今日はツイッター上で話題にあげた「虹色の戦略」についての解説
1.虹色の戦略について
現実の詐欺師や自称超能力者や占い師などがよく使う人を騙すテクニック。
トリックの手口の1つ。相手の心を掴む技術である。
人狼でこの技術を悪用すれば、明日から例え貴方が『人狼』の役職を引いてても意図的に村人に思い込ませ騙せる事ができるし、この戦略を知ってれば『人狼』を見つけるテクニックになるだろう。
その1つを今回は特別に紹介する。
何故なら狼のトリックを全て解き明かしたら人狼ゲームは
今まで以上に村人有利のゲームになってしまうからね。
2.虹色の戦略とは何か?
「対極的な傾向について同時に述べる」ことである。
人狼で置き換えて考えてみよう。
「この人はとても白い、でも気になる点が部分がある」
こういう発言は思い当たる節がある人は多いのではないだろうか?
気になる部分などで、表現を曖昧にしているが
要は「この人は白い、でも黒いとこあるよね?」と発言している考察です。
内向的だけど、時々外交的、1人を好むけど、たまに寂しがり屋
こういう事言われませんか?
「1つの傾向について指摘をして、付け加える形でそれとは対極的な傾向の指摘をする。」
この方法には様々なバリエーションがあり応用が出来るため『虹色』の戦略である。
3.どのような効果が得られるか?
対極的な事を述べているため、他にも白くみてる人にも疑っていて黒くみてる人
その両方から好印象を与える事ができる。
また疑われた人も、ただ疑われたら印象を悪く与えてしまうが
白い部分も提示される為に、印象を落とさせる事がなく話は進む。
虹色の戦略を知らない殆どの人狼PLは、例え知的な人であっても
間違った事を発言をしている印象を与えない為、冷静でよく考えてる。
とてもまともな発言者であると印象を与えれるからだ
「村」か「狼」かの言及を避けながら
どっちにも取れる表現。
つまり「虹色の戦略」を使い、「自分は見ています」と能力のアピールをする。
発言者が村にとって有用な村人であることを印象を与えれば、
(インチキ超能力者や詐欺師もそうやって信用を得ている)
村で生き残れる人になるだろう。
4.使用する上での注意点
狼が無意識で普段から使ってしまう手口だが、村側が似たような挙動を取る場合がある。
1つに両視点を可能な限り追っていたり、本当に村か狼か悩んでる村人の場合がある。
狼のモデル「この人は村だろう、この要素はちょっと気になるところだが」
村のモデル「ここは村だと思うけど、この要素は狼でもあるかも知れない」
狼は両方とも取れる主張をして「見てますよ」「自分は信頼のおける人ですよ」「狼を探す能力がある人ですよ」と見せてくる。
それに比べ、村側は「どっちだろう?」「判断に慎重」と
判断側の視点で「悩んでる」姿勢が見られる。
この2つから「虹色の戦略」を使用しているのかを突きとめると良いだろう。
基本的に「どっちなんですか?」と聞かれた時に、村人なら悩んでる傾向が強く
狼は白いと言って印象を落とさないように心掛けるだろう。
(あくまで私から見ての予測になるが)
少し余談だが、もし私のブログを読んでる暇人の人狼PLが多く居て
「虹色の戦略」がよく使われる言葉になるとしたら、狼が意図的に使用するのは注意した方が良いかも知れない。無意識で狼が使うテクニックだが、意図的に使えばより村人を騙せる機会は増えるが、それと同時に見抜かれる人も増えるからだ。
私のブログが読まれてる事は、素直に嬉しいの一言に尽きるが。
5.無意識に使われるタイミング
狼がよく無意識で気が付かずにこのテクニックを使ってると紹介したが
どのような場面で使われるのか?それは
「SGの候補で残しておきたい」「自分の能力をアピールしたい」
この状況が2つ重なってる状況下ある。
この状況下では、狼は無意識に「虹色の戦略」のトリックを使ってくるだろう。
何故、SGの候補に使われるのか?
噛む予定の村人や懐柔が目的の場合は
「虹色の戦略」より「明確な白視」の方が優れてるから。
能力をアピールする場に於いては(虹色の戦略<明確な白視)
「正解を答えた方がより、能力を示すことが出来る」ので
あくまで、「白視と言うと疑い先が困る」相手に虹色の戦略を使うケースが多い。
「明らかな明言を避けて、能力を示したい」
白く見て貰いたい(継続して白く見て欲しい)タイミングで使用される。
また詐欺師が自分の話を信用して貰うために使う技法なので
この技法を使うのも狼側が使用するケースが多い。
「虹色の戦略」を見た時は、狼ではないかと疑ったが、やはり狼であったケースが
少なくても私の中では多かった。
もしも、自分が白く見て貰いたいと思いやすい狩人や
吊られ恐怖症の疑われやすい村人に当たってしまった場合は、全ての考察に絶対の正解はないと思って欲しい。
6.最後に
騙すテクニックが多ければ、悪用すれば人を騙す事も出来るし
同じ手口で騙されなくなる。つまり村人でも狼でも強くなれるということだ
数々ある手口のうちの1つを紹介させて頂きました。
強くなる秘訣は、とにかく1つずつ知識を増やす事。
絶対の正解がないゲームでは、これらの知識は全てが正解とは滅多にならない。
しかし精度には結びつける事ができる。正解に近くなる。
それを1つずつ増やしてく事でしか、正解は中々得られない。
とはいえ、まだまだ正解させない狼の奮闘は期待したいところなので
気が向いた時に、騙しのテクニックや知識は紹介することになるだろう。
個人的には悪用して村人を滅ぼして欲しいと願ってます。
それではまた
2019年5月18日土曜日
2019年5月3日金曜日
27日目:成果を出せる人の考え方は100点ではなく30点を目指す
ちらほら聞く話ですが、地上参加に限らず、ログ読みに何時間をかけるという方がいらっしゃいます。
とある人狼PLの言葉をそのまま引用しますが、15時間のログの読み込みをした初心者プレイヤーと15分のログの読み込みをした上級者プレイヤーなら、吊られるのは初心者です。これが現実です。
これは何故なら、人狼では考察を書いて、吊り希望を出すゲームです。
「発言しなければ、何時間読み込もうが、どれだけ読み込みに力を入れて努力をし続けても『寡黙』です」
よく、人狼は『説得』とゲームとは言われますが、
私は『発信』するゲームだと考えています。
発信すること、発言することで評価される。
寡黙なら整理吊りだし、無発言なら突然死です。
つまりログの読み込みとは『発言』に繋げるために必要であって
ログの読み込みだけでは、何も意味がない。ということです。
ログを読んだことで何かを発信できて、始めて意味を持つのです。
「読み込みはインプット」「発言など『発』するのはアウトプット」
まずは感想でもログを読んだら「発言に繋げる」と、とても良いし
実践で発言に繋げられれば、ログ読みも成果を持つことになります。
(余談ですが、ログ読み+キャス配信も素晴らしい方法だと思いました)
この事をまず知らないと、落とし穴に嵌ります。何時間もログ読みに没頭して
どう発言をしようと悩んでる人より、パッと見て思った事を発言する人の方が
成果が出るのは当たり前です。
「読み込みの時間は、一定の量以上はいくら読み込んでも大差ないでしょう」
深読みが重要だと考えてる人は、特に注意が必要でしょう。
だから15時間のログの熟読より
15分のログ読みが勝つ現象が起こり得るのです。
どう発言や考察を出して、相手に評価されるか?
発信つまり「発言力」が大事な世界だからです。
発言力に読み込みの時間は、あまり関係ないですからね
では、読み込みに時間をかかってしまうのか?(やっと今回のテーマ)
①間違える事が出来ないから
②変な発言をして疑われるのが怖いから
③喉の使い方の問題
人狼ゲームの特徴からして上記の理由が挙げられると思います。
(もっと色々ありそうだが、このブログも30点を目指して記事を作成してます)
①間違える事が出来ないから
熟読する人の話を聞いてると、全発言を一字一句まで
読んでいる傾向を感じます。勿論それは私もなんですが、さらっと読んでるので
違いは恐らく、1発言毎に「考えているから」だと考えてます。
占う人は1日1人。吊る人も1日に1人。
極論を言えば、1日2人見えてれば十分です。
特に序盤は、自分以外なら、およそ11人以上~14人の判断が必要になります。
(聖痕や霊能が確定するか、あるいは役職的に対抗の役職が確定してるかによるが)
序盤動くのが苦手な人は最大14人判断を間違えずに判断してるように思います。
「どんなに読み込みを努力しても、間違える時は間違えます」
上級者なら間違えない。も幻想です。
勝利条件は狼は村人と同じ人数にするのが条件であり
全てを正解されたら負けではありません。
村側は間違え過ぎない事を重要でミスを減らす事が重要ですので
自分以外の14人のうち、わかりやすいところから判断して行く事が重要です。
となると、全体の発言の内、わかりやすい要素が落ちてる全体の1~2割から
役職を推理して、あとはさらっと読み流すことが必要な動きになります。
②変な動きをして疑われるのが怖いから
①にも繋がりますが、100点を目指してる人が多い印象です。
「どんなに脳内で素晴らしい事を考えても、発言に繋がらなければ、未完の作品です。」
とある人狼PLの言葉をそのまま引用しますが、15時間のログの読み込みをした初心者プレイヤーと15分のログの読み込みをした上級者プレイヤーなら、吊られるのは初心者です。これが現実です。
これは何故なら、人狼では考察を書いて、吊り希望を出すゲームです。
「発言しなければ、何時間読み込もうが、どれだけ読み込みに力を入れて努力をし続けても『寡黙』です」
よく、人狼は『説得』とゲームとは言われますが、
私は『発信』するゲームだと考えています。
発信すること、発言することで評価される。
寡黙なら整理吊りだし、無発言なら突然死です。
つまりログの読み込みとは『発言』に繋げるために必要であって
ログの読み込みだけでは、何も意味がない。ということです。
ログを読んだことで何かを発信できて、始めて意味を持つのです。
「読み込みはインプット」「発言など『発』するのはアウトプット」
まずは感想でもログを読んだら「発言に繋げる」と、とても良いし
実践で発言に繋げられれば、ログ読みも成果を持つことになります。
(余談ですが、ログ読み+キャス配信も素晴らしい方法だと思いました)
この事をまず知らないと、落とし穴に嵌ります。何時間もログ読みに没頭して
どう発言をしようと悩んでる人より、パッと見て思った事を発言する人の方が
成果が出るのは当たり前です。
「読み込みの時間は、一定の量以上はいくら読み込んでも大差ないでしょう」
深読みが重要だと考えてる人は、特に注意が必要でしょう。
だから15時間のログの熟読より
15分のログ読みが勝つ現象が起こり得るのです。
どう発言や考察を出して、相手に評価されるか?
発信つまり「発言力」が大事な世界だからです。
発言力に読み込みの時間は、あまり関係ないですからね
では、読み込みに時間をかかってしまうのか?(やっと今回のテーマ)
①間違える事が出来ないから
②変な発言をして疑われるのが怖いから
③喉の使い方の問題
人狼ゲームの特徴からして上記の理由が挙げられると思います。
(もっと色々ありそうだが、このブログも30点を目指して記事を作成してます)
①間違える事が出来ないから
熟読する人の話を聞いてると、全発言を一字一句まで
読んでいる傾向を感じます。勿論それは私もなんですが、さらっと読んでるので
違いは恐らく、1発言毎に「考えているから」だと考えてます。
占う人は1日1人。吊る人も1日に1人。
極論を言えば、1日2人見えてれば十分です。
特に序盤は、自分以外なら、およそ11人以上~14人の判断が必要になります。
(聖痕や霊能が確定するか、あるいは役職的に対抗の役職が確定してるかによるが)
序盤動くのが苦手な人は最大14人判断を間違えずに判断してるように思います。
「どんなに読み込みを努力しても、間違える時は間違えます」
上級者なら間違えない。も幻想です。
勝利条件は狼は村人と同じ人数にするのが条件であり
全てを正解されたら負けではありません。
村側は間違え過ぎない事を重要でミスを減らす事が重要ですので
自分以外の14人のうち、わかりやすいところから判断して行く事が重要です。
となると、全体の発言の内、わかりやすい要素が落ちてる全体の1~2割から
役職を推理して、あとはさらっと読み流すことが必要な動きになります。
②変な動きをして疑われるのが怖いから
①にも繋がりますが、100点を目指してる人が多い印象です。
「どんなに脳内で素晴らしい事を考えても、発言に繋がらなければ、未完の作品です。」
話の途中まで傑作だったアマチュアの動画は沢山ありますが、終わらせるのが重要です。
1日に1回決定時間。つまり締め切りがあります。
どんなに読み込んでも、完成されてない未完の考察で間に合ってなければ
「寡黙」と一緒です。
15時間のログ読みをして、未完の考察のまま寡黙の状態の人と
15分のログ読みで狼の特徴を1人ぱっと見つけて考察して作品を完成させた人では
圧倒的に15分の人の方が評価されます。吊られるのは寡黙の人です。
更に、意気揚々、意欲満々でログ読みを沢山して、色々考える事は良いこともありますが
最高の発言を求めすぎると、
「時間がかかりすぎて」「見直し」や「修正」をする時間がなくなります。(最重要候補目)
よって「時間をかけた分、レベルの低い、クオリティのない」という結果になってしまい
占われたり、吊られたりします。
また決定時間には投票は出切ってしまってますから、説得も考えるならば
「投票を出す頃には作品を提出してないと評価が投票に反映されない」
つまり評価されるには、投票が出始める前までに「作品を完成させる事」
そして、後から「完成された作品(考察)」から「見直し」や「修正」を行って
精度やレベルの高さ、クオリティをあげて行きます。
これを実現する為には、①の「判断しやすいとこから考察する」
②では「100点の考察を目指して、悩み過ぎて未完のまま終わらせる考察より、30点の考察を目指して完成させた考察の方が評価される」
100点の考察:悩み過ぎて未完のまま「何もしないで1日が終わりやすい」寡黙になりやすく、また完成させてもクオリティが低くそして「深く悩んで出した結論の為、ロック思考に陥り間違いが修正できない。」よって成果を出せない。占われる吊られる。
30点の考察:判断しやすいとこを判断して簡潔に物事を伝えて、考察を完成させる。評価されやすく、後から修正して見直しが出来る為、精度もクオリティも高く成果を出せる。占われない吊られない。
30点の考察は時間と労力も有効活用してますが、100点の考察は時間も労力も使う上に評価されにくく、疑われやすいので疲れて体調を崩しやすくなります。
省エネや手を抜く事に罪悪感を覚える人は
「とにかく100点の1つの考察より30点で沢山の作品(考察)を書ける人の方が評価されやすい」と覚えとくと良いでしょう。
この技術は村でも狼でも使えるし、使える人は安定して生き残れると思います。
③喉の関係
少喉にありがちな事ですが、発言や思考を灰に置かれ過ぎて
30点の考察を書いてくれる人が少なく、判断しにくい場合があります。
「喉とは発言を評価される為にある」と思って置くと良いでしょう。
④まとめ
最終的に修正してミスが少なく狼を吊りきれば良いので
難しいとこは判断しない。わかりやすいとこを判断して30点の考察でも
とにかく評価されることが重要です。
100点を目指すと、悩み過ぎてログ読みにも時間がかかり
ロッカーの要因となり、難しいとこを無理に判断して結果として
30点を目指した考察よりクオリティの低い物が完成されます。
ロッカーの人はインプット(ログ読み)を重視して
アウトプット(発言)が疎かな傾向もあります。
ロッカーを改善する為にも
「簡単なとこを判断」「あとから修正する」「見直しする」
つまり30点の目指して
「完成させて」から後から考える癖を付ける事が重要です。
(100点じゃなく80点を目指せという言葉もあり、感覚として一理あるんですが、個人的にはもっと30点くらいで良いと思いました)
このブログも30点ですが、100点の記事を目指して没にするより
多くの記事を書く事を目標としていますので、後から修正する事を意識して
今日の話を終わらせようと思います。
あとで修正や追記するかも知れません(保険)
それではまた今度
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