今日は日常も含めて、怒らない事の重要性について触れて行きたいと思います。
人狼の中でも、基本的に怒ったら負けです。 (例外はありますが)
スポーツのコーチで体罰の問題が取り上げられてるが、本人は相手のつもりを思った行動でも、指導力のないコーチは「自分の言うことを聞かせたくて」暴力という形で、相手にいう事を聞かせようとします。人狼でも言葉の暴力で言う事を聞かせようとしたら、言った側の負けです。
これには簡単に2つの問題点があります。
1つに、「どうすれば、他の方法で伝えられるのか?」を考える機会がなくなる。
具体的な説明や、理論。さらにどうやったらよりわかりやすく説得できるのか?人狼では考察を書いた側がより良い考察を書くために、考察や考え方の違う相手に対して怒るという事は「怒った側が成長する機会を逸する」からです。
言いたいこと、わかって貰いたいこと。伝えたいこと。これらをより上手にしようという考え方の中で、怒るという手段は最も短絡的で効果が薄く楽に逃げる方法論です。
つまり自らの方法や手段の拙さを未熟さを相手にぶつけてるだけで、更には自らの成長する機会を損失してるだけなんですよね。だから負けです。自分のために一切ならない。
2つに、「相手のためにならない」
本人にとっては相手のためを思って、こうすれば良い。と必死に怒って伝えようとするのですが、怒られた側というのは、その人を回避しようという行動になります。わかりやすく言えば、この人から話を聞こうとは思わなくなるんですよね。
更に重いストレスは作業効率にとって最も邪魔な物です。よく怒られ強いストレスを感じた人の創造性は50%以上、それを見た周囲の人すら30%以上低下するなどと言われてます。パニック、頭が真っ白になった上で自分の言う事を聞かせようだなんて、人外利にしか思えません。
つまり、相手や周りの事を考えてるのなら、相手のためにならないし効率が悪いので怒るという手段は極力避けましょう。ということです。
安易に怒り、感情的になる事は、自分のためにも相手のためにもならないので、自己満足の快楽だけで、怒りの快楽に慣れると、人から避けられ、成長しない人になります。
例外として、明らかに村内の効率が下がり、どう見たって人外利なので、役職で人狼を持ってる人にとっては手段の1つとして考える事はできるかもねってくらいです。特に村人のアピールとして感情を露わにする事は、必死さは伝わりますし、実際にこれで村を取られる人が居る以上、全否定はできません。
これらに対抗する手段としては
・村アピの中でも感情を露わにする事は、人外にとって簡単で楽な行為であること。つまり偽装する事なんて容易い分類である事を理解すること。
・人外によっては、村人の時以上に、村人に魅せようとするので、大根役者のように演技が大げさになる傾向があります。内容以上に感情的である場合は、「魅せ」である事を疑う事
・上記の通り、村人にとって感情的になる事の利は、感情的な本人がやや村人に見える(騙されやすい要素なのに)くらいしかメリットがなく、周りのストレスによって作業効率が下がるので、例え他の人の数倍は能力あっても(全体にデバフがかかるので)周りの効率が下がるので、全体の効率は下がるので整理吊りもやむなし。とも言えるので処理してしまう。
また、どちらにせよあまりスマートではないし、感情的になる事は、人から避けられ、悪印象を与える事も多くなり誰からも付いてこなくなるという事は、多用すればするほど、吊り縄にも近くなってきます。
では怒って感情的になる場合はどうすれば良いのか?
多くの本でも書かれるテーマである事な以上、この感情をコントロールするのは難しいから載っているのでしょう。しかしこういった負の感情というのは気が付く発想の源でもあったりします。
冷静になれと言って冷静になるのは簡単ではありませんが、それでもそういった人の特徴をよく捉えると、怒って楽するのではなく、考えを巡らせてるからだと思います。
・もっと伝えやすい方法はなかったのか?
・もっと別の手段はないのか?
感情を思考に切り替えることは、これらの怒りを自然と抑える事に役に立ちます。
考察が伝わらない、思い通りにならない事に対して相手が変わってくれるのを期待するより、「ならば他に考察で」とか「もっとわかりやすい」とか「そもそも何故相手はどういう考えを持ってるのだろう?」とか考えれば、自然と怒ってることそのものが馬鹿馬鹿しく感じてきます。
冷静だと言われる人は、感情をコントロールのが上手いというより、そこから思考に繋げて考えるのが上手い人なのだと思います。
思考に繋げる癖が付けば、怒りも自然と収まるし、自己成長に繋がり、人のためになる発言も出来て、説得力が増して成績向上にも繋がるので
怒りをただ否定もせず、そこからもう一歩考える癖を身に着けて行きたいと思います。ではまたどこかの村で
2020/11/30 (月に1回ペースをなんとか守れました。時間もなく今回は薄い内容になってしまいましたが、継続する事を重要としました。それではまた)