2024年1月22日月曜日

70日目:人狼ゲームは正体隠匿系の心理戦ゲームではない。

 今回は人狼ゲームの考え方について、皮肉持論をまとめた回ですので、誰かに参考とかを考えて書いてませんし、ちょっと過激な内容ですので、予めご容赦ください。

 

人狼ゲームはホンマに正体隠匿系ゲームなのか?

と問われれば、間違いなく正体隠匿系ゲームの一種であり、その側面は多くあることは間違いないだろう。村人になれば、正体を探り推理を当てなきゃいけないし、人狼側は正体をバレることなく過ごさなきゃ行けない。

多くの心理戦では、自分の手の内を晒して有利になることはあまりない。スポーツでも戦術を相手にバレてしまえば対策を練られてしまうし、ポーカーでハンドがバレてしまえば致命傷だし自分が強い手(真実)か弱い手(嘘:ブラフ)が相手にバレてしまえばどうしようもない。

もちろん人狼ゲームにもそういう側面はある。人狼側に限って言えば。 

例えば、初心者歓迎村で墓下の雰囲気を良くしようと、赤窓が最初がわかるような設定をした村に迷惑な複垢(複垢アカウントで村に入村する。もちろん禁止行為であり不正)が墓下で狼の正体を覗き見て、地上の本垢で推理するなんてすればゲームは成立しない。

それ以外にもうっかり誤爆してしまったり、人狼である明確な証拠を落としてしまえば、致命的だ。だから狼は発言に気を付けるし、自分の正体を明かさず、村人のフリをして過ごさなきゃいけない。なので正体隠匿ゲームという側面もある。

しかし村側役職はどうだろうか?

村人は狩人保護の名目で、狩人でないことを明かさないという面で正体隠匿の要素はあるかも知れないが、今はあまり見ない共有や聖痕者なんて、正体隠匿する要素はなくさっさと正体を明かして村のまとめ役になるし

占い師や霊能者なんて、自分が真だとバレた方が得である。

極端な例(過去にはそんな奴もいた気がするが)を言えば、暗号やシステムコピペなどで確実に真だと伝える方法が存在するなら、ゲームとして成立しない。

むしろこのゲームで行われてる本質としては、自分の心理を曝け出して、読み取って貰うゲームといえるだろう。これのどこが正体隠匿なんだ!?

と、ひねくれ者の屁理屈はさておき

 

真役職の方が攻撃的な発言になりやすいよね?(もちろん、優秀な狼の中には、そんな村人の心理を描写するのが上手い人も居るかもしれない。しかしそれは例外なのでひとまず置いとく)

 

自分の発言によって正体がバレた方が得なんだから、周りの反応は気にせず自分のやりたいことを発言することができる。隠匿する必要がないんだから。

自分の発言が人狼側であり見られる側では発言を見直す場合、どの程度の影響があるのか専門家ではないので定かではないが、掲示板などで発言を確定するまえに、礼儀を守った発言をお願いします。などのメッセージを表示したところ、3人に1人は書き直し有害なコメントが減ったという話を聞いたことがある。

この現象がもし狼側にみられるならば、狼側はヘイトを恐れ、自分の心理を隠匿し真役職側が気にせずに発言する人が存在するならば

攻撃的な発言。暴力的な発言というのは真要素となり、暴言という場合によっては禁止行為になるかなりグレーから黒い行為が自らの利益となってしまう。(村人の方がよっぽどヤクザなことは私は多いと思ってます。あくまで主観の範囲ですがね)

勝つためには合理的になるべきだ!暴言や攻撃的な発言も真とみられるなら積極的に活用すべきだしメタ真や暗号もどんどん活用すべきだ!その方が楽しい。というのなら、まぁ好きにすれば良いんじゃないでしょうか。尊敬はされないと思いますが、個人の思想まで咎める暇はないので


もし、百歩譲って狼でも同様の発言ができます。というのなら理解はするけど(逆手に取ってできる人が全くいない訳ではないので)

村人や真役職というのはバレた方が得になるので、都合が悪くなれば、村人の時だけ自吊り発言をしたり、 狼ではしない悪態をついてみたり、攻撃的な発言をしたりして、もし利益を得たとする。勝つための必要だと。

でも狼で同様の発言ができない事は、村人の経験が役に立たなくなる訳ですから、いざ隠匿する側になった時に苦労するかも知れない。

心理戦でも隠匿系のゲームでもないですよね? 

村人はメタ真に近い要素を読み取って貰い、反則にならないスレスレで攻撃的な発言で真を上手く伝えた方が勝てる伝言ゲームに近いのかも知れない。

 

ひねくれた意見かも知れないが、村側であっても自分の正体を隠匿して味方を悩ませてあげた方が(意地悪な上に足を引っ張ってるだけですがw)面白いと思える部分は増えますし、何より狼と動きが近くなれば、自身が狼を引いた時に動きやすくなる。

このゲームはどういうゲームなのか価値観はそれぞれだし、楽しみ方なんて人それぞれだ。それでも正体隠匿ゲームとしての人狼ゲームを守りたいのなら、例えその考え方が狼っぽくても自身の発言が他者にどういう影響を与えるのか?考えるようになれた方が尊敬もされると私は思います。

 

 

 

 

まぁ...お前が言うなって感じで説得力なんてないんだけどな。少なくても私は悪影響を与えるのをわかっててやってます(より質が悪いともいう)

2024年1月1日月曜日

69日目:2024年元日の挨拶

あけましておめでとうございます。2024年を迎える事が出来ました。昨年も村に入村する事は出来ませんでした。見物する機会もめっきり減って人狼の人とは思われなくなったかも知れません。

 

理由としては入村したところで楽しいと思えなくなったのは、ネガティブな風にも聞こえますが、もっと楽しい事を見つけたからとも言えます。(正月からネガティブワード言いたくないねん)

1つはサッカーですね。年末は多忙で触れませんでしたがFM24などサッカーのシュミレーションゲームにどはまりしたり、実際にサッカーの試合に観戦にいったり、ファンクラブに加入したりとサッカーの戦略やデータなども研究するのが、とても楽しいからです。

元々は野球のデータ分析から始まり、統計学をはじめスポーツ科学に興味があったのですが、それが転じて経済学や心理学に応用するような形で人狼ゲームも考えるようになりました。

プレイヤーとしてより研究者として、 客観的な目線で今後も関わって行ければと思っております。(新しい物事を発見するのが楽しいので)

日本では権威主義というかアンコンシャス・バイアスが蔓延し野球などプロのスポーツチームでは元選手であったり元々有名なプレイヤーが監督やコーチに就任しますが、海外ではそんな事はありません。何故ならデータ分析や統計学などの専門家と選手としての能力、競技者としての専門家とは分野が全く違うからです。

名選手は名監督に非ず。それもその筈、データや統計学。学問としての知識は全くの素人がその一番重要な職に付いてる訳ですから、何もかもがでたらめな意見しか出て来ません。

ではその専門家を連れて来れば良い!筈なのですが、元選手でもない人が物を教えたり選手を事を全く理解出来てないと、多くの人がバイアスで思い込んでるため、中々日本では実現しません。 (アメリカの野球では選手経験なしが最優秀監督賞を受賞したりしてます。シルト監督とかね)

 つまり何が言いたいかと言うと、必ずしも入村する事が上達の秘訣ではないという事です。(もちろん入村して結果を出さないと信じられないというバイアスの目で見たくなるとは思うだろうが) 当たり前ですが、何もしなければ良いとは全く話が違うので、そこは誤解無きよう。

地上の参加者とはまた違った視点で、関わって行きますという話です。誰もが当たり前だと思ってセオリーを覆すのって楽しいじゃないですか。

中々見学ですら今度は同村する機会はないと思いますが、現状に満足することはなく、もっと大きなスケールで物事を見れるように過ごしていく年にしたいと思います。

2024年もよろしくお願いします。

77日目:白取り推理はあまりしない。

 あえて使わない用語の続きにしても良かったのですが、白取り考察自体は普通にするので、あまりしないという題にしました。 ■1.前提として ■2.白取り考察の危うさ ■3.影響力の考察 ■4.ゲイン・ロス効果からの観点  ■5.黒取り考察しても必ずしも吊られる訳ではない  ■6.確証...