2020年4月23日木曜日

43日目:狼で何を話すか話題に困った時は掘り下げ

今回は、狼で中盤以降に白印象が失速して5dや6dくらいに吊られるタイプの狼について
それの原因の1つとその改善方法について


今回のテーマ:何を話すか話題に困ってしまった時にどうしよう?

というのがテーマである。

1.そもそも何故?話す話題に困ってしまうのか?



これは狼の場合、何かを話そうという意識が強く
全員の色を取らなきゃ行けない!みたいな強迫観念に囚われてるからです。
2人の村人について仮にAとBと2人の色について話題を触れたとしましょう

①Aは白いという考察を書く。
②じゃあ次はBについて話そう。
③Bは白いという考察を書く。
④こうして2人を書き終えた。
⑤次は何を話そう(ここで停滞する)

何かを話す話題を探している内に話せる話題がなくなってしまい
中盤以降に失速してしまうのである。

実際には灰は10人くらい居て初日は話す話題がそこそこありますが
ある程度固まって来ると、話す話題に詰まり、終盤まで持たないのである

2.この時に疑われる要素などについて


村人目線では、「もっと来て欲しかった」「探ってる気配がしない」
(ここは割と、ありがちな狼要素)
「最初は白いと思ったけど、あまり白くない」

話題が続かないため、徐々に印象が悪くなって行きます。

最初は優しく声をかけてくれたんだけど、後が続かなくて...というのは
友人関係などでもあまり優先度の高い付き合いにはなりませんよね。(話題逸れますが)

村人としても、白視は「自分の印象稼ぎ」で「私を見てくれてる訳ではなかった」と気が付いてしまいます。

そんな建前の白視だったと、悟られないためには、掘り下げる事が重要となってくる。

3.掘り下げる。継続視する。

同じ人の話題を継続して掘り下げ続けることで、先程の例よりも

①Aの人は白いと思う
②もっと白いとこはないか考察して掘り下げる。

この②の過程が加わるだけで最初の例よりも、長く話題を
話し続ける事が可能となる。

そもそも村人の場合は、いくら推理で推測しても
答えがわかる訳ではありません。気になったら、その都度問いただすし
何度でも掘り下げて確認作業を行うものです。

これらの村人が自然と行ってしまう事に近付ける事で
「探ってくれてる」、「見てくれてる」と思って貰えるのです。

「自分の白視を継続して貰いたかったら、見て貰いたい村人を継続して観察し考察を掘り下げ続ける事が重要」

幅広く見ようとして、話題を探し続けると、どれも薄くなり
白視の継続が行われず、中盤で失速の要因となります。

4.単純接触効果とか


単純な原理として、村人であっても自分がどう見られるかは気になります。
自分の名前が書かれてるだけで、目にも止まりやすくなり

単純に見られてる回数が多い、考察の回数が多い事は
好印象に残りやすい要因となります。

毎日声をかけてくれるだけで、印象というのは大分変わって来ます。
それに加え、パターンやレパートリーが増えれば、より一層、良い評価が貰える可能性が
高まるでしょう。

5.村人は手間のかかった白を重視する。


更に対話やアンカーでのやりとりが増えて、相手に手間を掛けさせれば
より一層に、相手へ返事を送ることで相手を覚え、認識することで
それらが白視へと繋がる可能性が高い。

「返事を送る」「対話をする」などの行為は
「相手の印象を覚える可能性が高い」

特に対話などのやり取りで、先にこちらが白視に繋げた場合
「よく見ている」といった印象だけではなく
好意の返礼として(返報性の法則)相手からも白視が返って来やすい。

この事からも、相手の印象に残るように、相手にひと手間をかけさせる
対話なども加えると、より一層白視を稼げる可能性が高くなる。

考察で一方的に白いと言われただけでは、まぁそうだね。って思われて終わってしまうので、そこから更に自分への印象を持たせる為には手間を取らせたい。

6.停滞感を感じさせない。


狼は思考が停滞するものなので
(狼を見つけることが出来ないため、偽装でしか思考を回す事ができない)
停滞しよいように。ではなく、「思考の停滞を感じさせない」ためにも

1人に対して、より注意深く掘り下げて見続ける事。
悩んでる時間と手間をかけることで、停滞してる村人像を上手く作り上げ
自然と長期間生き残る村人になりきれる事で
ぐっと狼の生存勝利がより一層近くなる。

止まってる事に理由を作り
誰かが気になって仕方なかったと、わかりやすく相手に理由を納得させること

特に村人は気になった部分にはしつこく食い付いてくるし
狼だと思った場所はしつこく絡んで来る生き物ですし
狼では出来なくても村だと出来る人多い筈。

それに負けないようにすること

7.何かを喋ろうと言う意識から掘り下げの意識へ

まとめると何かを喋ろうという意識そのものの傾向が強い人は
中盤以降に失速しやすく、相手からの印象が薄れてしまうので
同じ人物への喋りをより深く掘り下げる。

客観的に色を取る人数を減らして出力を下げてたとしても
主観的に出力は下げずに、下がってたとしても本人要素止まりにすること

特に白視を受けたい相手からは
相手の考察でも、盤面や他の視点から見て相手の要素でも
継続してやりとりを続ける事が、相手の継続した白視の獲得に繋がることを知っておく

狙った相手は、おはようからおやすみまでこまめに声をかけるくらいの気持ちで良い。

「基本的に全員に軽く順番に触れるだけのやり方は損である」
を知っておく。

「一通り全員の考察を書いたから良し!という発想をまず捨てる」

殆どの人は自分の名前を見れば反応するが
それが薄い内容でしかなければ、白印象にはならず(むしろ黒く見られる)
自分を良く見れてると思う人に対しては白視に繋がる反応を示す

見てくれてるのを気にするので、見ない事が
最近のあの人は冷たい!といった悪印象に繋がり黒視にも繋がりやすい。

単純ではあるけど、必要な気配りだと思うので今回の記事にしました。
「もっと見て欲しいのに見てくれないから黒」とか
「探ってる。見てくれてる感じがしなかったから狼」とか
言われる傾向にある場合は、少し気にしてみて欲しいです。

ほぼ私信の記事ですが、今回はこれで 20/04/23


2020年4月1日水曜日

42日目:嘘に苦手意識を持つ人

今回はエイプリルフールですので、嘘に因んだ話をさせて頂こうと思います。
考察より、メンタルの話だったり哲学めいた話なので

そもそも嘘が苦手じゃないよって人には無関係の話だと思いますが
(あまり役に立つ話にはならないと思う)
折角のエイプリルフールなのでね。

■1.まえがき
先の日記でも観戦した村で、まず一番最初に【狼は楽しいものだ】と
言ってたのが、とても感銘を受けました。
人狼ゲームで狼に苦手意識を持ってしまう人は多いです。自分が疑われたり
嘘に罪悪感」を感じてしまったり。嘘が苦手だから、人狼は苦手だ。と思ってしまいます。

しかし、人狼ゲームの醍醐味は、嘘を吐く狼が居て
その狼が居るからこそ成り立つ推理ゲームである。
より村人が、狼が楽しいゲームにするためにも、狼は楽しい

【狼はエンターテイナー】楽しいゲームにするために
狼の苦手意識をまず最初に解こうとした所が、感銘を受ける点でした。

■2.何故?嘘に苦手意識を持つのか?
物事の本当の色は「無色透明」である。

これらの言葉は、言葉のイメージや価値観によって色が付くことで
「フィルター」がかかり、苦手な色は無意識に拒否反応を起こしてしまう。

言葉には、同じ意味でも感じ方が違うことがある。高齢者→シニアのように
同じ意味でも感じ方を変えることで言葉のイメージが変わる。

「価値観」が「悪い偏見」となった時、苦手意識として反応してしまいやすい。

■3.嘘に持ちやすい「イメージ」と「色」
嘘吐きは泥棒の始まり ということわざは多くの人が知ってるし
子供の頃からは、「嘘はいけない物」として教えられ
嘘吐きと言えば、詐欺師だったり、悪い人のイメージは拭えない。

仮に色を付けるとしたら黒であり
「無色透明」から「嘘はいけないという価値観」によって「黒くなった」から
嘘は苦手だという意識を持つようになった。

価値観によって人は裁く。嘘はいけませんと怒ったりするのは
本来は無色透明の物事を黒く塗り固められたからである。
それが常識となって偏見となる。

世の中には黒を自覚しながら、開き直って狼をやってる人もいると思うが
苦手意識を克服するには、広い視野を持つ事で改善できる場合がある。
常識と偏見は広い視野で変える事ができる。

■4.価値観と偏見は広い視野を持つ事で苦手意識を克服できる。
広い視野で嘘を定義したらどうなるんだろう?
「嘘は人を悲しませるもの」「嘘は泥棒や詐欺師がやること」という定義なら
苦手な意識を持つのは、理解できる。

そこで嘘の定義を、もっと広い意味で再定義してみる。
役者はどうだろう?他人の人物を演じる事は嘘にはならないだろうか?
実際に起こったことのない、フィクション作品はどうだろうか?

これらの漫画、映画、ドラマなど様々の作品に感動した事はないだろうか?
相手を悲しませない、優しい嘘だっていっぱいある。

広い視野を持てば、嘘も人を幸せにする力もあるという事がわかった。
勿論、だからといって悪いイメージを否定する訳でもないし、物事は無色透明であって
使い方や、人それぞれの価値観によってどんな色にも変化し得るという事。

狭い視野:嘘=詐欺師=泥棒
広い視野:嘘=役者=物語
(無色透明のフラットな見方をすれば広い視野でも詐欺師や泥棒は含まれる)

■5.嘘も本来は無色透明の存在であったけど、楽しいものに変えられる。
狼陣営で勝利を目指して、村人をRPして演じて
村人を騙して勝利する事は悪い事?黒い事?

(嘘という表現が苦手なら、村人を騙る。村人を演じるという表現で良いのだ。同じ意味でも言葉を変える事で色は変わる)

そんな事はない筈だ、これは楽しいゲームだ。
楽しいゲームや物語には嘘はつきものです。

もっとも私は悪い事ですら、定義を変えれば
決してそれは、嫌な物じゃないと思う。
悪役こそ物語の華だと思う。
巨大な悪役が存在するからこそ、正義のヒーローは現れて、物語が生まれる。

「――――喜べ少年。君の願いは、ようやく叶う」
「判っていた筈だ。明確な悪がいなければ君の望みは叶わない。たとえそれが君にとって容認しえぬモノであろうと、正義の味方には倒すべき悪が必要だ」

とある作品の正義の味方を目指す少年への言葉である。
(有名な作品なので知ってる人が多いと思いますが)

推理するのが楽しい。村人が楽しい。という人が存在する限り
巨大や悪役、つまり倒したくて吊りたい狼は必要になるだろう
そんな願いを叶える為に悪役であることは、そんなに嫌な物ではない
より楽しいゲームにする為に、より感動を与える物語にするために必要なのだ

その人物に成りきって、私達は演じてるだけなのだ。
だから狼はエンターテイナーで楽しい物だ。狼がいるから人狼ゲームは面白い。

■6.あらゆる苦手意識に対して
苦手意識を持つ行動に対して
視野を広げることで、物事の価値観や常識や偏見の定義を再定義することで
変えて行く事が出来る。

例えば、人が関わるのが苦手だとして
虐めや暴力が原因だとすれば、暴力は悪い事は理解はする。理解はするけれど
人と関わる事=暴力に遭う という事ではない。(もちろん暴力も例の1つですが)
そうじゃない人はいくらでもいる事を知れば
暴力は苦手で良いし、それは当たり前の価値観だと思うけど
人と関わる事まで苦手意識を持つ必要はない。

人と関わる=趣味や知識が広がる=楽しい事を共有できる仲間
とも定義する事ができるからだ

■7.さいごに
視野を広く、物事をフラットに見れば、世界の色はきっと無色透明な色をしている。
それに色を塗る事で、価値観や常識や偏見となり、自分の意識が変わっていく

そして忘れては行けないのは、色を塗るのは自分だと言う事
これから物事に対してどんな色を付けても良い。

ただもし嘘に苦手意識を持ち、人狼役職が苦手だというのならば
願う事なら、今とは違う色を塗ってみて欲しい。(無色透明でも良いけどね)
視野は広く持てば偏見になどに囚われないよ。

あなたはどんな色をしていますか?

2020/04/01 
エイプリルフールだから、たまにはこういうテーマも良いよね

77日目:白取り推理はあまりしない。

 あえて使わない用語の続きにしても良かったのですが、白取り考察自体は普通にするので、あまりしないという題にしました。 ■1.前提として ■2.白取り考察の危うさ ■3.影響力の考察 ■4.ゲイン・ロス効果からの観点  ■5.黒取り考察しても必ずしも吊られる訳ではない  ■6.確証...