2024年1月22日月曜日

70日目:人狼ゲームは正体隠匿系の心理戦ゲームではない。

 今回は人狼ゲームの考え方について、皮肉持論をまとめた回ですので、誰かに参考とかを考えて書いてませんし、ちょっと過激な内容ですので、予めご容赦ください。

 

人狼ゲームはホンマに正体隠匿系ゲームなのか?

と問われれば、間違いなく正体隠匿系ゲームの一種であり、その側面は多くあることは間違いないだろう。村人になれば、正体を探り推理を当てなきゃいけないし、人狼側は正体をバレることなく過ごさなきゃ行けない。

多くの心理戦では、自分の手の内を晒して有利になることはあまりない。スポーツでも戦術を相手にバレてしまえば対策を練られてしまうし、ポーカーでハンドがバレてしまえば致命傷だし自分が強い手(真実)か弱い手(嘘:ブラフ)が相手にバレてしまえばどうしようもない。

もちろん人狼ゲームにもそういう側面はある。人狼側に限って言えば。 

例えば、初心者歓迎村で墓下の雰囲気を良くしようと、赤窓が最初がわかるような設定をした村に迷惑な複垢(複垢アカウントで村に入村する。もちろん禁止行為であり不正)が墓下で狼の正体を覗き見て、地上の本垢で推理するなんてすればゲームは成立しない。

それ以外にもうっかり誤爆してしまったり、人狼である明確な証拠を落としてしまえば、致命的だ。だから狼は発言に気を付けるし、自分の正体を明かさず、村人のフリをして過ごさなきゃいけない。なので正体隠匿ゲームという側面もある。

しかし村側役職はどうだろうか?

村人は狩人保護の名目で、狩人でないことを明かさないという面で正体隠匿の要素はあるかも知れないが、今はあまり見ない共有や聖痕者なんて、正体隠匿する要素はなくさっさと正体を明かして村のまとめ役になるし

占い師や霊能者なんて、自分が真だとバレた方が得である。

極端な例(過去にはそんな奴もいた気がするが)を言えば、暗号やシステムコピペなどで確実に真だと伝える方法が存在するなら、ゲームとして成立しない。

むしろこのゲームで行われてる本質としては、自分の心理を曝け出して、読み取って貰うゲームといえるだろう。これのどこが正体隠匿なんだ!?

と、ひねくれ者の屁理屈はさておき

 

真役職の方が攻撃的な発言になりやすいよね?(もちろん、優秀な狼の中には、そんな村人の心理を描写するのが上手い人も居るかもしれない。しかしそれは例外なのでひとまず置いとく)

 

自分の発言によって正体がバレた方が得なんだから、周りの反応は気にせず自分のやりたいことを発言することができる。隠匿する必要がないんだから。

自分の発言が人狼側であり見られる側では発言を見直す場合、どの程度の影響があるのか専門家ではないので定かではないが、掲示板などで発言を確定するまえに、礼儀を守った発言をお願いします。などのメッセージを表示したところ、3人に1人は書き直し有害なコメントが減ったという話を聞いたことがある。

この現象がもし狼側にみられるならば、狼側はヘイトを恐れ、自分の心理を隠匿し真役職側が気にせずに発言する人が存在するならば

攻撃的な発言。暴力的な発言というのは真要素となり、暴言という場合によっては禁止行為になるかなりグレーから黒い行為が自らの利益となってしまう。(村人の方がよっぽどヤクザなことは私は多いと思ってます。あくまで主観の範囲ですがね)

勝つためには合理的になるべきだ!暴言や攻撃的な発言も真とみられるなら積極的に活用すべきだしメタ真や暗号もどんどん活用すべきだ!その方が楽しい。というのなら、まぁ好きにすれば良いんじゃないでしょうか。尊敬はされないと思いますが、個人の思想まで咎める暇はないので


もし、百歩譲って狼でも同様の発言ができます。というのなら理解はするけど(逆手に取ってできる人が全くいない訳ではないので)

村人や真役職というのはバレた方が得になるので、都合が悪くなれば、村人の時だけ自吊り発言をしたり、 狼ではしない悪態をついてみたり、攻撃的な発言をしたりして、もし利益を得たとする。勝つための必要だと。

でも狼で同様の発言ができない事は、村人の経験が役に立たなくなる訳ですから、いざ隠匿する側になった時に苦労するかも知れない。

心理戦でも隠匿系のゲームでもないですよね? 

村人はメタ真に近い要素を読み取って貰い、反則にならないスレスレで攻撃的な発言で真を上手く伝えた方が勝てる伝言ゲームに近いのかも知れない。

 

ひねくれた意見かも知れないが、村側であっても自分の正体を隠匿して味方を悩ませてあげた方が(意地悪な上に足を引っ張ってるだけですがw)面白いと思える部分は増えますし、何より狼と動きが近くなれば、自身が狼を引いた時に動きやすくなる。

このゲームはどういうゲームなのか価値観はそれぞれだし、楽しみ方なんて人それぞれだ。それでも正体隠匿ゲームとしての人狼ゲームを守りたいのなら、例えその考え方が狼っぽくても自身の発言が他者にどういう影響を与えるのか?考えるようになれた方が尊敬もされると私は思います。

 

 

 

 

まぁ...お前が言うなって感じで説得力なんてないんだけどな。少なくても私は悪影響を与えるのをわかっててやってます(より質が悪いともいう)

2024年1月1日月曜日

69日目:2024年元日の挨拶

あけましておめでとうございます。2024年を迎える事が出来ました。昨年も村に入村する事は出来ませんでした。見物する機会もめっきり減って人狼の人とは思われなくなったかも知れません。

 

理由としては入村したところで楽しいと思えなくなったのは、ネガティブな風にも聞こえますが、もっと楽しい事を見つけたからとも言えます。(正月からネガティブワード言いたくないねん)

1つはサッカーですね。年末は多忙で触れませんでしたがFM24などサッカーのシュミレーションゲームにどはまりしたり、実際にサッカーの試合に観戦にいったり、ファンクラブに加入したりとサッカーの戦略やデータなども研究するのが、とても楽しいからです。

元々は野球のデータ分析から始まり、統計学をはじめスポーツ科学に興味があったのですが、それが転じて経済学や心理学に応用するような形で人狼ゲームも考えるようになりました。

プレイヤーとしてより研究者として、 客観的な目線で今後も関わって行ければと思っております。(新しい物事を発見するのが楽しいので)

日本では権威主義というかアンコンシャス・バイアスが蔓延し野球などプロのスポーツチームでは元選手であったり元々有名なプレイヤーが監督やコーチに就任しますが、海外ではそんな事はありません。何故ならデータ分析や統計学などの専門家と選手としての能力、競技者としての専門家とは分野が全く違うからです。

名選手は名監督に非ず。それもその筈、データや統計学。学問としての知識は全くの素人がその一番重要な職に付いてる訳ですから、何もかもがでたらめな意見しか出て来ません。

ではその専門家を連れて来れば良い!筈なのですが、元選手でもない人が物を教えたり選手を事を全く理解出来てないと、多くの人がバイアスで思い込んでるため、中々日本では実現しません。 (アメリカの野球では選手経験なしが最優秀監督賞を受賞したりしてます。シルト監督とかね)

 つまり何が言いたいかと言うと、必ずしも入村する事が上達の秘訣ではないという事です。(もちろん入村して結果を出さないと信じられないというバイアスの目で見たくなるとは思うだろうが) 当たり前ですが、何もしなければ良いとは全く話が違うので、そこは誤解無きよう。

地上の参加者とはまた違った視点で、関わって行きますという話です。誰もが当たり前だと思ってセオリーを覆すのって楽しいじゃないですか。

中々見学ですら今度は同村する機会はないと思いますが、現状に満足することはなく、もっと大きなスケールで物事を見れるように過ごしていく年にしたいと思います。

2024年もよろしくお願いします。

2023年12月23日土曜日

68日目:メンタルゲーム①(基盤)

 心理的要素が含まれるゲームはスポーツ(バスケや野球などあらゆる競技)やボードゲーム(麻雀やポーカーなどもその一部)など数えだしたら切りがない。

 その中でもメンタルのコントロールというのはスキルの1つであり、人狼にも当然応用が可能だということ。その事について複数回解説していきたい。

 今回は基盤について触れて行こうと思う。感情の制御に関する話は②になりそう。

 

■1.メンタルをコントロールをする基盤

①学習レベル(ALM)

技術の習得度にはおよその段階があり、習得レベルが高ければ、メンタルに左右されない

②尺取虫

人には好不調の波が不規則に発生し、時にはスランプと呼ばれるものが発生する

③プロセス

ただ入村を繰り返すだけでは意味はなく、準備から分析まで、反省する必要がある

■2.学習レベル

(※諸説あるという点を予めご了承ください。説明するのに簡単なので採用してます)

・学習レベル1(無意識的無能)

自分が何を知らないかさえ知らない。しかし何も知らないからこそ幸せなのかも知れない。

・学習レベル2(意識的無能)

わかってるけども出来ない状態。自分に上手くなるために必要が事がわかった状態

・学習レベル3(意識的有能)

研鑽を積んで、身に付いた状態。唯一も問題点は意識しない出来ない事である。

・学習レベル4(無意識的有能)

意識せずとも自動的に行える状態。達人となりマスターしたと言える状態。

・学習レベル5

無意識に行える行動を、言語化し教える事ができる状態(※本によっては書いてたり書いてなかったりする)

メンタルゲームにおいては、学習レベル4以上の習得を目指す必要がある。後述するが、人狼ゲームでは疑われたり、現実で仕事に追われ、忙しい中に議論に時間を費やしたり、万全な精神状態で挑める時間の方が少ない。そんな環境では学習レベル3までのスキルというのは発揮できずに終わってしまう事もしばしば発生する。

精神面の未熟さで覚えて来た事が発揮できなくなるのではなく、技術が未熟だから精神面が万全じゃなくなった時に発揮できなくなるのである。これらを克服する最も重要な手段は地道に反復練習を繰り返すことで学習レベル4に到達することである。

幅広い知識を本を読んだだけでは、人狼ゲームで活かす事は困難。1つ1つ自ら体験して学習を定着させる必要がある(余談だが、学習の定着としてラーニングピラミッドを使用する事がある。読書より能動的な学習を重要としている。私も技術について高いレベルの人と議論したり討論をしている)

■3.染み付いた弱点

技術には負の側面もある。昔から持っている癖である。抱えてる弱点も慣れてしまえば、無意識に出してしまうものだ

学習レベル4ともなれば、「負ける達人」にもなってしまう。こうなると技術を1から意識して修正しなければならない。あまり上手ではない人から教わったり、あまり上手ではないプレイヤーと対戦し続ける事で「負ける達人」に到達してしまう訳だ。

ミスに最初に気が付いてれば、負ける達人にはならずに済む。もし負け癖が付いてしまったらかなり意識して一から弱点を克服する必要がある。

■4.冪(べき)乗則

諸説はありますが、スポーツなどで一万時間の法則(Outliers)など学習レベル4に到達するのにはそのくらいかかると言われています。

エクスペリエンス・カーブ(経験曲線効果)とも呼ばれるこの現象は、およそ冪乗則に近い値になることが経験則上多いから、冪乗で物事は上達するとも言われます。

これは10時間で物事を習得した場合、同じ量つまりは2倍上達するには、更に10時間を10回学習する必要があるという理論。

学習レベルに当てはめると

学習レベル1→レベル2(10時間)→レベル3(10時間×10時間=100時間)→レベル4(100時間×100時間=10000時間)

専門性のある技術を習得するのに、一万時間かかると言われる理由です。正確には技術の習得難易度にも差はあるでしょうし、この理屈だとレベル5になるのに1億時間(1万×1万)必要になってしまいますからね。(レベル3→4とレベル4→5の上達の量が同じかも定かではないですし)

とはいえ、スキルが上達するにつれ、更に上達するのが難しいという経験則はかなり感覚としては合う理屈になります。理屈はともかく

精神面が弱いから失敗するのではなく、技術が熟練ではないから精神面に左右されるのである。

■5.尺取虫

上達への過程は平坦ではない。

1回目から10回目のセッションより11回目から100回目の平均的な成績は上達していれば当然11回目~100回目の成績が良いだろう。しかし例えば3回目の成績は10回目より良かったり、21回目~30回目のセッションでは成績が悪かったり、過程で上振れや下振れといった尺取虫の形ような成績のずれ方が発生する。

この時に落とし穴に気を付けなければいけない。

運に左右されたり、自分にどうにもならない現象で成績を落とすからだ。この時に悪い原因を探してしまったり病んだりしてしまう。最悪の場合は取り組みを辞めてしまう。

大きく後退した。全く進歩がないと思う瞬間は必ず訪れるので、その時に尺取虫の存在を思い出す事。

プロのバスケット選手はシュートの練習を何万本も打つ事で成功率をあげているが、それでも外し続ける事があるのだ。このスランプは誰にも訪れる。好不調を繰り返しながら、少しずつ真ん中の部分が成長に向かってるのである。

■6.ABCゲーム

Aゲーム:ベストなプレイ

Bゲーム:堅実なプレイ

Cゲーム:最悪なプレイ

尺取虫の形から状態の良いベストなプレイが出来てる時がAゲーム、堅実なゲームをBゲーム、最悪なゲームをCゲームと表現している。

およその状態がBゲームの状態である。(5段階で表現すれば2~4がBゲームの状態。尺取虫の形のようにBゲームの状態が一番範囲が広い)しかし疑われたり、暴言を聞いたり目にしたりなどでパフォーマンスの低下。それ以外に疲れてたり、勉強してる範囲を使える要素が落ちてなかったり(あるいは見落としたり) 、あるいはちょっと集中できなかったりするだけでCゲームになってしまうし

逆になんでもない行動が周りに恵まれて間違った白視をしてくれる事で、自分の行動は何もかも村に利益を与えてると錯覚する事もあるだろう。(辛辣な表現だが、運とはそういうものである)自分のなんでもない発言が相手にクリティカルヒットして村を導いてるような錯覚さえ覚え、エピローグでは自慢げにその事について語ってるかも知れない。

そういった幸運に恵まれ、ゲームに集中しAゲームを実現出来てるかも知れない。

■7.長所と短所

進歩というのは2つの側面がある。「弱点の克服」と「長所の向上」である。

Aゲームの状態で発生するのは、「長所の向上」である。学習レベル3の技術が実践を体験したことでより学習レベル4に向かった事になるし、普段できなかった新しいスキルが精神的な余白によって(悩んでなくて、集中できる状態)学習レベルが低いスキルも使えるのでプレイの質はあがるだろう。

注意しなければならないのは、弱点は置き去りになったままである。実力の低い環境では間違ったまま勝ってしまったり通用する事もある訳だから、その場では勝てても「負けの達人」に向けて向上してしまったかも知れない。

そしてCゲームの時に発生するミスプレイを改善された訳ではないという事。相変わらずが周りの環境だったり調子が良くかみ合わないと、多くのスキルは発揮されない状態に逆戻りする訳である。

弱点を無視して学習する事は出来ず、CゲームではAゲームで出来てた事がCゲームでは出来なくなるという事が発生する。その出来事を分析することでCゲームで露見した「弱点を克服」することでCゲームの状態を進歩させる事が出来る。

■8.プロセスモデル

準備→実行→評価→分析→準備に戻って繰り返す。

PDCAサイクルなどのプロセスモデルに新しい知見はないが、これらを先程の学習レベルと尺取虫を当て嵌めて考えてみるようにすると良いだろう。

自分の調子はどうだったか?→(Aゲーム?Bゲーム?Cゲーム?)

調子が良い時悪い時に出来る事出来ない事。(学習レベルの確認)

習得する技術が正しい物か悪い癖ではないか?

自分の取り組みたい内容は実行できたか?

分析した内容を他の人と議論できてるか?

プロセスモデルを日常的に使う事でパフォーマンスを効率よく改善してくれる。長期間に渡って成長し続けるのには必要な取り組み方と言える。

■9.まとめ

今回の章はあくまで「基本はメンタルに左右されない強い技術力を持つべき」である。強い技術力とは反復練習を積み重ねて到達する技術力のことであり、スポーツ選手が毎日訓練を積む理由である。

よくプロ野球選手に揺さぶりやプレッシャーを与えろという話を聞くが、何万人の観客が見ててテレビに中継もされてるプロの選手は、多少のプレッシャーを与えたところで失策も殆どしないし、致命的なミスをする回数も殆ど変わらない。それだけの訓練をしているからプロなのである。

しかしそれでも致命的なミスや失策を犯してしまうのは、尺取虫の範囲(つまり不運だった)である事が多いのだ(もちろん不運と片付けられないのからプレッシャーをかけることに意味があるという思い込みが発生してしまう訳だが)

メンタルに左右されて下手になるのは、技術力が足りない(学習レベルが低い)という基盤を持つ事がメンタルゲーム①のテーマです。メンタルゲームとしては序章の話ですので、次回以降に感情にコントロールについて書きたいと思います。


...いつになるか、わからないけどね(筆が乗ったらね)ではまた、良いお年を

最終更新日:23/12/23

2023年8月21日月曜日

67日目:人狼での生存率をあげる相手への関心

■.1 はじめに

筆者は、これまでの記事でも述べたように。人狼ゲームで狼の生存力には『第一印象』と『影響力』が重要としてきた。影響力には7つの武器があるように

第一印象にもいくつかの法則がある事に、最新の学習によって更に理解を深める事が出来た。

広告でも見出しが重要というくらい、人が見かけで判断してしまってるからだ 

■2.興味を示す事は第一印象の法則の1つ

第一印象にもいくつかの法則があり、興味を示す(相手への関心)ことが1つの要素と言える。他にも親しみやすさや、啓発や自己開示なども挙げられるが、興味を示すことについて紹介することになった。

■3.相手への関心が何故重要か?

人は、自分に興味を持ってくれる人に好意を持ち、理解されてるように感じる。モテのテクニックなどで相づちが重要と言われるのもこの為だ、本当に話を理解している訳ではないが、相づちが上手な人は、良い理解者であると好印象を持ちやすい。(言い方を悪く言えば、簡単に人を騙しやすい)

それほど、自分の事を「理解して貰いたい」とみんなが思ってるからである。理解を示せる人は強く、相手からの白視をいとも簡単に手に入れる事ができる。

■4. 相手へ向けるエネルギー

長期人狼では使う事が出来ないが、アイコンタクトや頷きなど相手に向けるエネルギーも関心してると思って貰うには必要なことである。

長期人狼なら自分の名前が書いてあるかどうか?ログを読んでる多くの人が、自分の名前には注目して読んでしまうだろう。

名前を口にするだけで、無意識に好意的な反応と感情を得られるし、相手に質問をして相手の意見に耳を傾けたり、適切な反応を返し、相手を褒めたりすることを意識しよう。

興味を示す。相手への関心を持つ事は相手への贈り物である。

この行動は、影響力の武器の1つ「返報性の原理」に当てはまり、相手に興味を持つ事が自分の影響力をあげ、発言力の強さの上昇や、相手に好意的な感情を持って貰いやすく

白視を稼ぎやすくなり、自分の発言力が増して、自分の投票に影響力が増すという事は、人狼の生存率が上がる事に直結します。

■5.質問や対話をする時に考える事

質問や対話をする際、返事を求めるだけの質問は、むしろ質問ステルス狼みたいな悪い印象を持たれるだろう。尋問官ではなく、相手の考え方や興味を引き出す質問をすることが大切だ。セルフ解答をしてみて、一言で終わるなら要注意な質問です。説明を加えたくなるような質問が良い質問です。

上手な質問や対話の仕方は、「人は自分の話を聞いて欲しくて仕方ない生き物」 だということです。自分の事を話すだけで快楽成分が出るので、気持ちよくなる。つまりは好感度も自然とあがるようになってます。自分の話は控えめに、相手の話を引き出す事を重視するくらいの考え方が大事です。具体的にどのくらいかと言うと「対話が終わった時に自分が与えた情報以上に、相手の情報を得ているか?」です。数字でいうと(相手6:4自分くらい)

■6.対話の導入部分

対話の質問の仕方がわからない場合は

その時は、「」を意識してみてください。英語の5W1Hも日本語に置き換えると、「ど」から始まるからです。

Why:どうして What:どんな Who:どの人 Whare:どこ When:どんなとき How: どうですか 

質問攻めばかりだと相手も困ってしまいます。導入部分だけではなく、他の質問も取り入れましょう。更に深掘りをしていく「フォローアップ質問」 がオススメです。

どんな人が白いと思いますか?なら導入部分だけですが、どんな要素が白だと思ったのか?解説を求めて見たり、相手が話したい内容の鉱脈を探る事が重要です。

一言で終わるような尋問官のような質問が「クローズド・クエッション」

相手の考え方や感情、興味を引き出し喋りたくなる質問が「オープン・クエスチョン」 

自分語りに利用したいだけの質問が「フェイク・クエスチョン」です。

■7.NGな例

「自分語り(長話)」「自慢話」「昔話」など、自分の拘りなどを話してしまうと。相手から共感を得られず、つまり自分勝手(相手に関心がなさそう)に思われてしまいます。

これらの行動は「会話ナルシスト」とされ、好感度を下げてます。「私も」「僕も」と言って、相手の話を遮り、喋り出すのとかが典型的な失敗例です。

例えば、相手に自分の好きなゲームに興味あるのか?質問することは、自分が好きなゲームを自分語りをするための「フェイク・クエスチョン」です。 

聞いてるようで、聞いてない行動は、相手への関心のなさが特に伝わる残念な例です。

■8.NGな例のチェックリスト

以下のチェックリストの中で当て嵌まる行動をすると、人狼での生存率を下げます。

・話を聞くだけで、自分から話題を提供しない。(無関心)

・質問せず、自分の事ばかり話す(自己中心、退屈)

・次々に質問し、尋問をする。相手に話をさせない(支配的)

・自分の話をするために、話しかける。フェイク・クエスチョン(自己中心、退屈)

・相手の関心を表に出さない(無関心)

■9.褒める

相手の関心を伝えるのには、褒めるのが手っ取り早い。人たらしは、なんだかんだ褒めるのが上手だし、通常は褒めてくれた人への好感度があがる

褒め方も重要で「初対面なら、最も無難なのは、業績や才能を褒める事である

人狼なら要素の取り方や、見方の良さなどを褒めてしまうのが、手っ取り早い。質問に帰って来た応対に付け加えるだけで、白視に大きく前進するだろう。

露骨すぎるのは逆効果ですが、「褒めたりお世辞やごますりを言う事に嫌悪感を感じるなら、人狼ゲームではマイナス」なので考え方を改めましょう。

相手の意見に同調する。才能を褒める。頼みを聞く、お世辞はバレなければ最強の生存術です。 

■10.良い例のチェックリスト

・相手にポジティブな興味を示せているか?(不機嫌は相手の印象も悪くなる)

・相手に質問をする(関心を持てている)

・相手の話を積極的に聞く。(自己中心的でない、熱心)

・相手の名前を呼ぶ(繋がりを持とうとしている。気配りができる)

・相手を褒めたり敬意を示す(肯定している、理解者)

(余談だが、対面人狼などではボディランゲージも重要。アイコンタクトなど)

 ■11.まとめ

NG例に当てはまるケースが多ければ、悪い印象を与え、良い例に沿って相手への関心を示す事が出来れば、相手から良い印象を得られるだろう。

特に狼の役職を持ってる人は、相手への関心が特に薄れがちだ。村人だとわかってるからこそ、興味が薄れるのだ。その場合は、自分の推理の欲ではなく、相手の欲を刺激し、気持ち良く話をさせる事に注目してみると良いだろう。 

自分の喋りやすい所(手順や戦術)を長々と喋り続けて来たり、武勇伝を語ったりして喉を消耗しマウント合戦をしてるようでは、生存率はあがってこない。

相手への関心は、既出の通り、相手への贈り物であり。相手から白視を獲得する有効な手段の1つである。いくら自分の推理や理論が正しかったとしても、相手への関心がなく、否定ばかりでは影響力も低くなりがちである。

人狼の戦略を見直すきっかけになってくれれば良いだろう。悪い部分が多いのなら、関心を持つ戦略を持つ事で成績は改善されるだろうし、良い部分が多いのなら、この戦略が自身の人狼としての戦略にあってるということだ

■12.説得について

相手を啓発できてるのか?について部分でも触れると思うが、「人狼は説得するゲームだと言う人も多いですが、好感度を稼ぐという点においてはマイナスプレイです

支配的な人だと思われますし、マウントを取るゲームではありません。うまぶってるだけで、多くの人には上手そうとは思われてないでしょう。

相手への関心や、興味を惹こうと言ってるのに、「俺の話を聞け」とは何様だという話です。もしそう思ってるなら人狼ゲームをやってる環境のレベルが相当低いか、自身の戦略を大きく見直すべきです。

投票という点で、説得が必要な場面が出てくるというのは事実ですが、まず信用を得るのが先だという話です。信用も得られてないのに、説得をして、誰も聞いてくれない。周りは愚かだと言い続けて吊られるのは貴方です。

話を聞いて貰えるような土台を作る手順をしっかりと踏むべきで、それまでは説得という行動はマイナスだという事です。

■13.さいごに

人狼に限らず、世渡り上手に生きるのには

ある程度の共感(相手の関心なども含めて)が必要で、自分の事ばかりではなく、相手の視点や立場であったり、感情であったり、求めてるものを理解する必要があります。(認知的共感、情動的共感、共感的関心の話)

周りへ目を向ける事は、得意な人は自然と出来てる事ですが、苦手な人もいます。ですが少しずつでも、周りへ目を向ける事を意識する事で改善はすることができます。(経験値の問題)

相手の能力を正しく評価できる人は稀ですし、ちょっとしたお世辞を言えるだけの人の方が出世できたりする訳です。出世とは言わずとも、上司の好感度が高い方が良い事が多いでしょう。もちろん本題の通り、村人から白視を得る方向でも良いですし、有効活用していきましょう。

さいごに余談ですが、お世辞が上手な人に騙されない事も大事ですから、第一印象が良いから狼と決めつける事は出来ませんが、同時に村人と決めつけてしまう人が多いから、狼での生存率をあげる方法になっている訳です。自分が第一印象に騙されて決めつけてしまわない事も、推理力をあげる上で重要となります。

最終更新日:2023/08/21

2023年5月25日木曜日

66日目:寡黙な長期人狼

 ■1.まえがき

今回の記事は星狩りの国の105村と107村を見物した感想です。(ネタバレ注意)

参加者の全体の傾向から攻略方法を考えるための話であり、参加者のプレイヤーおよびに星狩りの国を批難する意図はない事を予めご了承ください。(酷評と言えば酷評となりますので)

■2.率直な感想

喋れない人が増えたなと。そして何より驚いたのは、喋れる側の人間。「判断材料が多く、村か狼は判別しやすい人から能力処理をしていた」というところ。

いわゆる、寡黙吊りすら行われてなかった。というのが現状の村の傾向だと思います。

学校の5段階評価で例えてしまうと、出席日数が足りてないので1を付けざるを得ないような、評価する以前に何もかも足りてない。という評価になってしまいます。

 ■3.要因

何故このような環境なのか?の要因を考えてみましたが、これ自体もあくまで持論ですが以下の要因で考えてます。

1.アプリや短期のプレイヤーの流入

お手軽に参加できる人狼アプリのプレイヤーからの流入によるもの。

2.少喉の環境に慣れてる

長期人狼の負担が大きく、片手間で遊べる少喉で遊ぶ環境に慣れ、発言の省エネ化が進んだ。

全体的に人狼ゲームがパーティゲーム化。カジュアル化に進みつつあると考えています。つまり全体的に喋らない傾向になっているので、そもそも寡黙という認識が自覚も他覚もないのではないだろうか?

■4.対策

ポジティブに捉えれば、人の動きがあるという事です。こういう時は過去に振り返って考えるべきで、人狼の過去というのは、推理も何もかもが手探りの時代のことです。

人が動き、競技にありがちな経験値や技術などがリセットされた状態と考えれば良いのです。

また、相手に期待し過ぎてはメンタル面も良くないので、カジュアルな人に対して気にしない事も大事だ。気にしたところで、相手をコントロールする事はできないからだ。

■5.印象ゲーム

人狼ゲームは「印象ゲーム」だと揶揄されるが、その傾向はより加速したと思われる。実際多くを喋る人間というのは、粗を探せば見つかりやすい

そして完全にステルス気味の狼が生存しかけるような村が連続で発生していることから、この仮説はより真実に近いだろう。

昔を思い出せば、村人の方が情報がなく、狼の方がまともは発言が多いのにも関わらず、粗探しゲームの結果。少し推理できる人から見れば、村人だと判断するのが容易な人を平気で吊っていた。その時代に逆行していると思われる。

もちろん殆どの人は推理をしているつもりなんだろうが、多くを喋る人間というのは判断する材料が多いという事になるが、その判断を諦めて能力処理し、情報量のない人を判断するとなったら、勘という他なく、勘に頼った場合に起こる現象としては、より印象を掴んだ人が生き残るゲームになるという話

■6.ステルス狼 

粗探しによる失点を防ぎ、好感度を稼ぐことが大事ならば、より狼の戦略は単純化されるだろう。 

特に余計な一言は相手の好感度を下げやすく、八方美人のような立ち回り方が(もちろん八方美人は皮肉にも使われるが)今の環境では勝ちやすいだろう。

必要な盤面で適切なアドバイスを送れる立ち回りのために、多数に好まれる戦術を理解しておく必要はあるが、喋らない事が今の狼に必要な事と言えるだろう。

■7.実際の勝率は

狼がとても勝ちやすい環境に見えるが、実際には星狩りの国のではより村人の勝率の方が高い傾向になっている。

村人のミス以上に狼によるミスや自滅が多いようだ。

喋らなくても勝てるとは書いたが、好感度ゲームである以上、第一印象など狼に必要な事を掴む事が大切だと思われる。

■8.単純化による弊害

時代が巻き戻ってると言ったが、ステルス狼で簡単に勝てるゲームになれば、再びステルス狼への警戒へと過去の人狼ゲームがそうであったように、ステルス狼への警戒がされるようになるだろう。

戦術というのは、トレンドがあるように単純化すれば、対策も容易になるため、ステルス狼で勝ち続けられる訳でも、強くなれる訳でもない。という事は念頭に置いとく必要があるようだ。

■9.初心に帰って手順と整理を

ベテランのプレイヤーも人狼の時代が10年前以上の物になってると考えてプレイすべきだ。短期やアプリやどこの文化かわからなくても、よりカジュアル化が進む流れは簡単に止められないので、それでもプレイするなら、相手に期待せずに寡黙吊りを徹底するしかない。

寡黙が多過ぎて、縄が足りないという意見も理解はするが、それで寡黙ではない場所に縄を使ってたら足りなくなるのも仕方ないと言わざるを得ない。

情報を整理して考える事が、推理の第一歩なのだから。第一歩すら踏めてないのであれば、推理力の向上も上手く行くようになる訳もない。

勘で吊り縄を運用し、なんとなく気に入る人が勝つだけのゲームでしかない。それを防ぐなら手順で整理吊りをして行くしかない。

推理が当たる当たらない以前に推理ゲームになっていない。判断を諦めて早々に能力処理し、襲撃や判定や判断の後回しで喋れる内容を待っているだけでは推理にならない。

■10.期待値から考える寡黙吊りの是非

一見すれば、寡黙吊りは村人の方が多く、村人不利になると言えるだろう。しかし実際には狼で喋れてないケースも多く、「実際には確率通りに収束する」と考えてる。

確率とは何か?というとG編成16人村なら15人中3人が狼で1人が狂人のように、「10人の灰が居て8人が村人で2人が狼ならば、寡黙吊りは2/10の確率で狼」になるだろう。

実際に参照点を50%で考えた場合、村人が吊られてしまう事が多いので、勿体なく感じてしまうが、実際には狼が吊れるケースも存在するし「寡黙は常に判断が難しい」 ので「寡黙吊り自体は村視点では得も損も発生していない(重要)」と考える。

寡黙のプレイをしてしまった本人にとっての自陣営の期待値を下げてる。また狼視点で確定している村人を吊る事や霊判定で色が確定した時に、勝てる確率が下がったと言えるだろうが、あくまで判断の難しい灰を吊る事自体に、損や得は発生してないと考えられる。

(ひとことでまとめれば、村人ばっかり吊れるが、時々狼も吊れるので元が取れてる)

ランダム村と同じ考え方で、ランダムに吊っても狼が吊れる時は吊れるという事。

■11.実力の反映

しかし他の灰に対しては、推理の材料が多ければ、「実力の反映の余地」がある。正しく判断出来れば村勝利に近付くし、間違えさせれば狼勝利に近付く。

村人で実力が一定以上あるならば、議論して推理する事自体が得になり、村側の勝利に近付くため、期待値の稼ぎようのない寡黙を放置する理由はないだろう。

得するか、全く得も損もないか。の二択なのだから。

仮に実力が一定以上なかったとしても(推理すれば狼有利になっちゃった)人の楽しみ方は自由なので、それについて議論するつもりはないが、「実力の反映を考えないのであれば、ランダム村と一緒であり

ランダム村のように吊り先をランダムで決めて、RP楽しかったという楽しみ方をしてるという事である。※ランダム村の楽しみ方を否定している訳ではなく、ガチ村がランダム村と変わらないのは、楽しみ方として違うのでは?という意味である。

■12.間違えたとして

以前の記事でも何度かあげてるが、間違いや失敗というのは

何もしなかったよりマシである。反省や改善ができるからである。

推理の間違いが敗因として挙げられる事が多いが、正しい意見を主張していて、聞く耳を持ってくれなかったのであればともかく、殆どは何もしてない事が原因である事が多い。

仮に相手が間違ってると思うのであれば、自ら意見を出して正すべきで、それをしなかったのであれば、間違いを敗因として述べるのは、筋違いな反省だと思われる。

自分が判断役として生き残れるようになる努力が先である。そこで初めて推理を正しくするには?上達できる可能性が発生するためである。

■13.さいごに

見物した感想に近いのですが、初心に帰るには丁度良かったと思います。 今の人狼ゲームを体感した上で、カジュアル化がより進んで行くのだろうと思います。遊ぶのであれば、あまり期待し過ぎず、相手はみんな初心者のつもりで受け入れて遊ぶべきでしょう。

これも個人の感想になりますが、ランダム村に近いカジュアル勢とわざわざこのブログを読みに来る層とは、村の需要が異なると思います。匿名性のあるゲームの楽しみ方は失われますが、いずれ村の身内化も避けれない事だろうなとも感じてます。

そうした時代の流れも受け入れつつ、このゲームの向き合い方を考えて行ければと思います。

最終更新日:23/05/25

2023年4月20日木曜日

65日目:人狼ゲームでは自身が下手という不都合な真実を隠してくれる。

挨拶

お久しぶりです。実は投稿はお休みしてました。今年初めての投稿になると思います。これは怪我などの理由になります。無事に治り、ネタが思い浮かばなかった訳で中々書く機会がありませんでしたが、なんとかネタを捻出していきたいと思います。

■1.今回のテーマについて

人狼ゲームは「不完備情報ゲーム」である。不完備情報ゲームでは、手札や役職や勝利条件が異なったりなど、プレイヤー毎に持っている情報が異なるゲームの事を指す。

将棋や囲碁などの古典的なゲームは完全情報ゲームとなる。

■2.運の要素

不完備情報ゲームの特徴として、配られたカードに有利不利があったり、偶然の要素を含む事が多い。将棋や囲碁で初心者が名人に勝つ事はまず不可能だが、人狼ゲームで初心者が上級者に勝てるチャンスはいくらかあるだろう。これらはいくつかの偶然の要素が絡むからである。

■3.不都合な真実

運の要素が含まれるという事は、良い面では初心者でも野良村に混ざり活躍出来て楽しめるという点と、下手のままでも勝ててしまうという点である。

無論、各々が自由にプレイすれば良いとは思うが、もし安定した強さを手に入れたいのであれば、いくつかの不都合な現実と戦わなければならない。

■4.推理には偶然が含まれる。

占いなどのシステムにより確定する以外の推理には偶然が含まれるということ。精度だけではなく、要素の見落としや、推理小説では都合よく誰かの発言から推理のヒントを貰うかも知れない。しかし、それが都合よく発生するとは限らない。

また狼から見ても、全く根拠のない説だとしても、その正当性はグレランで当たる確率に収束し(6灰2狼なら、どんなに適当な推理をしても1/3は被弾するということ)理不尽な処刑を受ける事は免れない。

■5.短期的には運の要素が大きく分散が大きい。

ここで言う短期とは短期村という意味ではないが(短期村は少喉村はより分散が大きくなる)数戦の対戦では実力を測るのは困難だと言える。

この事実は、村での出来事が偶然の影響が大きかったにも関わらず、自分のおかげで村を勝たせてしまったかのような錯覚をもたらしてしまう。

■6.正解がわかりにくいゲームである

何が正しい動きなのか?特に狼で言語化できるプレイヤーは限られるだろう。怒鳴ってれば、相手が萎縮して上手く行く環境で育ったプレイヤーなら、声の大きさと答えるかも知れない。しかし、それが周りのレベルの低さに依存した正解の1つに過ぎず、ある程度の環境では全く通用しないだろう。

一方の環境では不正解であっても、レベルの低い卓では正解である。傍から見たらどちらも低レベルなプレイヤーではあるが、間違ったプレイを正当化して楽しいと思えてしまうのも、このゲームの魅力の1つである。

■7.上達のしにくいゲームである

もし人狼の環境が合わないと思うのならば、それは当然だ。下手のままでも環境次第では通用してしまう戦術は山のように転がってるし、分散も多い。

多くのプレイヤーは自らが下手である事を理解すらしないだろう(何故なら適当に推理したって当たってしまうんだから)嫌な思い出があっても成功体験で覆い隠してくれる。

少喉村や短期村なら、尚更当てずっぽうであっても、いつかは当たり、それを偶然の力だと認識できない多くのプレイヤーから称賛を受けるだろう。 

この発言には毒があるので、人によっては批難を受けるかも知れないが、もし長期人狼でプレイしているが、短期村に流れに付いて行けず抵抗のある人は、何を難しく考える必要はない。手順やセオリーを覚える必要はあるが、適当で良い。他の参加者も深く考えていないか、勘が実力だと思い込んでるだけだ。

■8.目的

今回のテーマは単に、人狼という不完備情報ゲームが、俗に言うただの運ゲーで、運を実力だと勘違い出来る人に合うゲームであるとか、上手いと思ってる人のスキルも相手の未熟さに依存してるか、分散による影響であって、実は良いスキルでもないとか、そういう話をしたい訳ではない。

これらは現実的な考え方を嫌う人々にとっては不都合な真実ではあるが、長期的に勝ちを目指す人にとっては受け入れなければならない現実である。 

ゲームの本質を理解し、正しい思考を持つ」ために必要な事である。 

正しい思考を持つことに対して様々な困難が待ち受けている。それらの困難を1つずつ解消していくのが、今回の目的である。

■9.自尊心を捨てる

不完備情報ゲームでは、正しい判断や決断、推理を発揮するには、正しい思考を持つ事が大事である。しかし話した通り、理不尽な疑いを受けたり、あるいは推理の批難を受けたりすることがあるだろう。それだけに収まらないプレイングも発生するだろう。

しかし、これらの現象はゲームの本質から考えれば自然的な現象であり、これらで感情を乱していては、いくら正しい技術を見つける事に成功しても発揮することが出来ない。

下手なプレイヤーを見つけては、舐めてかかるかも知れないし、恨みを持った相手にはなんでも黒く見えてしまい推理力を大きく鈍らせたり、ミスに対して取り返そうと躍起になったり、弱いプレイヤーに必要性のない批難をぶつけてしまったり。

これらの感情(怒りとかプライド)は推理能力や狼での状況判断等、様々な判断力に必要は思考を邪魔してしまう。

散々述べたように、多くのプレイヤーは「不都合な真実が隠れてるからこそ楽しく遊んでるプレイヤーが殆ど」である。

冷静に考えれば、「相手が上達しにくいゲームをやっているのだから、自らが上達すれば、他のゲームと比べて実力差を発揮しやすいゲーム」である。

彼らのプレイがゲームの本質だと理解して、対策する。ビジネス的に考えて、勝ちを拾いやすい相手。自分が勝者であるために必要な存在と思うべきである。

■10.学習のサイクルを継続的に繰り返す

推理というのは、偶然の域の出ず、1回や2回で正しい判断であったかの結論を下すのは分散が大きく難しい。時には体系化された知識から学習したり、実践を繰り返す中で少しでも確率の高い正しい判断を下すために、どうしても継続的な学習が必要になる。

途中で偶然上手く行って、自己満足して中断してしまったり。自分が強いと言われたりして極めたという幻想を抱いてしまったり。あるいはそれによって情熱を喪失したり

あるいは短期的に不運が続き、自分は何をやっても上手く行かないという停滞感を感じてしまう事もあるだろう

これらの壁にぶつかれば、5戦のプレイヤーと100戦強のプレイヤーに何も差はない。分散の影響により称賛されては、ドヤ顔し、時々失敗したら相手にやられたと言いながら、時々起こるまぐれの勝利のために村を消化し続けるだろう。

■11.まとめ

今回の話は、賭けの考え方という、勝負師であるなら持っていて欲しい思考法の中から抜き出して書き上げました。不完備情報ゲーム(人狼ゲームや麻雀やポーカーなども含む)では様々な感情が正しいプレイを邪魔してきます。

それらの「感情を取り除くための、まず最初の一歩が現実を受け入れる」という事だったのです。

人狼ゲームに限らず、不完備情報ゲームではトレンドであったりセオリーというのは流行りもあったり日々変わっていく物です。必要な技術であっても、今こうしてる間にも誰かが新しいことを研究しています。正しいプレイや技術的なスキルやセオリーが変化しても

正しい思考法であったり、感情に左右されない考え方というのは、「あらゆるゲームに必要な知識であり、普遍的な知識であり、永久的に使える技術」です。

不完備情報ゲームを遊ぶのなら、是非知って欲しい話だったので、書かせて頂きました。

今回は新年一発目で久々の投稿で何かいたら良いのか筆が動きませんでしたが、今回はここまで。感情に左右されずにプレイする話はまた続編を書くとは思います(今回でまだ序章)。それではまた

最終更新日:23/04/20

2022年11月9日水曜日

64日目:自由占いか統一占いか

長年というか、未だに議論され続けてるこの問題について、あくまで私の持論であるこの論争について触れて行きたいと思う。

■1.私の結論

今回は結論から先に申し上げると、統一占いでも自由占いでも、方法の議論すらあまり重要ではなく、確実に真占い師が正しい判定が出ること。長期人狼では初回欠けはなく、2日目の生存が確定していることから「誰を占うべきか?」の方がよっぽど重要である。

「誰を占うべきか?」観点から考えれば、「統一占い」の方が灰にいるときの方が干渉しやすいし、自身が占い師であるならば、より干渉しやすい「自由占い」でも戦えるだろう。

 

■2.白の価値

確定白は、疑い先を減らし推理の質をあげますが、勝率をあげる上であまり良いプレイではないと思ってます。最終日の4人を想定した場合ですが

①灰灰灰灰②白白灰灰

客観的に考えたら、①の村勝率は25%②の村勝率は50%という事になります。つまり灰に白が多く残ってれば、村は勝ちやすい。しかし狼側には襲撃という選択があるため、白1個だけでは、勝利に結び付きません

G編成16村ならば、初回襲撃を除き、最終日までに通常なら5~6回は襲撃が入り、確定白と占狩霊の襲撃を含めても、更に自由に邪魔な灰を排除できる余裕があるからです。 

つまり、「確定白にあまり価値はない」と言える訳です。

この仮説を検証するため、月狼国などで、確定白の時の勝率を計算しましたが、およそ45%程度であり、通常であれば村勝率は55%ほどあるので、「確定白は勝率を10%くらい下げてる」と考えられます。

もちろんサンプル数が少ないので、あくまで持論に留まりますが、確定白1個が村を有利に導く事はないでしょう。

 

 ■3.F編成とG編成の違い

確定白にあまり価値はないのは、あくまでG編成の話です。■2.白の価値で記述した通り、最終日に白が残ってれば、村は勝ちやすくなってますし、襲撃の自由度は狼陣営の勝率に影響を与えるので狼陣営は確定白を許容しにくくなります。ここは戦術や戦略を語る上で重要な部分であります。

「F編成とG編成では白の価値が全く異なる」ここを踏まえた上で戦術を考えて行かなくてはなりません。F編成であれば、真占い師の白判定を守る事の意味は大きいですが、G編成では白判定にあまり価値はなく、「それよりも真占い師の生存が重要」になる。という事です。


■4.では何故白判定の時の勝率は45%なのに、村の勝率は55%なのか?

確定白の時の村勝率が45%であるという事は、どこかで10%多くなっている訳です。黒引きや斑あるいは自由占いのケースが勝率を高めてると仮説は建てられますが、サンプル数が少なすぎて、現状は断言はできません。今後更に調べて考え方が変わるかも知れません。それでも現時点での仮説としては

シンプルに黒引きが強い」 「人外の黒特攻が狼有利になるとは限らない」という仮説を立ててます。

まず、黒引きが強い事はほぼ間違いないと思います。情報力が多く、村人が議論しやすくなるため。

初回狼吊り時の村勝率は70%から80%ほどと言う話もあり(※実際に検証した訳でもなく、そもそも初回に狼を吊れる確率を考えてもサンプル数が少なくなりがちはある)

霊能者が確定してれば、黒を村人全員が共有することになりますし、単純に村人が吊られてない。狼が全滅に繋がってるなど

白引きは村勝率が下がり、黒引きは村勝率が上がり、占い師の生存が勝率に大きな影響を与える」この情報から戦術を考える必要があるということです。

 

■5.占い師の生存はどの程度重要なのか?

どういうシチュエーションだったら。どういう人が居たら?などの条件で考えていたらキリがないので、ただ単純に村人や狼の能力を無視して考えた場合は、単純に残ってる灰の数と狼が吊れる確率で計算していきます。

その場合にG編成16人村ならば、村勝率25%程度がいわゆる灰ガチ(占い師が襲撃された)の勝率になりますし、実際のところは推理の能力や霊能判定や狩人の存在によって、G国での計算になりますが(G国まとめサイト3d占い師襲撃時の勝率から引用してます)36.96%が村勝率となります。G16編成とは限らないので、あくまで参考程度ですが

G国の勝率を参考にした場合36.96%ですが、村の勝率は55%はある訳ですから、20%は占い師生存による影響があります。

能力者の末路ごとの勝率をみても、生存した場合は殆どの村で勝利して、処刑または襲撃にあった場合は狼の方が有利となっています。

この事から客観的に考えた場合「占い師が襲撃されてから考える」「霊能軸で良い」などの考え方は、主観的に考えれば占い師の真贋はよく外すから占い真贋ばかり話すべきではないという考え方が生まれると思いますし、気持ちもわかる部分はありますが

客観的に勝率を求めた動きをする場合、これらの主観的な考えは否定され、「出来る限り占い師に関わる議論をすべき」となります。

ここは聞いただけの話ですが、AIが人狼をした場合、占い真贋に関わる議論が多ければ村の勝率があがるという話もあり、この論は恐らく正しいと思います。

長期人狼は「欠けがない」「連続護衛ができる」限りは狩人と占い師が重要なゲームであり、村側の方が勝率が高くなる傾向は続くでしょう。

 

■6.人外の黒特攻が狼が有利になるとは限らない。

・白の価値があまり高くない。 ・真占い師の生存率が重要

この2つから考えると、例えば3-1陣形の初手の狂人特攻が疑問手になります。黒を出した村人を吊れる場合がある、狼に内訳が伝わる。などのメリットは勿論ありますが

真の白判定を1つ潰したところで、G編成ならば、白襲撃が灰襲撃に変わるだけで灰の数に変わりはありません。(人狼ゲームは多数決のゲームなので、邪魔な村人を自由に襲撃できる数が増えるというメリットはあります)

特に統一占いを行ってた場合ではありますが、判定が割れるという事は斑に対しての判断材料が増え、白を出した真占い師の生存率に影響を与えた場合。村側有利の盤面になってしまいます。

バランス護衛(人外数が見つかってる数が少ない白判定の占い候補を優先して守る事) などで白判定の真占い師にGJが発生した場合は、3-1陣形なら霊判定により破綻した占い師が吊られ、その破綻者が狂人であるなら、狩人視点で真占い師が確定することになりかねないですし、占い師でGJが1回でも発生したら、村勝率75.6%(G国の傾向調査の引用)となり、むしろ黒特攻が村有利にすらなってるのでは?という疑問さえ出てきます。(少ないサンプルながら村有利になってる傾向はあります)

3-1陣形で狂人の黒特攻。初回占い師襲撃が通ったら厳しい。という意見もありますがこのケースでの真占い師の立場は信用度が一番低かったので、「元々勝率が低かった」のです。つまり真占い師襲撃されてもまだ36%程度(G国の勝率)の勝率が残っててまだマシ。とも言える状況なのです。(信用勝負だったら一番信用度が低かったのですから、判定が多くなれば、判断しやすくはなりますが、勝率はかなり低くなると言っていいでしょう)

元々勝率が低くて、信用勝負になったら敗色濃厚だった事を考えると「3-1陣形で白判定を潰されて襲撃される事はデメリットにならない」のです。

以前、狂人の動き方でも解説しましたが、自身の信用度が低い時に黒特攻すると、真占い師の生存率への影響も少なく、白判定が手損になりやすいため。判定を割る時は信用を考えると良いでしょう。

・統一時は確定白の勝率より、斑の時の方が村勝率が高くなる可能性もあり、斑は村のデメリットとは言い切れない。

統一のメリットとして、「悪くても確定白なので、襲撃前に確定情報が得られる」という事になります。

 

■7.自由占いの弊害

・占い師に関わる議論を襲撃までに多くすべき(占い師の生存率が重要)

・F編成と違いG編成では、白の価値があまりなく、片白を守る価値があまりない

・誰を占うかが重要。白引きより黒引き。

・斑は情報面では村有利で、斑が狼有利とは言い切れず、斑処刑真襲撃は真の信用が元から低く信用勝負でも他の盤面でも明らかに元から不利だった。

ここまで懸念材料を理解して、誰を占うべきか議論した上で自由占いを行うのであれば、統一占いと大差なく。どちらでも良いと言えますが現実はそうは行かない

自由で占い先は、占い師任せで自分たちは議論しない(議論できない)のであれば、1回しか使えないかもしれない占いを有効活用できてません。

「占い判定が出てから襲撃が出てから議論するでは、遅すぎます。」

情報が多く出ないと議論が苦手な人が選びがちな失敗であり、元々村有利な盤面を受け身となり有利な盤面を狼へ明け渡してしまう行為になります

占い師個人に判定を任せるにしても、このブログでも30点でも考察出せと言った時のように、誰を占うか議論して、反応を見たり、修正したりできるので、推理の精度も高くなります。

私はこう思ってたので、占いました。ではバイアスによるズレも発生しやすく、判定を価値を下げてしまう結果にもなりかねません

総じて、自由占いは推理が一定水準を求められ、特に初心者村などでは、(短期村出身者が多くても1日目の議論の仕方は知ってない人が多く)誰が狼か?誰が真か?大事な議論から逃げてしまい。村人有利な盤面を五分五分から狼有利へと、優勢の盤面を明け渡す事になります。

・まとめると自由占いは運用難度が高い。

ある程度の水準を達してれば、自由の運用もできますが、占い候補全員が満たしてるとは限らない上に、真が運用できるかわからない。

これらの懸念を払拭する方法が1つあります。ただ一言。「統一」と言えば解決してしまいます。

 

■8.動きの最適化

一から説明をすれば、長くなり過ぎる上に、全てを理解してくれるとは限らない。そして何より「誰を占うべきか?」 から遠くなってしまう。

上級者になるにつれ、統一占いによって、灰をリトマス紙にして占い真贋の見分けに使ったりするが、方法論で議論し続ける事は、誰を占うべきか?の情報量が少なくなり、占い師の生存率を下げる事になる(喉も時間も有限なため。無限ならそんな事はないんだろうが)

妥協してでも、一刻も早く黒を引く準備を始めるべきである。(動きの最適化は熟練者のスキルでもあるため、 戦術論で相手の技量がわかる点では、戦術論の話にも意義はあるが)

統一にしろ、自由にしろ、方針が早く決まり、村人が有利の盤面のまま、議論を進めて黒引きや真占い師の生存へ向けて主導権を握り、受け身にならない事が重要である。全役職生存中は間違いなく村側有利の盤面である。その間に黒引きなどにより、仮に襲撃が通っても有利の状況を簡単に覆されずにすみ、村が勝ちやすくなる。

 ■7.自由占いの弊害から見ても、統一と言ってしまうのが、簡単で楽であり、無難な選択であり、次の議論へ進みやすいため、私の持論としての結論は■1.私の結論の通り、自由でも戦えるが、統一の方が自由の弊害をケアしやすいため

勝利への最適化するなら、私ならば、統一と言うのが私の持論だという事になる。

 

■9.あとがき

今回はまとめじゃなくてあとがき。今まで統一派である理由を書いて来なかったが、それは1つに占い方法があまり重要ではないこと。

また、このブログの読者は今更だと思われるが、村人のことより狼のことについて書く事が多かったため、今まで触れてこなかったのである。(村の動きの最適化が後回しになりがち)

全員の村人が最適化されてしまっては面白くないの見方もあるだろう。

しかし、私が私である限りは最善手を追究し期待値を追い続ける存在であるため、どっかで触れなきゃ行けない話題だと思ったので、今日に至った訳です。

途中にもあったが、まだまだ研究の途中であり、色んなデータが不足している状態であるため、新しい発見があったら是非、私に教えて欲しい。仮説通りなのか、新たな発見になるのかとても楽しみです。それではまた

最終更新日:2022/11/09

2022年10月9日日曜日

63日目:村要素の拾い方の基本的な考え方

今回のテーマについて 

今日は村の要素の拾い方、村で常に考えてる事について話して行きます。本来はもうちょっと早く書くべきだったのかも知れませんが、村より狼のことについて優先したかったので、後回しにして来ました。

■1.村と狼(役職)の見分け方

推理の仕方がわからないという人のために、まずこの考え方だけを持ってログを読むようになってくれれば、推理が出来るようになります。考えてない人はずっとできません。

発言の偏り方が重要」です。

相手の心理を読む上で重要なのは、偏ったプレイングが何故発生したのか?を理解する必要があり、偏った部分が、相手の役職の見極めを容易にします。

■2.発言の偏りとは?

発言の中から、村の要素を多く含んだ発言、狼の要素を多く含んだ発言があります。これらは「村役職ならあまりしない発言(狼要素)」「狼役職ならあまりしない発言(村要素)」とがあります。

別の言い方をすれば「非狼発言」「非村発言」に分類される発言のことです。

■3.推理の間違いに多く見られるケース

例:あの人は吊られたくなさそう。だから狼だ。

この推理は、一見は狼という役職は吊られたら負けの役職であるため、狼要素と言える要素とは言えますが、同時に「村でも吊られても即負けにはならないが、確実に村が不利になる」という事です。村でも吊られたいという心理で臨んでる人は居ないのです。

つまりどちらとも言える要素を、自分の憶測で考察し、判断してしまっていることが推理を間違える原因となっています。

狼を白く見てしまう間違いの多くは、狼が村に貢献してる姿を、白要素と捉え(狼は白くなりたいので、村に偏った発言とはいえない)判断しているからです。

■4.村としておかしいから即ち狼という訳ではない。

村としておかしい=狼という訳でありません。単純に価値観が合わないだけ。相手にとっては村人として発言してるつもりかも知れません。

狼としての発言の妥当性を考える必要があります。村人であっても推理は誰でも間違えますが、それを狼要素と考えるミスをしてしまうからです。

もちろん狼が推理を間違えさせてる場合もありますが、これもどちらとも言える部分を無理に判断して、自分の憶測で脚色して推理してる事になります。

以前にも何度も触れましたが、推理として強度が高いのは

・村としておかしい。狼として妥当である(狼要素)

・村としておかしい。狼としてもおかしい(※本人要素)

・狼としておかしい。村として妥当である(村要素)

・狼としておかしい。村としてもおかしい(本人要素)

※本人要素とは、あくまで私の解釈としては、相手の価値観やスキルによるもので、村や狼を断定するに値しない要素(無要素)ということ。

 ■5.どういった時に発言が偏ってると言えるか?

発言が偏りやすい状況は、勝利条件の違いと、狼側の視点と村側の視点の違いから発生しやすくなります。私は要素の多くが、これらを基にした派生技と考えてます。

■6.勝利条件の違い

村側は狼を全滅させること。狼側は生き残ることが条件となります。

つまり村人は狼を探し続けられているか?が基本的な村人要素になりますが、注意するのは、上手な狼は生き残るために、狼を探すフリをして巧妙に騙そうとしてきます。

ですので、狼を探してる村人が村要素ではありますが、見分けるのは初心者の内では簡単ではありません。しかし、逆の視点で考えた場合は盲点になる場合が多いです。

自分が生き残る事にマイナスになりやすい発言。信用を得るための発言ではなく、悩んだ結果による、発言の二転三転などは、狼の発想ではなく、村が悩んだ結果により発生する発言は村側に偏った発言と言える訳です

極端な例を申し上げれば、自吊発言(自分を吊っても良いという発言のこと。■3の例のように村利でもないので嫌われる事が多い)などが村要素になってしまう理由として、狼が吊られてはいけない役職だから、※村に偏った発言になりやすい。という事です。

※しかしながら、 狼は自分が村に見られる発言を考えた時に、自吊のアピールは難易度はそこまで高くない為、自吊で要素を取る事はオススメできない。あくまで村要素と狼要素の基礎は勝利条件に基づくという話。

真役職を守る発言をするなど、狼にあまりにも不利な提案を続ける人は、村側に偏ってると言って良いでしょう。もちろん狼だって村に有利な提案をして信用を稼ぐが、全滅はさせる事ができないので限度があると言えるでしょう。

その限度を注意深く観察していれば、村と狼の違いを見分ける事ができるでしょう。

■7.狼側の視点と村側の視点の違い

村側と狼側の視点の主な違いは、誰が村人と把握しているか?です。

そのために、「村側は相手の正体を探る発言に偏ります」「狼側は自分の正体を村人だとアピールする発言に偏ります

村人の心理としては、知らない事が不安になりますが、狼は自分が村人だと信用されない事が不安になります。無意識な本能から、狼側の方がペラペラと信用して欲しさに喋りがちになるため、村人の方が相手の正体を探る発言に偏り、狼は主張したがります。

また、村人は推理が正しいのかは本人もわかっておらず、不安になりますが、狼はさも当然のように※推理できるので、視野の広い村人というのは注意が必要です。スキルがあるならそうとは言い切れないが、単純に狼だから視野広いだけかも知れません。

※ただの自信過剰の村人かも知れないが

■8.多くの派生

ライン切りなどの要素で投票の要素であったり、多くの要素は大抵は勝利条件や視点の違いからの分岐であり、基本的な要素の構成は、思考の偏りから生じています。基礎的な見方が見に付いたら、応用してみましょう。

■9.実はスキルが少ない方が

スキルが少ない人の方が、(言葉をオブラートにせず言えば初心者の方)思考が偏りやすくなります。スキルと技能の向上に伴い、狼でも、村の行動を似せる事を覚えたり騙し方を覚えるので、見分けが付きにくくなります。

しかし、騙す手段を持ってない人は、素直に推理するしかないので、狼の発想を飛び越え、村に偏った思考を出しやすく、信用しやすい。

(例え話ですが、バカキャラの方が愛されやすいのは、騙す手段を持ってないので信用できるのも、これが理由だと思います)

初心者は、必然的に素直に発言すれば良い村人の方が成績が出しやすく、人狼は村人有利なゲームだと思います。

スキルが少ない人は、選択肢が少ないために思考が偏りやすく、思考を読まれ対策しやすいのは、多くのゲームではデメリットになりますが、人狼ゲームではメリットになる場合もあります。しかしこれらの現象は狼での勝利に結び付く事はありません。狼の役職の方が多くの人にとってハードルが高いと言えるでしょう。

■10.思考のバランスを取る

狼を演じる際には、自分が村人の時に取る行動(村トレスともいわれる)を取り、狼である事に悟られないように動こうとします。

また狼の上手なプレイヤーは、村要素と断定できない要素を巧みに村人に取らせて、推理を間違えさせます。村人にとって、自分を信じてくれる人が村人とは限りませんが、村人と思いたくなってしまったりと、思考の偏りから思考を読むのが苦手のプレイヤーを一生懸命に騙して狼の勝利を目指します。

推理を間違えるように、村を不利に追い込むように考察を書き続けても、狼に偏り過ぎた行動は狼だと※思われやすいですから、思考のバランスを取り、村の行動を意識する場面が必要になってきます。

※狼でそれやらないと逆張り族も居るけど、それを言い出したらキリがないので割愛

巧みなプレイヤーは、村人でも推理を間違える事に便乗し、狼行動を村仮定でも説明できるようにバランスを意識して立ち回っていきます。

また村人にも思考の偏り(バイアス)がありますから、相手の推理の隙を付くプレイをして、間違った村要素を取らせたり。また推理の隙を自ら演出し、非狼の要素を演出するのも良いでしょう。

この編だけは、今回のテーマから離れた話ですが、狼の事についても多少は書いて置きたかったので。

■11.まとめ

村要素と狼要素の基本的な拾い方は、村でしかしない行動。狼でしかしない行動。これらを見極めること大事です。これを忘れると、要素ではないものを自分の憶測で脚色をし始めて、何でもない行動を村行動や狼行動と決めつけてしまいます。

発言の偏る法則を見つけて、応用していく事が人狼ゲームでは大切となります。

どんなに狼のスキルが高い人でも、村人でも取る行動に寄せようとしますが、全ての発言で偽装している訳ではありません。発言を法則に従って見極めて行けば、スキルが高い人でも見分けが付くようになります。

スキルの少ない人ほど、思考のバランスが偏りやすいため、役職を見極めやすくなります。 推理の仕方がわからないよ。って人は「×村がする行動〇村しかしない行動」「×狼がする行動〇狼しかしない行動」とは何か?を探してログを読んでみましょう。それではまた

更新日:22/10/09

2022年8月21日日曜日

62日目:長期人狼は立ち合い(初日)が勝負所である

 今回のテーマは特に狼での初日の立ち回りの仕方について

 

■1.初日が何故重要なのか?

勝負は1日目に実質的に決まってると言っても過言ではないからです。

①印象面

第一印象でこの人が白いなと思ったら、それを打ち消すくらい大きな黒印象を持たないと、その人より黒いと思われてる人が吊られない限りは最後まで効果が持続します。

②集団心理とグループ形成

集団心理とグループが形成されるからです。村の上位グループみたいなものが形成され、そのグループを中心とした議論が行われ、それ以外の人が能力処理を受けやすいからです。転校生がクラス中心のグループの輪に入るのは、難易度があがります。

③役職能力

占い判定で真が黒を引く、または確定霊能者が黒引いた時の効果は絶大で、如実に勝率にも影響します。「情報が共有されるという事は、コミュニケーションが成立する」という事になります。役職機能を有効活用させるかどうか?なので、やはり序盤が肝です。

これらの事から、1日目ほど立ち回りに力を入れるべきであり、それ以外の戦略は、白くなるのなんて簡単だよ~って思ってる人が考えれば良いです。まず初中級者が安定した勝ちを目指すには、1日目が重要だと思ってます。

④要素取りは早い者勝ちだから

例え、発言者と同じ事を思ったとしても、二番煎じは二番煎じ。発明者が特許を取るのと同じで、時間をかければより精確には、なりますが、最初に見つけた人ほど、希少性や影響力を発揮するのは難しいでしょう。

■2.立ち合い

昨今は立ち合い不要が当たり前の村が増えて来ましたが、リアル事情や仕事などを配慮して立ち合いが強制されてないだけで、立ち合いに参加できる方が良いと思ってます。

何故なら朝に立ち会って印象獲得を狙った方が有利だからです。1日目の朝は、特に立ち会った方が有利になる。この事実は立ち合いなんて強要されたくない。と思ってる人でも受け入れなければならない事実です。

立ち会えなかった不利を責めてはいけませんが、その中で発生した有利と不利。要素は当然ながら受け入れなければなりません。何故なら、寝てる間にも立ち会ってる人達で話し合い、信用を得て、信頼を勝ち取ってるからです。

■2.印象 

印象が何故大事なのか?は白い要素を探してくれる土台が出来るからです。人狼ゲームは印象ゲームではない!推理ゲームだ。だから印象を取るなんて心理ゲームではない!と思うかも知れないですが、心理ゲームである以上、第一印象がこのゲームで最も大事な事です。初頭効果の効果は絶大だからです。

好印象の相手ほど、推理してるつもりでも、村の材料を探しますし、悪い印象を持つ相手ほど狼の材料を探して狼である理由を探してしまいます。

人の脳の性質上、仕方ない事です。狼でより勝つには、心理や脳の性質を理解する必要があります。 印象の左右されず、信頼するため、または疑うための偏った情報を集めようとせず、両方の性質を理解した上で正しい決断を下せるトッププレイヤーなんて無視しましょう。事故かたかが1票です。

最多票にならなければ、勝てるのでありきたりの心理の隙をついて、まずは多くのプレイヤーに勝てるようになるべきです。

 ■3.初動

人から好印象を獲得するには、「自分というキャラクター像を作る」ことです。

自分がどういった人かを「自己開示」によって理解して貰います。人はわからない物に対して不安さを覚えます。初対面の人に対して緊張したりするのも、相手の事を知らないからこそ警戒している訳ですね。

https://komiyajinro.blogspot.com/2020/08/blog-post.html(47日目:キャラクターを作る)

の時にも語りましたが、知って貰うという事は相手に安心感を与える事が大事なので、安心感を与えないキャラクター像はあまり宜しくないでしょう。

■4.影響力を持つ

https://komiyajinro.blogspot.com/2022/03/blog-post.html(59日目:何故影響力の武器がオススメできるのか?)

影響力の武器で紹介したように、・返報性・一貫性・社会的証明・好意・権威・希少性を使って村の中での発言力を高めるべきです。

自分の投票が村に影響力を持つ事は、自らの能力処理を遠ざける事になるからです。

■5.グループの形成

https://komiyajinro.blogspot.com/2020/05/blog-post.html(44日目:狼のサポートで出来そうな事)でも軽く触れましたが

自己開示に失敗してる、初動で好感度の獲得に失敗してる。影響力を発揮していない。などスケープゴートになる条件はあり、吊られそうな人、残りそうな人。ざっくりと見えてくる筈です。

つまり白で村の中心グループになりそうな人の輪に入っていく事が大事となり。最終日までを見据えた動きになります。最終日まで残る村人に最後まで白視される事は、狼での生存確率を大きく高めます。

■6.ターゲット

最終日想定をして残る村人の中から騙す相手を決めたら、その人の白視する傾向や特徴を掴みます。

特徴を掴む理由は、似た特徴を持つ人に共感しやすく、騙されやすくなるからです。真面目な委員長キャラみたいな優等生の前でふざけた態度やノリを見せると、疑われることになりますし、気難しい事は考えず、軽い気持ちで白や黒を付ける相手には、こちらも長文で対応するより、軽さをイメージした考察を書いた方が良いでしょう。

相手が白視してしまう傾向も注視してみると良いでしょう。SG候補ではないという事は序盤である程度の情報を落としてる筈です。

面白い人を好意的に見てるかなど?誠実な人、理解者、優しい人、真面目な人、頼もしさなど対人では好きになりやすい傾向が人それぞれ違います。

迷ったら男性キャラなら、面白さと頼もしさ。女性キャラなら誠実さ理解者を目指して下さい。高い確率で好感触を掴むことができます。

■7.悩む、考える、不安を持つ

ここまでは根強く白い印象を持たせる方法でしたが、ここからが必殺技の話です。

非狼のコツは、人間に生じるバイアス(村人のミスプレイ)を理解する事にあります。思い込み、不安など。狼をやってると発生しにくい心理状態を再現する事にあります。

村人のトレースといって村人と同じ動きを目指すプレイスタイルもありますが、正しくは村人にしか発生しない心理状態を再現する事が大事です。

その魔法の呪文は「わっかんねぇ」です。どうして?何故?などの疑問に思うところ。どうして彼はこういうプレイをするんだろう?村人に警戒心や何故をぶつけてく事で、村人の心理を再現する事ができます。

確証バイアスも良い魔法となります。これは好印象を持ってしまった相手には村である理由を探し始めます。これは最終日候補の村人に対して使うと良いでしょう。砂糖のように甘く要素を取って行けば、取られてる側も悪い気はしませんし、何より村人臭い考察分が書けるようになります。

「あの人どうみても白いよな。何度見返しても村の要素しか出てこない。」

この方法は多分、二度と書きません。今日だけ特別です。人の脳に生じるバイアスを調べて行けば、応用も効くので人っぽさの演出のバリエーションとして、バイアスは覚えて損はありません。村人時のミスも減りますし。

■8.投票について

人の印象を思い出す時にイメージするのが「ピークエンドの法則です」盛り上がった話と最後の印象を思い出すという事です。初日の締めとなる投票こそ絶好のアピールの場です。

本決定前の投票する時間帯はとても大事な時間です。 

投票も疑問や不安を解消するための使い方をして非狼を演出するために占い希望を出す事はとても有効です。多くの村では上記の行動をあまりせず、印象に残ってない村人はいくらかは残ってるからです。極端の回避効果などがあり、無難な選択をする心理があるため、無難な人に選ばれないこと。そして無難な選択をすべきという事です。

気を付ける事は一貫性を保ってるか?です。自らのキャラクター設定は一貫性を持った方が影響力が持続しやすく、そのキャラにとって相性の悪い人を疑うのが自然の流れです。

また白視が多い村のグループの動向も考える必要があるでしょう。 村の中心人物が投票する場所に目線が集中するのも自然ですし(ハンドワゴン効果)、共感によって、自らの評価にも繋げられるでしょう。

■9.詭弁を使おう

もしピンチになったら詭弁を使って乗り切ろう。但し乱用は注意です。詭弁を使い過ぎては相手にバレてしまい信用を失うからです。

但し騙すのに有効な手口の1つであり、無意識に使ってる場合もあります。早まった一般化(チェリーピッキングとも言う)

ゆとり世代は仕事ができないなど、1人や2人という少ないサンプルで決めつけてしまう事です(サンプルとして少なすぎる)しかし、どの世代であっても仕事ができない人はいるので、言ってる事もある程度の正しさがあるため、一見正論のように聞こえるのが詭弁論の特徴です。(少数の人との付き合った経験から、男は浮気する生き物とか)

相手の推理発言が全て正しいとは限りません。そこで間違った発言や自分に有利になる発言だけを取り上げて、自分の正しさを主張して相手の信用を落とす手法です。

対人論法や藁人形や論点のすり替えなどもよく使われる詭弁論です。乱用は注意ですがピンチになったら使っても良いでしょう

■10.相手を動かそう

相手を動かすキーワードは「EAST」です。

Easy:簡単である事。難しい言葉より簡単な言葉を使ってわかりやすく説明

Attractive:魅力的な提案であること。皆の視界が開けるとか、メリットの説明

Social:社会性がある。みんなこうやってる。

Timely:タイムリー。話題には鮮度がある。

これら4つ要素が含まれてる事が人の心を動かすことになる。

■11.ゲイン効果

これらの武器を駆使して立ち回れば、勝負所である立ち合いを制し

生存率の高さを十分に期待できるが、やはり人の印象というのは、ギャップや思ってた印象が変わってくると、相手の心理にも変化が訪れる。

これがゲイン・ロス効果である。

もし、序盤上手く行かなくても、ギャップにより、思ったより良い人じゃんと思ってくれるとこれまでの状況が一変するし、今まで抱かれてた悪い印象までどっかに飛んで行ってしまう。この効果を狙う為、あえて初日に白印象を稼ぎ過ぎないのも、白を貰えるのが簡単になって来たら狙って良いだろう。

ロス効果の通り、白すぎると1つのスキャンダル(黒要素)で信用が失墜するからである。

同じく黒くみられても、この人なら仕方ないよね。って思ってくれる技術も大事だからだ。

■12.初日さえ乗り切れば

初日さえ乗り切れば、あとの障壁は真役職くらいである。

その機能を破壊してしまえば、村人は何もない情報を頼りに推理を進行しなければならないし、もし疑いそうな人がいるのならば、襲撃で削って逃げ切りを目指すと良い。

一見襲撃する事で、怪しく見られる事が怖いのは勿論あるが、既に確実に疑ってる人よりは、全然違う方向を向いてくれる場合も多いし(いくら襲撃された人がいても、自分の推理を捨てて襲撃された人の意見を重要視するのは難しいからだ)

終盤に向かえば、村人の人数が減り、立ち回りやすくなるので、その状況を作って行ければ例えその村で勝つ事が出来なかったとしても、狼勝利は何度かやってる内に達成する事ができるだろう。 

初日を特に集中して人狼ゲームを遊んでみて下さい。それではまた

記事作成日:2022/08/21 

2022年7月4日月曜日

61日目:ドラッカーのマネジメントを考えてみる②

前回の記事の続きです。1回目では、主にコミュニケーションとは何か?情報を共有し、意思疎通をすることの大切さが組織で成果をあげる事に重要だと書きました。

今回は更に村内を上手くマネジメントして、効率よく成果を上げる方法について触れて行きたいと思います。

■1.専門家(スペシャリスト)

専門家とは「特定の分野で優れた技能を持ったプロのこと」である。彼らに優秀なプレイヤーというのは、成果をあげるために何をすべきか自分で判断できるのである。

そんな彼らに今はいいから別の人を見て欲しいとか、余計なアドバイスをしたとする。

余計な指示は相手の極端にモチベーションを奪い、成果を大きく下げる行為である

求めるべきは、質の高い成果で良い。余計なアドバイス、的外れの指示をして自らの信用を落とし、相手のモチベーションを奪うくらいなら、村を勝たせる働きが出来てるか静かに見守るべきである。

特定の分野に優れた人材とは、自分で仕事の意味を考え、自分の能力を活かして村に勝たせる事に達成感を覚える人達である。そんな人間に余計な横槍は足を引っ張ってる以外の何物でもないのである。 

 

■2.誇りと達成感

誇りとはプライドとも言います。プライドという言葉はマイナスイメージを持ってる人も多いでしょう。確かにプライドが高過ぎて、自分のミスを認められないような人は困ったものです。しかしプライドは適度には必要な物です。

プライドがなくて、自分の考察も意見も持たない人を本当に信用できますか?自分に出来る事を発揮し村に貢献しようとするのに、結局は自尊心(プライド)が必要で「自分はこういう事ができる」と村に貢献し、勝利への達成感を感じる事が重要です。

大事な事はこれを「邪魔するのではなく、リードすることである」

実力者に対して支配しようとする動きは必ず反感を買い、人のやる気を奪い、成果を下げる要因になります。「方向付けが重要となります

例え話ですが、手順派と考察派が意見がぶつかったとします。この時にやるべき事は「手順では(考察では)こうだから従え」というのは、相手の仕事と能力をただ傷つけるだけです。プライドと達成感に大事にしてないので、マネジメントとしては大失敗です。

しかし、彼らが同陣営ならば「勝利という方向付け」に向かうべきです。目標とゴールは狼陣営の全滅と同じ筈なので、手順でケアしながら考察を活かして、村の一番勝てる方法を議論し合える筈です。それならば、相手の誇りと達成感を傷つけません。

マネジメントの中では、相手の専門性を活かしたい時、相手のプライドと達成感を大事にします。

自分の強みだけで話し、相手に余計な事を言いモチベーションを奪い、村を支配しようとする人物に気を付けて下さい。彼らは村全体で勝利という成果をあげるのに、邪魔な存在になるからです。

■3.強みと弱み

強みとは、他より秀でてる部分であり、集中して注ぎ込むべき部分の事である。弱みについては解消できる事に越した事はないが、「致命的なものでない限りは、無視するか後回ししても良いものの事である

人それぞれ村に貢献の仕方があるのだから、相性の悪い人への考察を無理矢理出させたりしたところで、間違った判断をさせやすくしてしまう。自分の強みを理解してない人は、相性の悪い人へ得意分野以外の考察方法に手を出し、口を出し、村人同士すれ違う。

強みを理解してない人は、やってみたい事に挑戦してみれば良いし、理解している人がすべきなのは、他人の意見に突っ込みを入れる前に、「自分のすべき事に一点集中すべきである

例え1日1人であったとしても、複数人がそれぞれの考察を持ち合ってお互いの強みを生かせる組織であれば、その時点で狼の勝てる見込みはかなり薄いだろう。

そして結局相手の弱みに必要以上にダメ出しや意見をぶつけた所で、相手のパフォーマンスが向上する訳ではない。致命的なミスに繋がる時には、相手の弱みを指摘し強い部分で勝負させる方向に持って行く必要があるだろう。

ミスを責めて反省するのは、本人がすれば良いし、改善ポイントはそれこそエピローグでも話せば良い内容である事が多く、余計な一言で反感を買う行為は成果をあげる上で邪魔でしかない

■4.真摯さ

マネジメントの世界でよく使われる言葉だが

何が正しいかよりも、誰が正しいかに関心を持ってはいけない

仕事の能力より人を重視することは堕落である。

その人が知識があって聡明であって、どれだけ仕事が出来る人であったとしても、真摯さに欠ける人は、人を破壊するから。

よくコミュニケーション能力なんかなくても、仕事が出来て優秀であれば良い。という意見もあるが、下っ端であればその意見は一理あると思うが、マネージャーは無理だという事である。

人を重視するという事は、気に入った人間は頑張っているからといって村内で間違った事を言い続けても評価し、慣れあいは人を重視し過ぎであり志を低くする。

気に入らない人間は、仕事を評価せず、〇〇くんは仕事ができないからな~といってレッテルを貼り、人を破壊するし、村を滅ぼす。仕事にしても、仕事の内容が正しくない事について触れるべきで、誰が正しいか悪いのか考える職場は間違いなく離職率が高い。

占い真贋も正しい判断に繋がる考察を評価すべきで、誰の考察が良かった、悪かったかではない(すぐにそういう評価をしたがるが)

気に入った人のだけの考察を見て、気に入らない人の考察を否定してたらいけないという事。気に入らない人は破壊され、他の人は考察を出すのに萎縮させ、気に入った人の正しくない事に見向きもせず滅ぼしかない。

何が正しい考察か、良い考察か出しあえる環境が良い成果を生み出すのである。

正直な事、高潔な事、信念を持ってブレない姿勢こそが真摯さである。

村であれば要素の正しさの追求。狼であれば心理戦の駆け引きの追求。どちらにせよこういったところでの真摯さが全体に良い影響をもたらすのである。

■5.自分をマネジメントする

強みを生かすということは行動することである」 

良い組織であるためには、まず自分が強みを理解し行動に移す必要がある。

会社であるならば、会社のリーダーが良い上司でなければ、その会社は成功しない。コミュニケーションを怠ってたり、マネジメントの部分で目に付く部分があるのならば、上司をマネジメントして正しい方向に向けさせる必要があるだろう。

人狼でも、村全体を成果をあげるために、マネジメントをすることは、自分のためになるからだ。

村であるなら、誰の考察にチャレンジできるか?自分が率先して村に貢献できることを探し行動にする。...でなければ、誰が自分の意見を聞き、説得など出来るのだろうか?

そして弱みである事には致命傷(村が滅ぼす事)でなければ、触れなくても良い事である。モチベーションを下げる必要がないからだ。

プライドがなく、何をやったら良いのかわからない相手には指示出しも有効だと思うが、自分の強みがわかってて、モチベーションもある村人には「成果を求めれば良い

自分の弱みさえ知ってれば、専門外の知識で、余計な口出しをせずに相手に成果を求める事が出来るため、相手のモチベーションを下げる事なく任せる事ができるので、相手のモチベーションがあがり高い成果を得られやすくなる。(逆に相手には無理でも自分には簡単な事だってある)

得意な事は率先して行動し、不得意な事は任せる」ことが成果をあげることで重要。しかしながら、多くの人は自分の強みや弱みを理解しようとせず、自分で何がなんでも動かそうとして、不得意な部分で失敗しがちである。

例えば単体Aの事が苦手(弱み)ならば、占い師Aなど得意な部分に方向転換する方が、村への貢献度は高くなるのだが、それを理解してない人は、他の村人に単体Aの要素の噛みついてしまい村を破壊してしまうのだ。

■6.まとめ

ドラッカーのマネジメントについて全部を紹介しきれたとは到底思ってないが、より詳しく知りたい人は、実際に本を買ってみても良いだろう。もしドラなら一時期大量に売れた分、中古で簡単に安く手に入るだろう。

今回は心理の話ではなく、経営論の話になったのは、この経営論が人の集まりに対して有効であり、人狼ゲームも15人との人とのゲームだからです。

村を小さな社会と捉え、人と関わっていく上で成果をより大きくする、勝率を高くすることに対して一定の効果とヒントがあるからです。

もし、過去を振り返ってみて、損な行動だったなと思う事があれば、実践してみてください。それではまた

最終更新日:2022/07/04

2022年6月24日金曜日

60日目:ドラッカーのマネジメントを考えてみる①

よく私個人の話ですが、村という15人の村を1つの小さな社会として考える事があります。今回はマネジメントという視点で人狼について少し考えてみたいと思います。 

今回はわかりやすく村目線で書きますが、狼目線でも同じ事は言える筈です。


■1.ドラッカーってなに?

これはアメリカの経済学者の名前です。ドラッカーのマネジメント論で有名な人で、もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら(略称もしドラ)が一時期有名になったりましたが、そのドラッカーのマネジメントに関しての話です。

 

■2.マネジメントをする目的

村内で組織を作り、成果をあげるためです。人狼ゲームは確かに推理を楽しむゲームではありますが、最終目標は(村であれば)「人狼を吊るして、全滅させるのが目標」となります。

そして成果をあげるために「投票で狼を吊るさなければなりません」この目標に到達するためには、1人ではなく、票数を集める必要があります。組織票を集めて成果を出す事が勝利に結び付くから村人を「狼を処刑できる組織にマネジメント」する必要があります。

その為の工夫出来る事は何か?ということです。

 

■3.コミュニケーション

コミュニケーションが大事だとか、コミュニケーション能力だとか、コミュ症など今では普通に使われる言葉ですが、コミュニケーションの本質とは何でしょうか?

共通言語と共通理解の上に成り立つ意思の疎通(これテストに出るってよ)

情報の共有化が大前提であり、自分の意見を伝えるだけではコミュニケーションではありません。人狼ゲームでは、村人の多くのが要素を共有出来てる状態が、コミュニケーションが成立している状態と言えるでしょう。

確定情報が重要なのも、情報が共通理解された状態だからです。だから私は考察を急ぐのです。正しい考察より、「判定という情報が共有される事の重要性」を理解しているからです。

村の代表者の「的確な指示が人を動かすのではありません」自発的に動く優秀な組織は、例えば灰吊りから狼を吊る事が出来て、霊能者の判定で「全員が情報を共有出来た時に人が自発的に動きます。」誰かは黒判定を基にライン考察を始めたり、誰かは推理の間違いに気が付き単体要素の見直しをするかも知れません。

自身が誰かを狼を見つける事にあまり意味はありません。その見つけたプロセスを相手に理解できる言語で話をして、(専門用語は相手が疲れるだけです。平易な言葉を選ぶ必要があります。平易とは優しく簡単という意味です。)徹底的に伝えます

村を権力で掌握しようとする人に注意して下さい(私のいう事を聞け)。信頼(私の考えた要素を共通理解して欲しい)が重要です。

人狼はつくづくコミュニケーションゲームである一面もあるため、初心に帰ってコミュニケーションについて見直してみるのは大事だと思います。

「多くの有能なプレイヤーが自分のしてる事の理由は、誰にも明らかな筈だと思っている。そのような事はなく、誰も理解などしていない。成果をあげるには、自分をわかってもらう為に時間を使わなければならない」(ってドラッカー氏は言ってた)


■4.ミッション

村の中で大事となるのは、「何をやるべきか?」 

つまり「ミッションを定義すること」である。 質の高い議論をするには、議題が重要である。

各自が自由に考察や推理を披露したとする。とある人は灰の考察をした。とある人は霊能真贋。別の人は占い考察をする。

この場合、考えの違いや構想を理解する事は難しいだろう。理解をしてないのだから、占い考察をした人は、断固としてとある占い師Aを真と言い続けるだろうし、霊能真贋してた人は、断固として霊能の繋がりからとある占い師Aを偽と言い続けて、お互いに理解することなく、周りの人も共感しやすい言葉だけ拾って判断を下すだろう。

逆に村で1つの事に対して村人の多くが視線が向いてる状態は、村側全体が正しい方向を向きやすい。つまり成果を出しやすい( 共通理解によりコミュニケーションが取れてる)環境と言えるだろう。占い師Aに色んな人が視点が向いてる状態というのは、真や偽や様々な意見が出てくる状態であるからだ。

真贋にしろ考察にしろ手順にしろ、「村が勝つ為に有効なミッションか?無効なミッションか?」を考える必要がある。寡黙な人に対して考察を出せと言っても無理があるように、欲しい情報に(例えば、占い師を決め打ちしたいのなら占い真贋とか)対して議論できるだけの要素や考えれる人がいるのか?

村がやるべき議論(有効な議論)を考える事で、色んな人が動き出し、成果(正しい判断)を導き出す確率をあげるだろう。

■5.まとめ

今回は全部書くと長くなるので①と②に分ける事にしました。恐らく②では「専門性(スペシャリスト)」「強み(長所・短所)」「真摯さ」などのテーマから人狼で、それぞれの特性を生かす事で、村で成果をあげる話について書くつもりです。

①の部分では、「とにかく情報を共有すること」について焦点を絞りました。当たり前の話ですが、実践や現場では、それが難しいのでしょう。

その当たり前の事を感覚にしてしまう(それだとかなり有能な人同士しか出来ない)のではなく言語化し当たり前の事を実践で出来るようにしたのが、ドラッカーのマネジメント論だと私は思ってます。

基本の部分を思い出して人狼ゲームにも応用できたらなと思います。

最終更新日:2022/06/24

80日目:難読なプレイヤーでも良い

 お久しぶりです。別の世界の活躍のため人狼の世界で活躍することはないのですが、ネタはいくらでも残ってるのでたまにはブログを書こうと思います(最近はノートもちょくちょく出してますが)    今日はひねくれ者の視点で書きたいと思います。   ■1.読みやすい考察は重要か 重要です。(...