするなら初心者村を目を通しますし
新しい事をどんどん取り入れて、自分の出来る事に繋げて行く。

これが出来れば、成長が止まってしまった中級者・上級者も
再び、成長することが出来るのかなー?と思います。


初心者村で活躍した皆さん。これに刺激を受けた皆さん。
どこかで同村出来たら嬉しいです。それではまた


追記:本当に強い人は初心者のまま成長していくのである。 byコミヤ教授
(それっぽく言葉を言っただけ)

2018年12月13日木曜日

13日目:第1回クラウンとセレストの対談②

12日目の記事、対談①の続きからとなってます。

⑤奇策について
セレスト「前から提唱してるんですけど、村側が基本有利なゲームなので下手な事をしなければ村は勝てますよね」
セレスト「奇策とか、独断が嫌われるのって、心証もそうですけど、余計な事をするなという意味の方が強いですし」
クラウン「奇策という言葉の印象が下がるから安易な奇策はやめて欲しいですよ」
セレスト「そもそも奇策って、意表をついて本命を通す事になんですよね」
クラウン「奇策に見せてまともな事をやるから意味があるんであって」
セレスト「そうそうwお前らはアイシールド見とけと言いたいw(あれこそ正しい奇策」
クラウン「アイシールド好きなw」
※アイシールド21は機会があったら読みましょね(ダイマ)
セレスト「蛭魔の奇策は、裏をかくように魅せて、セナやモン太で得点取る事が主ですからねぇ」
クラウン「競るだけの力が無きゃ奇策も意味ないしね、セナやモン太が居るから奇策があるという。」
セレスト「一芸特化の切り札があるからこそですわな。(つまり通せる力がある」
セレスト「ダメな奇策って意表を突くことが目的になってますからね。」
クラウン「大祓の独断は悪手だったかなと思う」
クラウン「霊抜けた直後だから、狼の悪あがきにも見えるのが最悪のタイミングだった」
セレスト「占った先が手毬っていうのも悪手でしたね」
セレスト「まだ万歳」
クラウン「そう手毬が悪手だったよね。地上に居たら飴湯狼なら負けだが大丈夫か?ってぶん殴った気がする」
セレスト「大祓自身が、村に任せるスタイルだったのに急に独断したのも印象良くなかったですね」
クラウン「タイミング、場所、霊が抜かれて証明手段がないこと。やっちまったなという感じだったね」
セレスト「真でもある程度村の好みに合わせるのは必要だぜ…」

⑥議論の使い方について
クラウン「結局、議論の本質って妥協だと思う」
セレスト「妥協か…」
クラウン「上手く落としどころを付けて、その上で勝てる選択をする」
クラウン「だって通らんし、通るのが一番だが、メリットある範囲で村に合わせる事しないと」
セレスト「ですねぇ。大祓があの場面でやるべきは、自分より村の推理を進める事だった(その為の飴湯統一」
クラウン「議論にならんのよね」
クラウン「自分の言いたい事だけを言う人が多いと全然議論になってない」
セレスト「それはわかる(わかる)」
セレスト「投げっぱなしですからね」
クラウン「無いものねだりしてもしょうがないしな」
セレスト「あるもので戦うしか(ry」
クラウン「となれば結局「勝てる範囲」の妥協は必要」
クラウン「戦術で折り合い付かず、1日目はその話ばっかで仮決定にも文句を言う。生産性あります?ないでしょ」
セレスト「ですねぇ。その議論いる?っていうのは」
クラウン「自分の主張はしても良い。だが妥協しながら勝ち筋練って行かないと勝てないのも事実」
セレスト「結局人の話を聞いていないんでしょうね。その余裕がないのかも知れないけど」
セレスト「議論をしてないというか。君は誰と戦っているのだろうか?誰と喋っているのだろうか?ここ最近ずっと思ってますね」
クラウン「妥協して良い時はしていい、こっちもメリットある場合。ただ折れるのも妥協下手」
クラウン「(占い先とかも)村っぽいけど、まだ間違えてるかもな?ってとこは許可する」
クラウン「自分の推理の保険くらいのメリットになってればね」
セレスト「そこも0か100かで考えすぎているんでしょうね。世間の人は」
クラウン「だろうね。要するに「譲っていいライン」の線引きが下手かそもそもない」
クラウン「故に議論が出来ない」
クラウン「(100の内)90を超える村なら拒否するけど70くらいなら許すとかね」

⑦村トレースの話
クラウン「村トレース出来るのは、推理を素直に間違えられる人だけ」
クラウン「だから人に村トレースは教えたくないんだよ」
セレスト「狼の時に村の自分をなぞろうとしたら確実に劣化しますからね」
セレスト「自分より弱い時点で、強くないという」
クラウン「しかも村で動ければ動ける奴ほど劣化は激しいじゃん。」
セレスト「わかる(わかる)」
セレスト「村で勝てる人が狼で勝てないのって大体そこですものね」
クラウン「いつか壁にぶつかるフォームを教えるか?って話」
セレスト「村と狼は絶対的に違うから同じことをしてちゃダメですね」
セレスト「勝利条件がまず違うし…っていうのがようやく実感として掴めてきたかなっていう」
クラウン「別人にならなきゃ狼なんてやってられん。」
セレスト「ですね。なりきる力って大事」
クラウン「そういう点でも髪置の動きやデザインも良かったね」
セレスト「あれは普段と違う口調でしたしw」
クラウン「狼として意図してやった点もデザインされたプレーなの伝わるし良かったと思う」
セレスト「真占の自分をなぞらずに、真占の視点を切らさなかったのは上出来です」

⑧狼の動き方とか
クラウン「狼PLの持論だが、黒い時って狼の仕事出来てる時だったりするから」
クラウン「白くない方が本当は良いんだけどね」
セレスト「発言力は確保したいですね」
クラウン「理想は、真占い師を偽打ちして、村人を吊って村人を吊りたいが黒くなるからしないんだよね」
クラウン「だから狼は見つからない。ではなく吊られなければ良い。ってのは良い視点だと思う」
セレスト「吊られない狼の方が性質悪いですからね」
クラウン「黒くて誘導して勝てた狼の方が本当は称賛されるべきなんだよね」
セレスト「見つからないに重点を置くと動きが結構制限されますが、吊られないだとある程度余裕できますからね」
クラウン「灰の村人の中で下4人にならなきゃいい」
セレスト「吊られなきゃ勝ちですからね」

➈多数決とまとめの話
セレスト「クラウンの場合は、地上の空気の異質さを理解してますよね(結構少ない)」
クラウン「異質さに関しては議論の質を重んじるかね」
クラウン「多数決には二通りあって」
クラウン「良質な要素や議論の末行き付いた多数派(良い文明)」
クラウン「印象論とか要素が足りてないけど多数派(悪い文明)」
セレスト「大半後者ですね…」
クラウン「(要素が)足りてなくても結果だけあってる事はあるがね」
クラウン「まとめの時は1票の価値を等価値にしないんだ」
セレスト「それは私もやりますね(純粋多数決ならまとめいらない派」
クラウン「要素の強弱があって強い要素があると思った票は優先する。」
クラウン「意見をまとめるのが仕事であって、票数まとめるのが仕事ではないんだ」
セレスト「ほんとそれ。票まとめるなら機械でいい」

⑩説得の話
セレスト「意見をはっきりと言えない人は多いですし」
セレスト「はっきり言えたとしてもそこに説得力がない人の方が多い」
クラウン「これからは推理とは正答ではなく正解を求めなきゃ」
クラウン「犯人が当たっても証拠がなければ、推理とは言えない」
セレスト「そこは蔑ろにしてはいけませんよねえ」
セレスト「証拠の部分が固ければ自ずと説得力もあがりますし」
クラウン「結局それ」
クラウン「正解であることが一番の説得力である」
セレスト「正解であれば正しく魅せるのは容易ですからね」
クラウン「結局、推理という原点」
クラウン「七姫は良いサンプルになりました」
クラウン「良い勉強になりましたわお蔭様で、お疲れ様でした」
セレスト「いえいえ、こちらも村人って怖い事が改めてよくわかりましたし」

村を滅ぼすのはいつだって村人ですね!

そんな感じで感想会が行われました。
これでも半分くらいしか記事にしてないのですが
脱線したりするので割愛(笑)

個人的にはとても有意義な時間を過ごせたなと思います。
第2回があって記事に出来そうな話があったらまたやります。
それでは対談も以上となります。

セレストくん!長々とお付き合い下さりありがとう!
銀の書庫のブログもよろしくお願いしますね。(リンクから飛べるよ!)

それではまた

2018年12月12日水曜日

12日目:第1回クラウンとセレストの対談①

ブログのリンクにもあるsilvpさんとチャットする機会があったので
その一部を抜粋し記事にしてみました。
(ちなみに1回と言ってるがチャット自体は2回目である)

クラウンは私(コミヤ)
セレストはsilvpさんのことです。

※今後、ツイッターでの相互フォローの方に限り
ブログでPL名で記事に乗せるかも知れません。困る場合は申し出て下さい。
名前を変更したり、場合によっては削除いたします。

主な雑談のテーマ:月狼国E72の感想会
①村勝利と狼勝利の傾向の話
クラウン「まずは狼での生存勝利おめでとう」
セレスト「ありです~何気に初の複数生存勝利でした」
クラウン「最近は単独生存勝利の方が難しく感じますね」
セレスト「圧勝か殲滅かの両極端のイメージがありますね」
クラウン「灰重視の戦いをしてればもうちょっと戦えた気がするね」
セレスト「占い真贋に意識を向けすぎというか」
クラウン「そういう傾向を感じる」
セレスト「髪置の白というだけで双六が放置されましたからねぇ」
クラウン「単体を拾えるなら双六は、黒拾って欲しかった」
セレスト「ですねぇ。拾える人材とスキルはあった筈なので」

補足:占い師を決め打ち、判定を重視するため
圧勝か殲滅かの両極端になりやすいのでは?というお話である。

②村の立ち回りの話
クラウン「私は灰視から、占いは推理の裏付けですね。灰狼が真占い師の黒と繋がるか」
セレスト「占い真贋あり気だと、間違えた時に立て直せないですからね」
クラウン「理想は全体的な視野で盤面全体を見た方が一番歪まないんだけど」
セレスト「まあ、一つで一杯一杯でしょうな。」
クラウン「一つで手一杯だから占いを見るというのは合理的ではある」
セレスト「占いと灰を両方組み合わせていくより、占いを見て灰視はそれに基づいて補完していく傾向が多い気がする」
セレスト「(占い真贋の)前提が間違えてると悲惨な事に…」
クラウン「判定出て襲撃あって情報出て何やってたの?と思う時はある」
セレスト「初日二日を活かし切れてないからその後の情報が活きないんでしょうね」
クラウン「3日目というのは、初日の推理のずれ修正する日だと考えてる」
クラウン「序盤の推理が当たってるとは限らないしな」
セレスト「わかります。初日二日で粗方固めて、3日目で修正して終わらせる。ってのが理想ですよね。
クラウン「序盤は情報の処理。中盤にかけて修正する動き」
クラウン「能力の処理というのは、当たってるか検証する動きが出来ると良いね」

③中盤の話
クラウン「序盤、情報力の処理では、基本的には狼有利になる」
※これは狼の方が村人を知ってる分、情報量を多く持つから
クラウン「だから上手く立ち回れる人は逃しやすいんだが」
セレスト「村側後手後手ですからね」
クラウン「そこで白視や信用を得た人が狼の場合、中盤は情報がなくなるんだ」
クラウン「何故なら白視や信用が目的だから、既に信用が得られてる場合は、情報を出す必要がなくなるからね」
クラウン「終盤なら、あと1人や2人村を吊れば終わりだから動いて来るけど、この中盤というのは、中々動かない傾向が特に強い」
セレスト「あ~分かります。一番手を抜く場面かも」
クラウン「こいつ村だなって奴は動いてくるしなこの中盤戦では」
セレスト「ですね。出来る村人は加速してくる」
クラウン「なので、人物像だったり実力(動ける力)というのは大きな要素になる。」
セレスト「村仮定で動ける人(動かす力のある人)って大体わかりますものね」
クラウン「序盤は動ける印象があっても中盤はサボるというか、そうするしかないんだよね」
セレスト「動いたら自分の首絞めますもんね。そして動く理由も無いっていう」
クラウン「そうです。でも序盤はよく動く。動く理由(白視や信用)があるからね」
セレスト「初回処理かからないだけで狼有利ですからね~」

補足:これが思考の伸びは村要素を発展させた、「伸びの推理軸」である。
人物像や動けるか(実力)の要素と組み合わせるのは、
序盤は動き、中盤は動かないの差を見る為である。
中盤動かなくても、元からそういう村人だった。(序盤から動けてない)
狼であってもまだ信用が足りない、不安があるので動く。
などの例外のケースを人物像や動きの要素の組み合わせて排除して行く必要がある為である。
推理の精度と実用性はかなり高い。

④今回の村の当てはめて
クラウン「髪置に関しても、(真仮定なら)霊噛みから動き出すからねぇ」
セレスト「確かに、もっとえぐい動きしますね」
クラウン「七姫はやっぱ大祓真決め打ち発言がやはり2日は早い」
セレスト「まぁ世論髪置真に真っ向から反発するタイミングとしては最悪なのもありますからね」
クラウン「死にに行きすぎてるしね」
セレスト「いつか言わなくちゃいけない場面だとしても早いですね」
クラウン「ここら辺は狼心理を考えるとよくわかる」


今回は一旦ここまで!!!
ログを保存してみましたが、いやぁ楽しすぎて
つい色々と喋りまくりました!
これでも大部分は削ったり修正したりしてますが
長くなるので一旦切ることにしました。続きは次回ということで

また是非チャットしてみたいですね。それでは

2018年12月10日月曜日

11日目:ポジティブ変換と合理的な思考(後編)

10日目:ポジティブ変換と合理的な思考(前編)

の続きです。

おさらい:精神面が脆い人は「認知の歪み」が1つの要因になっている可能性

そこで以下の10項目の改善が認知の歪みを修正し
同時に推理力も向上させるのではないか?という話。

その10項目が
①全か無かの思考(スプリッティング)
②すべき思考
③行き過ぎた一般化
④心のフィルター
⑤マイナス思考(認知障害で一番性質が悪いとのこと)
⑥論理の飛躍
⑦拡大解釈、過小解釈
⑧感情の理由づけ
➈レッテル貼り
⑩誤った自己責任化

⑤マイナス思考
心のフィルター →  良い部分をみない
マイナス思考  →  良い部分を「悪い部分」へと変換する。

ポジティブ変換と真逆の事をやっています。
変換してるのですが、良い事があっても悪い事のように変換するので

色々考えましたが、良い事を悪く考えてしまう状態は
何をしても上手く行かない手遅れな状況で打てる手は少ないです。

「メモやノートで(人狼中は独り言)書いてみて状況を整理して
本当にそれって悪い事なのか?と考えてみることでしょう。」
どうしようもない時は人狼の参加を控えるしかないでしょう。

村の貢献もまぐれどころか、全部足を引っ張ったように認知してしまいます。
他の村人も貢献してるから狼みたいに言い始めたら、誰も信用できなくなるのでは?と思います。


⑥論理の飛躍
・心の読み過ぎ
相手の行動を読み、最悪のケースを予測し予防してしまうこと。
・先読みのし過ぎ
物事が悪い結果に起こる可能性を推察し結果へと飛躍すること。

心の読み過ぎに関しては、飛躍し過ぎると外れて行くので
相手の心を確認していくこと」対話して確認していくことで認知の歪みを修正できる。

先読みのし過ぎ
慢心や諦めが多いでしょうか?
まだ勝てるチャンスが私視点からはあるのに諦める人
負け筋があるのに慢心して余裕になってしまう人。それぞれ多いと多いと思います。
最後まで勝ち筋を追う事」でしょうか

⑦拡大解釈・過小解釈
失敗や脅威をより大きく、チャンスや良い部分を小さく考える事

「ここ怖」が良い例ではないだろうか?
村への貢献を過小に受け取り、それ以上にこの人が狼だったらどうしようと
必要以上に脅威を感じてしまい、正当な評価ができなくなる認知の歪み

これについては「言葉や印象に惑わされず」に考察で
村へ貢献してると思われる部分を書き出して正当な解釈をする事かな?

⑧感情の理由づけ
自分の感情を理由のみを理由にして結論を出してしまうこと

なんかムカツクから狼。あの人とは話が合わないから狼
また逆に好みだから村の印象を持ったりなど
好き嫌いから結論」を出すことは推理が外れる要因になるでしょう。

感情が先行してないか、もう1度落ち着いて考えてみよう。

➈レッテル貼り
間違った認知により誤った人物像を創作してしまうこと。
③で紹介した行き過ぎた一般化より性質が悪く
根拠のない結論から、この人はダメな人なんだ!とまで人物像にまで繋げてしまうこと

この人は弱い」みたいな人物像を安易を作ると
せっかく良い意見が出ても見落とす要因になるだろう。
行き過ぎた一般化同様、少ない情報量だけで人物像を決めつけないこと」が重要

⑩誤った自己責任
推理を間違えたから俺のせいで負けた。俺が戦犯
みたいな発言はどの村を見ても居る気がします。

私が信用が得られなかった。 →信用を考えるのは基本的には他の人の仕事
推理を間違えた →誰でも間違えてる。

つまり「どうしようもない部分にまで言及して責任」を追う事。
どうにもならない部分を責めて、自分の精神を追い込むのは
そもそもどうにもならないので改善のしようがない。
「自分に出来る事で何が出来たのか?」を分析してみる。

厳しい事を述べるのなら、何も出来ない人間が、俺が悪いと言い出しても
そんな人が与える影響なんて微々たる物だし、仮にもしそんな人間に責任ある事をさせたのであれば
どう考えても責任ある事をさせた側の責任の方が重い。

そもそも責任を追及する方が間違いだとは思います。あっても微々たる物である
「村1人1人の責任が積み重なって、勝ちや負けに繋がってる」のだと思います。


・まとめ
認知の改善は認知の歪みの原因を特定し
精神的な弱さを改善することと、非合理な考え方を矯正することにより
人狼ゲームにおいては推理力の向上に繋がるのではないか?という試みである。

機会があればまた触れてみます。



77日目:白取り推理はあまりしない。

 あえて使わない用語の続きにしても良かったのですが、白取り考察自体は普通にするので、あまりしないという題にしました。 ■1.前提として ■2.白取り考察の危うさ ■3.影響力の考察 ■4.ゲイン・ロス効果からの観点  ■5.黒取り考察しても必ずしも吊られる訳ではない  ■6.確証...