今日は白と黒の境界線の話。今日はちょっと狼行動のついても
【狼side】
人狼では、人それぞれに村と思う基準、狼と思う基準があります。
そして、その境界線というのは、とても曖昧に出来てます。
白く見られてたのに、ちょっと疑いや思い込みですぐ狼に思われる人
黒く見られてたのに、保護されたり、白く感じてしまって村に思われる人
「狼では黒い行動を、黒と疑われない」ことが勝利に直結します。
(もちろん黒い行動を出来る限りしない。というのも違う勝ち方としては当然ありますが)
例題として、
①発言が狼を探してなく黒く見えた。
②でもラインや状況では切れてるから村だろう。
この2つが重なった結果、村という結論が出た時
【①の要素ではこの人を「狼と疑えなくなります」】
他の人が同じ要素を出したら吊られます。
しかしこの人は狼を探してなくても吊られません。
「この人の白の境界線が人より広いからです」
いわゆる、黒要素→個人要素(この人だから仕方ないよね。村で通るよ)として拾われます。
現実を例に置き換えると
(悪い事は当然してはいけませんが)
どこまでセーフ(白)かアウト(黒)は人によって異なります。
・暴行をして、事件として一回で訴えられる(黒でアウト)
・好き嫌いはどちかと言うと大嫌いでも、自分で抱え込んで事件として明るみに出ない(グレーだが白の扱いになってしまう)
当然、暴行は許されない行為だが、仮に親しい人(白要素)などの要素が
加わることで訴える事が難しくなる。これを「グレー範囲の拡大」とする。
(グレーは黒い行動だけど、白の扱いとなる部分の事)
同じ人、同じ要素であっても、白と黒の境界は曖昧で人それぞれです。
「白かった人は、ちょっとでも気になる部分があると、すぐに黒塗りされるが」(グレー範囲が狭いから)
「黒かった人は、その黒さを超える黒さ、或いは白要素を覆されるような事がない限りは本人要素(この人だから仕方ない)で通せる」(グレー範囲が広い)
A.序盤吊られそうだったけど、吊り逃れ出来た上に村要素も拾われた
B.序盤から村視を受けて、村の中心人物として活動して来た。
AとBがいたら、一見はBの方が地力も感じるし、Bの方が生き残りそうには思えますね?しかし、実際に生き残りやすいのはAの方である。
Aは「序盤の黒要素を上回る黒要素を出さない限り、疑われにくい」
Bは「まだ誰も疑いを向けて来なかっただけで、どれが黒要素として指摘されるか、わからない」
Aは、誘導しても狼探さなくても疑われない状態
Bは、何か塗られる要素を誰かに持ってこられたら疑われる状態。
狼としての動きやすさは、当然Aの方です。
これは「黒要素を容認された」からです。つまり同じ行動をしても疑われない
白の境界が広く、容認される範囲が人より広いからです。
序盤に吊り逃れしたまま勝ち切る狼は、この様な事が起きてるのではないだろうか?と
推測してます。霊能ロラなどを行っているうちにするすると黒視が白視に変わり、吊り逃れするのです。
以前に序盤は黒いくらいが丁度良いと発言しましたが
これの意味は「どこまで黒い発言すると、吊られるのか?吊られないのか?」を見極める事(グレー範囲の認識)。そして「黒い発言をしても吊られない(グレー範囲の拡大)」ようにすることが大事という意味です。
黒いけど吊れない狼ほど、厄介な物は居ません。
黒要素を見つけたとこで○○だから仕方ない。と片付けられて
誘導や村の破滅に導いても○○だから仕方ない。と片付けられてしまいます。
これではどうしようもありません。
人によって白と黒の境界線は違います。
そういう奴だと思わせて、吊りに向かう行動を相手にさせなくなったら
ほぼ狼陣営の勝利と言って良いでしょう、
黒い行動を村側の行動として受け入れて貰える事は重要です。
例えば、SGを吊る動きと
村が推理して吊る動きは似ているし曖昧です。
推理が下手くそで村を吊ったと思われるのか?
狼がSGにして吊ったと思われるのか?同じ行動でも線引きで見られ方は変わります。
「一度通した黒要素は再び通しやすい」それを村の行動と読んでくれるから
「序盤ピンチでも吊り逃れしたら、逆に勝利へ大きなチャンス(グレー範囲を拡大するチャンス)」です。
なので、諦めるのが早い場合も多く、序盤の捕まる狼も紙一重で勝てるケースも多々あります。序盤に疑われる事の利点も多くあるので、活用してみたいですね。
【村側side】
村側で考えた場合は
「この黒さを許したら疑えなくなる」と思ってたら
これ以上を踏み越えて来た者は、吊ると安定して勝てるようになります。
例えば、疑い返しをする村人のモデルだと
「あいつは自分を疑ってる。だから狼だ」を村人の行動として許してしまった場合
(推理ではなく、自分の都合の悪い人だけを吊ろうとしてる黒要素を黙認)
実際に狼候補として疑いを持っても、疑い返しという行動を許してしまってるので
疑うのが難しくなる。
つまり疑い返しを許された場合は、村で自分の都合の悪い人だけを
吊る行動を取れる。という事になります。
いや、許容できないでしょ?と思ったら吊って行くしかないです。
人数が多ければ考える必要がありますが、この黒要素は許しては行けないと
線引きを自分の中で持っている場合は安定して勝ちやすくなります。
「人によって境界が曖昧だと、吊り逃しの要因となり得るからです」
狼を吊り逃した時、他の人より要素を甘く見てたのではないでしょうか?
思い当たる場合は、黒の線引きを意識する事が安定しやすい。
(狼は白の線引きを広げさせる事が勝利に影響を与えやすい。)
まとめ
・1つの白い要素などで、黒い行動を許容されてる場合、その行動は許容されたに等しい。
例えば、ラインで白いから単体の黒さは無視されるなら、黒い事はやりたい放題である。
余談ですが、「ハードルを下げる」などと言われる行動の原理も
黒要素を許容させる為の行動と言えるでしょう。
今回は狼での私の持論が主でした。
参考になるかはわからないですが、面白いと思って頂けたら何よりです。
また参考になる面白い話は募集してますので、いつでもお寄せ下さい。
それでは
2019年4月22日月曜日
2019年4月17日水曜日
25日目:序盤に吊られないためには
今回は序盤に吊られないようにするために意識してる事です。
吊られない人の持論は参考にならないかも知れませんが...(あくまで持論ですから
吊られる人の特徴として「印象に残らない」事が挙げられる
これらは村だ狼だという前に吊られがちで、これらを改善することで
評価される。つまり狼を吊れる。または騙せる人になれる訳です。
①寡黙
もちろん、「何もしてない」から「印象に残らない」これは寡黙も含みます。
発言がなければ、村か狼か判断する材料がないので、判断しやすい場所で
判断しないと間違えやすくなる要因になるので吊るしかありません。
また放置したとこで、判断材料が増える見込みを序盤で判別する事も出来ないので
寡黙から脱する事、これは村でも狼でも最初の条件になると思います。
寡黙から脱するには
1.ポイントは使い切ろう
2.票出しはしっかり出す
3.誰が村と思うか?狼と思うかの意思表示をする。
②内容寡黙
誰々は村です。とだけ伝えても、殆どの人は
それが何故村なのか、伝わりません。わかりにくい表現を使う、
文章が長すぎて読みにくいなど、文章の書き方で損してる人もいます。
他者から見向きもされてない場合も、とりあえず占おう吊ろうの対象になる
慣れない狼の傾向として「村側をやってる時の思考の軸がないと、中身や根拠がないまま、誰かを村視狼視しがち」(狼視点で答えは見えてるが、村の時の判断するまでの過程を構築できないため)
内容寡黙を脱するには
1.わかりやすい文章を書く
改行や句読点を使う。フルに文字を詰め込まない。など
2.何を伝えたいのかを明確に
「彼は村です。どこがどうしてだから彼は村なのです」
何故そう思ったのかを綺麗に伝えると良い評価を得られやすいです。
③コミュ障
何を喋ったら良いかわからない。
序盤は特に情報がないところからスタートするので
自分から話題が振れないので、行動が能動的になりやすく
何か行動をしようと思った時に、疑われていて窒息して吊られてしまいます。
自分の考えを主張するだけで、評価が高くなければ、序盤中盤終盤どこかで
吊られるケースが増えるため、相手の考えと擦り合わせる。
考えを共有して行く動きが求められるでしょう。
余談ですが、墓下やエピでは活発に喋れたりします。
長期人狼では、ID公開でもない限り、特に1日目は知らない人や特徴が掴めない人と喋るので、早いうちに相手の特徴を掴むこと。
得意分野ではよく喋る特徴もあるので、喋りやすい工夫を持つと良いのかなと思います。
④悩み過ぎ
色々考えてるうちに時間が過ぎて行く方です。
完成した作品しか見せたがらないので、序盤では色々考えてるだけで
何もしてないように傍から見えてしまいます。
やるやる詐欺で、色々見て行こうと発言はしても、結局忘れて見ていない場合もあり
何も成果を残してないので、吊られる方です。
納期を守る、ラフでも良いから作品を出す→評価される。
沢山読む、良い考察を書きたいから今は出さない→評価される前に吊られる。
改善する方法として
ファーストチェス理論というのがあります。
これはチェスのプロが盤面を見てすぐに直感で決めた一手と
30分悩んだ一手は86%一致する。という事です。
(初心者に当てはまることではないので注意)
相手の発言から気が付いた事、気になった事というのは
悩んだ結果の結論と一致する事が多いです。
(また悩んだ結果より良い結果になるとは限らないというのも注意)
⑤まとめ
この項目でも重要なのは
「発言や考察を評価される段階に至ってない」ことが挙げられます。
①では経験不足
②では文章を伝える力
③では相手へ目を向ける力
④では考えすぎ
とにかく、発言を評価される事が重要。
統合すると「発言の軸のなさ」ですね
特に悩み過ぎてる場合は、おおよそ悩む前と後の中身はおおよそ変わりませんから
評価されない分、損してると思います。
特にAさんの村狼を悩んでる間に別のBさんがAさんの評価を書いてしまえば
悩んでた人は何も発言することなく、またしたところで、Bさんが既に書いてる事ですから評価されません。「タイミングを逃す」ことになります。
発見や閃きは、とにかく簡潔にまとめて先に伝える工夫をする。
特に軸をもってそこから発想を広げられる人は、喋りやすい環境を作ること
(特に狼では、間違える心配が少ないので悩むケースは少なく、安定して処理から免れやすく、狼の方が喋りやすいと思います)
後から発言を見直したり違う発見があった場合や
村の状況から判断が変わって
修正する必要があった場合は、その時に修正すれば、間に合います。
まず序盤に吊られないように、積極的に発言をして
「発言が評価されるようになって」発言を振り返れるし
ここが黒かった、白かったどこを改善しようのステップに行けます。
ある程度、発言力を持てば、序盤の吊りからは遠のく事が多いです。
(占いはここ怖とかあるので、一概には言えませんが、発言量が多くて疑われるようなタイプの人は吊りよりまず占いに当たるケースの方が多いです。)
納期(決定時間)は守ろう。というのが今日の話でした。
体調もそうですね。序盤喋れなければ、評価にすら値しないので
成長もないし何も言う事はありませんので。
吊られない人の持論は参考にならないかも知れませんが...(あくまで持論ですから
吊られる人の特徴として「印象に残らない」事が挙げられる
これらは村だ狼だという前に吊られがちで、これらを改善することで
評価される。つまり狼を吊れる。または騙せる人になれる訳です。
①寡黙
もちろん、「何もしてない」から「印象に残らない」これは寡黙も含みます。
発言がなければ、村か狼か判断する材料がないので、判断しやすい場所で
判断しないと間違えやすくなる要因になるので吊るしかありません。
また放置したとこで、判断材料が増える見込みを序盤で判別する事も出来ないので
寡黙から脱する事、これは村でも狼でも最初の条件になると思います。
寡黙から脱するには
1.ポイントは使い切ろう
2.票出しはしっかり出す
3.誰が村と思うか?狼と思うかの意思表示をする。
②内容寡黙
誰々は村です。とだけ伝えても、殆どの人は
それが何故村なのか、伝わりません。わかりにくい表現を使う、
文章が長すぎて読みにくいなど、文章の書き方で損してる人もいます。
他者から見向きもされてない場合も、とりあえず占おう吊ろうの対象になる
慣れない狼の傾向として「村側をやってる時の思考の軸がないと、中身や根拠がないまま、誰かを村視狼視しがち」(狼視点で答えは見えてるが、村の時の判断するまでの過程を構築できないため)
内容寡黙を脱するには
1.わかりやすい文章を書く
改行や句読点を使う。フルに文字を詰め込まない。など
2.何を伝えたいのかを明確に
「彼は村です。どこがどうしてだから彼は村なのです」
何故そう思ったのかを綺麗に伝えると良い評価を得られやすいです。
③コミュ障
何を喋ったら良いかわからない。
序盤は特に情報がないところからスタートするので
自分から話題が振れないので、行動が能動的になりやすく
何か行動をしようと思った時に、疑われていて窒息して吊られてしまいます。
自分の考えを主張するだけで、評価が高くなければ、序盤中盤終盤どこかで
吊られるケースが増えるため、相手の考えと擦り合わせる。
考えを共有して行く動きが求められるでしょう。
余談ですが、墓下やエピでは活発に喋れたりします。
長期人狼では、ID公開でもない限り、特に1日目は知らない人や特徴が掴めない人と喋るので、早いうちに相手の特徴を掴むこと。
得意分野ではよく喋る特徴もあるので、喋りやすい工夫を持つと良いのかなと思います。
④悩み過ぎ
色々考えてるうちに時間が過ぎて行く方です。
完成した作品しか見せたがらないので、序盤では色々考えてるだけで
何もしてないように傍から見えてしまいます。
やるやる詐欺で、色々見て行こうと発言はしても、結局忘れて見ていない場合もあり
何も成果を残してないので、吊られる方です。
納期を守る、ラフでも良いから作品を出す→評価される。
沢山読む、良い考察を書きたいから今は出さない→評価される前に吊られる。
改善する方法として
ファーストチェス理論というのがあります。
これはチェスのプロが盤面を見てすぐに直感で決めた一手と
30分悩んだ一手は86%一致する。という事です。
(初心者に当てはまることではないので注意)
相手の発言から気が付いた事、気になった事というのは
悩んだ結果の結論と一致する事が多いです。
(また悩んだ結果より良い結果になるとは限らないというのも注意)
⑤まとめ
この項目でも重要なのは
「発言や考察を評価される段階に至ってない」ことが挙げられます。
①では経験不足
②では文章を伝える力
③では相手へ目を向ける力
④では考えすぎ
とにかく、発言を評価される事が重要。
統合すると「発言の軸のなさ」ですね
特に悩み過ぎてる場合は、おおよそ悩む前と後の中身はおおよそ変わりませんから
評価されない分、損してると思います。
特にAさんの村狼を悩んでる間に別のBさんがAさんの評価を書いてしまえば
悩んでた人は何も発言することなく、またしたところで、Bさんが既に書いてる事ですから評価されません。「タイミングを逃す」ことになります。
発見や閃きは、とにかく簡潔にまとめて先に伝える工夫をする。
特に軸をもってそこから発想を広げられる人は、喋りやすい環境を作ること
(特に狼では、間違える心配が少ないので悩むケースは少なく、安定して処理から免れやすく、狼の方が喋りやすいと思います)
後から発言を見直したり違う発見があった場合や
村の状況から判断が変わって
修正する必要があった場合は、その時に修正すれば、間に合います。
まず序盤に吊られないように、積極的に発言をして
「発言が評価されるようになって」発言を振り返れるし
ここが黒かった、白かったどこを改善しようのステップに行けます。
ある程度、発言力を持てば、序盤の吊りからは遠のく事が多いです。
(占いはここ怖とかあるので、一概には言えませんが、発言量が多くて疑われるようなタイプの人は吊りよりまず占いに当たるケースの方が多いです。)
納期(決定時間)は守ろう。というのが今日の話でした。
体調もそうですね。序盤喋れなければ、評価にすら値しないので
成長もないし何も言う事はありませんので。
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