2019年11月17日日曜日

36日目:狼は狼を探さない。

※今回は私の主観による記事です。参考になるか、わかりませんがあくまで私、コミヤの持論ですのでお許し頂ければ。

狼が狼要素たる所以、私が村人時に考える狼要素として
「狼を探してない(推理してない)から狼」といった狼要素がある。

一見簡単過ぎるような要素。初心者でもわかりそう
(むしろ初心者の方が見つけやすかったりするかも知れない)
こんなのに騙されるの?と思っても殆どの村人がこれに騙される。
(オレオレ詐欺なんか笑えない)
簡単だけど、奥が深いからだ。

たった1行で狼だと説明できるのにも関わらず、殆どの村人は
何年も人狼を続けてても、本戦中、1日に数時間を8日を繰り返しても
狼は狼を探してないという、事実に気が付かず村を滅ぼして行く。

何故?この真実を見抜けないのか?には
巧妙な狼の罠が隠されている。
ここを解き明かせば、「なーんだ狼見つけるのって簡単じゃん。」
ってくらい推理は簡単になったら良いな。
という事でいくつか狼の罠について考えてみたいと思う。
特にここ最近の村に限って言えば、対策として十分だと思われる。


逆説、強い狼というのは
「推理してない事を黒要素に取られない」「言い訳が上手い」
「誤魔化すのが上手い」「むしろそういう村人像を押し付けるのが上手い」
狼に苦手意識を持たれる方は、白くなろうとして苦労するが
強い狼は、黒要素を取らせず、誤魔化せるのが上手いのです。

注意事項として、素黒い村人はこれらの行動について理解しておらず
狼と似たような行動を取りがちであり、またこれらの行動によって
狼の隠れ蓑にされてるのである。こういった村人でも行う行動に、狼が擬態することによって、狼は吊り縄を逃れているのである。

村人がこの行動を取ることも当然あるが、狼はそれ以上にありがちな行動を
何個か私用のメモにまとめてみようと思う。

・序盤は推理しない村人
これは序盤の推理なんか当たりっこない!という村人をトレースした形になります。
実際のところ序盤は村より狼の人数が少ないので、外れるのが多いので、外れるのを理由に推理を放棄する村人のトレース。襲撃か村人の人数が減ってから考えると言った形ですが、村の流れに乗りやすく、自分からの意見が少ないのが特徴。

「自然に推理を外す人は村人特有で、意見は少ないのに次々と当たるのは狼の特徴」と捉えておけば対策しやすい
(仮に当たる村人が居たとしたら、まぐれかよっぽどスキルが高いかに限るので、スキルが高ければ自然とログに現れるだろう)

・推理苦手
推理しない。も推理苦手。も似たようなもんですが一応。
あくまで推理苦手の申告、「推理が苦手なのは思考停止する理由にならない」です。
苦手と言っても苦手なりに意見を出してくるのが村人ですが
推理苦手を理由にサボリ、それ以外の要素で、村人を助けたり
自分は観客席から村人に突っ込みやヤジを入れるような形で参加して来ます。

・手順屋
これも推理苦手な狼の応用ですが
手順屋、後述の盤面屋なども該当するが
それらを自称することで、村の地位を確立した上で
自らは推理を行わない方法。
「狼を倒す手段は提案するが、自ら倒そうとはしてなこない」のが、この手の動き
最終日まで行くプランを提示するが、そこから村の勝ち筋ではなく
自分(狼)にとって都合の良いだけのプランニング。企画書を作成はするが実行力はない。

・盤面屋
盤面が動いてから推理をするから、
それまでは自己紹介程度の役割でしかないとったタイプ。
地位を確立して吊りを避けながら。
後述の白取りに近いが、「この人は違うといった、狼候補を絞らせる形で村に貢献する」

「冷静な判断役という、村人像の押し付け」が大体の目的。
一見してクールに思われますが、情報を落とさない場合は、要注意だと思われる。

・戦術論
盤面屋や手順屋とほぼ似た理屈。
戦術論は、村狼が共通で喋れる話題である。
それを知ってるか知らないか?でしかないので
知ってる人が喋れば、知らない人にとって益となるが
本質的には共通の話題なので狼でも喋りやすいジャンル。

・リアル事情
リアル事情によって、村に参加が出来ないという話。
当然、誰にでも急遽という事はあり、村人にも当然起こり得るが
(特に体調関連:余談だが、私は疑われる事に対しての精神的負担を含めて、体調崩す人は黒要素として計上することにしている。)
偶然であっても、「狼を探さない機会を得てしまっている」
特に1日目から2日目あたりで、見えない情報、少ない情報から狼を探っていく日を
サボる機会を得られた貴方は、3日目以降、襲撃や判定など
増えた情報を活かすことで、とても序盤よりは喋りやすいだろう。
上記の行動を組み合わせれば、で自然と
「喋れれば村に貢献してくれる」と思わせ難を逃れるだろう。

合法的に狼を探さない機会を得られてしまった。村人はよく警戒しよう

・ライン考察
狼にとって、真占い師などの村人陣営を狼陣営と仮定し
実在しない狼とのラインを考えることは、狼を探すフリには持って来いだ。
ラインは幻想といったように、村人同士のラインは切れと取られて困る事もないので狼にとって非常に喋りやすい手段である。(ラインは幻想の使い方はそうじゃない)

ライン考察は、そもそも前提として
「どこが狼なら。で話すので、そもそもどれだけ狼はどこだ?」の元に話をしなければ
意味がなく、そういった要素が見られないライン考察は、警戒した方が良い。

・疑い返し
疑われた先を狼陣営とすることで、狼を探しを楽にする方法。
仮に疑いをかけるところを排除できれば、自分の敵も減る一石二鳥である。
疑ってくる村人を排除する為に、その人を排除する事に意識が向き
狼を探す事をやめたら、それは狼を探してるのではなく、自分の都合が悪いだけなのである。

・C編成
C国狂人を警戒して
占い先をCを占わないようにして村に貢献を示すなど
Cへの警戒心を見せることで、一見推理してるようにも見えるが、
狼を探すという本質を忘れている。


・白取り型
一番見分けが付かないタイプだが
「白取りはあくまで狼を見つけるための手段」である
狼を見つける為に、白取りで候補を削ってるのであって
村人を探すためではない。

このスタイルは、「誰を疑う事もなく、角を立てずに推理に没頭できる」ため
村や狼という枠を超えて多くの人が使いやすい。

この人は村人だから、それ以外から吊り。と言えば
多くの人を、疑いにかけることなく処刑できるとこに強さがある。

この為、狼を探すという村人の本懐を忘れて
「白い位置を白いと主張することにリソースを割いてく傾向が多い」
そこまで白取れてるなら、その人視点で狼だと思われる位置に視野が向くか否かで
判断すると、白取りが狼を探すための白取りか、自分が村での地位と信用を獲得して生き残る為の白取りか見分けが付きやすい。



まとめ
ぱっと思いついただけで、様々な手段。方法で
狼は狼を探していない事を村人の合法的手段として取らせ
黒要素を誤魔化す。そういう村人のスタイルだと取らせる事に長けている。

これだけの手段があれば、狼を探していないから狼と言うのも容易ではない上
村人が似た行動を取ってしまう事はいくらでもあり、それらが狼の隠れ蓑となることは多いにあるだろう。

特に、スキルが上達してない村人や寡黙な村人が多い村人では
これらを駆使する狼にまで縄を届かせるには、困難になるだろう。
狼を探さない事への指摘は、これらの村人によって和らげられ、狼の隠れ蓑として容易で、動けない村人を処刑するだけで勝ちに近付けるのだ

しかしながら、狼要素を全く知らないと知っているでは
ログの読み方、推理とは何?に躓いてしまい。何年やっても
どうやったら良いのか?わからない。と、なってしまうため

「狼は狼を探してない」を知っていて意識して読めば、それなりに
誰が狼であるか?のコツを掴むきっかけとなってくれれば幸い。
狼は色んな手段を使って惑わしては来ますが、「根本的に狼を探してない」
という事を覚えておくと良いだろう。

もちろん狼は色んな手段を使って、黒要素を誤魔化して村の中に入っていって欲しい。
「白くなる」と思うとハードルが高いので、「黒を誤魔化す」つもりで狼はやってみて欲しい。

今回は持論も多く、参考になるかわかりませんが
少なくても私は、狼を探しているか?という基準を持って
推理の軸の1つとして使ってますよ。と紹介させて頂きました。
誤魔化す手段が多く、騙されてる人がいっぱいいるなと
思ったので、この記事を作成しました。

誤魔化す手段は多いですが、基本的にワンパターンで
(狼探してないよね。に繋げるだけのワンパターン)
再現性も高く、要素が単純で説得にも向いてるため、私にとっては
オススメの手段です。

奥が深く、難しいけど、理解さえすれば単純なメソッドで推理ができます。

それでは、また
面白い意見や、こういうパターンあるんじゃない?というのもあれば
嬉しいです。

最終更新日:2019/11/17



77日目:白取り推理はあまりしない。

 あえて使わない用語の続きにしても良かったのですが、白取り考察自体は普通にするので、あまりしないという題にしました。 ■1.前提として ■2.白取り考察の危うさ ■3.影響力の考察 ■4.ゲイン・ロス効果からの観点  ■5.黒取り考察しても必ずしも吊られる訳ではない  ■6.確証...